江戸時代の家元みたいに行政府に保護されてるわけでも
何でもないのだから、段位免状を出して良い権利は日本棋院(と関西棋院?)
にしかないという考え自体、時代錯誤も甚だしい。

カルテルやトラストと同じ考え方してて、しかも新規参入をこそ泥呼ばわりとか、
しかも批難する理由が「俺たちの金蔓が無くなった」とか冗談じゃない。
それじゃゴロツキの考え方だろ。
だいたい日本棋院が金儲けできて嬉しいのは関係者だけだし、
考え方が常識人からズレ過ぎていて頭がおかしいとしか言いようが無い
まあそういう人間が経営を行うから当然のように赤字体質になるんだろうけどね。

各団体が発行する免状の間には権威の差しか無いのだから
その権威を捨てて金に走るのは責められて当たり前で
因碩初段みたいな段位のばら撒きを苦々しく思っていた人間も多かったのは事実だろ。
寧ろ現代的には寡占状態を責められる立場にあると考えないといけないのに。

実際方円社とか裨聖会とかいろいろな団体が段級位認定をやっていた時期もあるし、
坂田栄男とか前田陳爾とかだって日本棋院のやり方に不満を持って
棋院から独立して新団体を作ろうとしたことあるでしょ。
坂田は秀行と同じ団体じゃなかったっけ。