>マルクスやヴェーバーとか、社会学者は基本的に宗教批判するけど、
>その頃と比べても宗教はまるで無くなっていない

かれらの時代から200年もたっていない。

宗教の発生は自然界の不可思議の前で人間が超越的な存在をイメージしたところにある。
しかし科学知識によって多くは克服された。
自然の不可思議は宇宙や素粒子へと広がっているわけだが、
その不可思議に対して人間は宗教で対処しようとはしていない。
近代科学の成長とともに宗教は相対化され、歴史的な存在と認識されるようになった。
社会を律するツールとして、実利的な道具としての宗教は社会的な存在として受容されている。
それだけのこと。
その存在性に意義がなくなれば宗教は死滅する。
「死後の世界」を求めない、その想像を必要としない人間の意識の解放、成長した未来社会が可能とすれば
その意義は無くなる。
ま、棋士云々の話とは別。