>>423
>君の例題の示し方が間違っているよ。
>石埋めを途中で止めた図で比較しようとするから、
>訳が分からないことになる。
え? 単純に解決しない碁形を創作して例示するのが目的なんだけど?
普通に切り賃が正しく計算できる図を載せて何か意味があるかな。

>>423 >地を限界まで埋めた図ですべき。
>>424 >純碁で最後まで打たないという行動が「理解しがたい」
純碁ルールや中国ルールに "限界まで埋めろ","最後まで打て"って規定があるか?
"限界" とか "最後" とかって、「意味わかんないし」って言われそうだね。
どのタイミングでパスしようが対局者の自由でしょう。
例6で言えば、純碁ルールの対局で、黒番なら
(例6')
  ┏〇●┯●
  〇〇●┼┨
  〇〇●●●
  〇〇●┼┨
  ┗〇●┷●
と、2手だけ手入れして黒1子勝ちで終わらせるのが手早く合理的と
思う人がいれば、それを実行すれば良いし賛同もできる。
実際、現行中国ルールや純碁ルールだと任意の碁形で勝敗判定可能。
現行ルールで、判定が "訳が分からないことになる" ってことはない。



本題に移ると、要するに現行の中国ルールに切り賃を導入しようとするから
"訳が分からないことになる"、訳の分からない事が起こり出す。

切り賃を導入するには、中国ルールに2眼(以上)の生き、1眼の生き(セキ)、
眼の無い生き(セキ)等は、日本ルール同様に定義しないといけなくなる。
そのうえで、繋がっている石、切られている石も定義しないといけない。
欠け眼生きは、繋がってはいなくて切られていない石となるのかな?
そして最大の制約が、終局時に外ダメが空いていることを禁止すること。
または、ダメを介して切れている石の切り賃を求める手法を定義すること。

(例9)手残りでダメの空いた終局図
  ┏●〇●●●┯●┓ (コミなし, アゲハマなし)
  ●●〇●┼●〇●〇
  ┠●┼●┼●〇●┨
  ●┼┼●●●〇●〇  純碁ルール   黒6子勝ち
  ┠┼〇〇〇〇〇●┨  現行中国ルール 黒3子勝ち
  ●●〇┼┼┼〇┼〇  現行日本ルール ジゴ
  ●●〇┷┷┷〇〇┛

上図の様に、純碁ルール,現行中国ルール共に直感に反しない勝敗判定になる。
そして、この碁形で切り賃を計算することは現状では出来ないと思う。
初心者に終局時に、手残りだしダメが空いたままの様な下手な碁を打つな
と言っても仕方ない。
繰り返すが、現行ルールなら、下手な碁でも判定が "訳が分からないことになる"
なんてことはない。切り賃を考えなければ、日本ルールでなければ。


ちょっと調べた限りでは、切り賃に関する考察が殆ど見つからなかった。
そこで、個人的に考えて見てところ、現行ルールで
 「切り賃を切り捨てた」という判断には相当な『合理性がある』
と感じたんだけど。