>>298 猫のペロペロと聞いて思い付いてしまった。

スクリミル「若い連中が舐めあったりそんな話をしてるが、毛繕いか?」
カイネギス「うん……あー、お前はそのままでいろ」
スクリミル「?」


リィレ「にゃー、これで隊長と仲良くなれたかにゃ? それにペロペロされてる隊長、可愛かったかも……ぅ……」

 慌てて物陰に隠れる

リィレ「ちょ……ちょっとやり過ぎちゃったかな〜……ケホッ……ケホケホ」毛玉吐き
ベロア「……じー」
リィレ「(ゾクッ)な、何、この気配!!」
ベロア「あの……」
リィレ「何よ……ってこの気配、まさか狼!?」
ベロア「ガルーです」
リィレ「に゛ゃー! お願い、食べないで、私食べても美味しくないよー!!」
ベロア「食べません、食べる……と言うか飲むならエフラムさんの(ダキュンダキュン!)の方が活力になりますので」
リィレ「さらっと凄いこと言ってるこの子!!
    ……で、何の用なの?」
ベロア「その……要らないなら、それ、下さい」毛玉を指差す
リィレ「はい? どうするのよこんなの」
ベロア「コレクションにします、毛玉は色々ありますが、猫さんの吐き出した毛玉はまだ持ってません」
リィレ「コレクションって……変わってるわねー」
ベロア「良く言われます……でも良いです、エフラムさんとか、メイドさんとかわかってくれる人はいますから」
リィレ「はぁ……まぁ良いわ、持って行きなさいよ」
ベロア「(パァ!)ありがとうございます」シッポブンブン
リィレ「うゎ、嬉しそうね……」
ベロア「あ……申し遅れました、私、ベロアと言います、ありがとうございます、猫のお姉さん」
リィレ「どういたしまして、あたしはリィレよ」
ベロア「ありがとうございます、リィレさん、またお会いしましょう」
リィレ「ええ、またね……変わってるけど面白い子だったわねー」