白暗…ロプト…竜王……
なんだかもうわいわいやってる感じがしてメイドはいいもの…

何気なくてけとーに書いたこいつら元々どんなメイドだったんだろうという妄想

メイド1号「山賊でした」
メイド2号「海賊船乗ってました」
メイド3号「………は?」
メイド1号「だから賊だったんだって」
メイド2号「3号も野良メイドだったでしょう?」
メイド3号「そ、そうだけど…賊まではやってなかったし」

〜 野良メイド 〜

クビになったり主家がつぶれたりして職を失ったメイド。
IFで賊の敵と戦うと賊たちの中にちらほらその姿が見受けられる。
食うために戦闘能力活かして賊入りし社会問題化している他、
ご主人様を見つけて就職するためメイドスキルのアピールを図ろうとして
人の家に勝手に入って掃除や洗濯をするなどなりふり構わない事まで仕出かす者がいてやはり問題になっている。
しかもクビになる程度の家事スキルの者が多いため、皿は割る、アイロンは焦がすなどアピールにならない事が多い。

メイド1号「田舎の貴族様のところに就職してたんだけど没落して解雇されちゃって」
メイド2号「メイドになろうと片っ端から履歴書出したけどどこも面接通りませんでした」
メイド3号「それ、元メイドですらないような…」
メイド1号「3号は?」
メイド3号「…ご主人様がマクベスに不正献金して逮捕されて家が潰れて野良化……」
メイド1号「やばい、話が重くなってきた」
メイド2号「就職浪人辛くなって港町でやけ酒してたら起きたら海の上にいた。海賊船乗る契約書に知らないうちにサインしてた」
メイド3号「おい」
メイド2号「船乗りの勧誘ってだいたいそうなんだって!船乗りも海賊もそもそも大差ないし!」
メイド1号「中世の海軍かい。いやFEはそういう世界観かも知れないけど」
メイド2号「来る日も来る日も潮くさい海賊のパンツ洗濯してたよ……何か月も海の上漂って…獲物の船襲う時は一緒に戦わされたし…」
メイド1号「何気に家事の修行にはなってたんだね。で、どうして覇王家に?」
メイド2号「ミルラ様が間の悪さを嘆いて吐いたブレスで船が沈んだ」
メイド3号「おいおい」
メイド2号「で、船長が謝罪と賠償求めにいってそのまま逮捕されていくとこ無くなったしお腹も空いたんで…」
メイド1号「あ、それで私と出会ったんだ!私も賊がベルン署の摘発で壊滅して逃げて彷徨ってお腹空いて…覇王家の裏から出るゴミに食べられるものないかなって探ってたら2号が寄ってきたんだったよね!」
メイド2号「そーそー、そしてごそごそやってたらアメリア様とジョキングしてたご主人様が通りかかって…うちに来るかって…」
メイド3号「モブにも人生ありみたいな…壮絶なストーリーね……」
メイド1号「FEって動乱の時代だし、ディール要塞にいるスナイパーや勇者、オレルアン城の魔導士二人をキャラ付けした箱田先生みたいに、モブにも人生あり人間性ありでいいじゃない」
メイド2号「で、三号は?」
メイド3号「え…えーっと……な、なんとか就職したいなーって…覇王家に忍び込んで…メイド隊に紛れて仕事してみようとしてすぐ捕まった」
メイド1号「それ、噂のロプト組?」
メイド2号「見た事はないけど…」
メイド3号「わかんにゃい…ふつーのメイドだったけど…もしかしたらふつーのメイドの振りしたロプトメイドだったかも…」
メイド1号「で…そしてご主人様が通って…まあいいだろ。それくらい。的な?」
メイド3号「うん、ふつーは叩き出すとこなのに器が大きいよね」
メイド2号「だよね」
メイド1号「ご奉仕してさしあげたい」
メイド3号「それ、他のメイドも思うくらいはあるけど口にはしないから!」
メイド2号「プロ度が特に高い人たちはすごい割り切ってるとこあるしね。すごいなあ」
メイド3号「そろそろ仕事しよう」
メイド1号「そーね」
メイド2号「そろそろレベル5くらいには上げたい」