基本死活事典は読みました。
これを初級者が持っていたほうがよいだろう、とも思います。
(安くない本なので、あくまで「無いよりはあったほうがよい」程度のニュアンスです)

そして、初級者に向かっていきなり「この本で囲碁の勉強しろ」というのは非現実的であるとも思います。
例えるなら、中学1年生に買わせる英和辞典のようなものでしょう。

この手のリファレンスは、収録内容に網羅性があって初めて価値があると思います。
なので、簡略化したものを作っても初級者の役にはたたないでしょう。
(単純に収録語数を減らしただけの英和辞典が、中学1年生の英語学習に適しているか?というと、そうではないと思います)

なので、死活事典の簡略化したものを目指すというのは、少し方向性が違う気がします。