将棋は始める年齢が遅い
羽生でも最初に将棋をやったのは小学校低学年で本格的に始めたのはもっと後
森内みたいに小学校中学年で始める例も珍しくない
羽生世代が出てくる前は下の毛がボーボーになってから始めてタイトルとった奴もいたぐらい
そして奨励会でも遊びほうけてる奴がゴロゴロいる

これに比べれば囲碁は昔から本格的に囲碁を始める年齢は比較的早い
だから単純に考えて勉強した量は多い(はず)
もちろん院生も奨励会と同様に遊んでるのは同じでぬるい世界ではある
そしてこんな状態でも日本人は「幼いころから厳しい競争を勝ち抜いて〜」とか言っちゃうわけだな

じゃあお隣さんの韓国や中国はどうなのかというと、囲碁を教える保育園や幼稚園があり、小学校では学業そっのけで囲碁漬け(体罰有り)
この段階から異常なほど厳しい競争でふるいにかけ最終的にほんの一握りの人間だけが生き残るシステムを作り上げている
たとえ同じ才能の持ち主でも日本の環境でぬるく育った奴とこんな環境で鍛えられた奴じゃ全く違う成長を遂げる

このように、レベルが上がれば低年齢化と早期教育が進むのは当然でそれについていけるかどうかの問題になってくる
特にこの手のゲームはパターンを覚えれば覚えるほど強くなるからな
日本がそれについていくのは無理なんだよ
これがお受験の勉強なら潰しもきくけど囲碁なんかやってもプロになれなきゃ詰むだけなんだからな