そうですね。
「どこに打つのがベスト」というのは、弱いうちはなかなかわからないものです
(私も今でもわかりません)が、
「ここに打つのはダメだな」というのは、強い人から弱い人まで、実力に応じた知見を明文化できると思います。
例えば、ルールを覚えた直後の人でも、「いきなり1の1に打つのはダメだろう」とか
「敵のカケツギにいきなり放り込むのはダメだろう」くらいのことは分かるでしょう。

自分が理解しているつもりの理屈であっても、あまりに実力がかけ離れた人に対して
「なぜこの手がベストか」を説明しようとすると、
論理が飛躍しやすくなります。

なので、大筋としては(あくまで大筋なので、すべてそれだけで押し切るものではありませんが)、
  「ここに打つのはありえない」という必要条件を積み上げる
  → 必要条件の材料が多くなるほど、必要条件の交わり(論理和)が狭くなる
  → 思考の効率がよくなる

これを繰り返すことで、最終的には入門者用の理論体系ができるのではないか、というのが私の言いたいことです。