0001陽気な名無しさん
2018/08/14(火) 07:21:37.59ID:mWpoer8W0かつて、その幼少期に接触をしていたという年上の“先輩”についてそう語るのは、現在、北海道西部でその余生を送る元農業・富樫武雄さん(仮名・87)。
富樫さんの話によると、彼が小学校4、5年生だった当時、当時暮らしていた北関東のとある地域においては、その“ヤマの兄さん”が、富樫さんら当地の少年たちにとって、憧れの存在であったのだという。
「なにせね、走るのも、ボールを放るのも、あのあたりじゃ一番よくできる人でね。
たしか、私なんかより、5つぐらい上だったと思うんだけれどもさ、そりゃあもう、みんなが兄さんを慕っていたほどだったよ」
そんな少年たちの羨望と憧憬の念を一身に受けていたという“ヤマの兄さん”。
しかし富樫さんが12歳になった年のある夏の日、彼らは“ヤマの兄さん”から、思わぬ仕打ちをされてしまったのだという。
「ある日ね、兄さんがだしぬけに“ちょっと小屋に行ってみよう”って、言い出したの。
ちょうどね、あのあたりじゃ、山の中腹ぐらいに、炭を焼いたり、森の仕事をする時なんかに使う小さな作業小屋があってね。
そこへ行こうと。でも、実際に行ってみると、これがまた妙な話でね……」
ある夏の日の昼下がり、“ヤマの兄さん”から作業小屋へと誘われたという富樫さんら少年たち。
何か新しい遊びでも教えてもらえるのではないかと、その小さな胸を躍らせて小屋へと向かった彼らを待ち受けていたのは、“ヤマの兄さん”による思わぬ仕打ちだった。
「小屋に入るなり、“ヤマの兄さん”、みんなに服を脱いで裸になるように言うの。
けど、私らは子供だったから、てっきり、そこから沢にでも入って水遊びでもするんじゃないか? って思ってね、すぐに裸になったよ。
けどね、そしたら“ヤマの兄さん”、私ら全員の裸を、下から上まで舐めるようにしてしばらく眺めて、いきなり、“これから儀式をやる”って。
もうそこからは、それこそ身の毛もよだつような体験だったよ……」
時折口ごもってしばらく沈黙し、
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