投下させていただきます。

クリス「マルス様、突然お呼び立てして申し訳ありません」
マルス「構わないよ、珍しいね、いつもは用があればこっちに出向く君が僕を呼び出すなんて」
クリス「申し訳ありません、本来仕える身の私からはあってはならない所業と解ってはいたのですが」
マルス「いや、怒ってるわけじゃないんだ、それで、どうしたのかな?」
クリス「ぅ……その……」
マルス「?」
クリス「はぁ……ふぅ……正直、洒落た言葉は苦手なのではっきり申し上げます。
    マルス様、私は…! 貴方が好きです!」
マルス「! クリス……それって……」
クリス「はい……私は、主君としてではなく、男性として、貴方をお慕いしております。
    従者として、このような想い、あっては為らないとずっと想っていました……でも、もう、抑える事が出来ません……」
マルス「クリス……」
クリス「申し訳ございません……身の程知らずにもこんな事……」
マルス「そうじゃない……君は僕の大切な仲間だよ……君の想い……とても嬉しく思う……でも、君は良いの?」
クリス「私が……良いとは?」
マルス「君も知っての通り、僕にはシーダを始め、6人もお嫁さんがいる……そんな男に良いのかい?」
クリス「マルス様……私は、マルス様が彼女達を含め、多くの人々に慕われる素質をお持ちの方だと知っております。
    そして、そんな貴方に愛される皆様を見て、とても羨ましく思っていました」
マルス「クリス……ありがとう、とても嬉しいよ」
クリス「マルス様……」
マルス「君には、始めて会った時から色々と助けて貰っていたよ。
    僕にとっても、君は大切な人だと思っている……こんな男で良いのなら、僕は、君が欲しいと思う」
クリス「マルス様……本当に、良いのですか?」
マルス「それは僕の台詞だよ、本当に、僕で良いんだね?」
クリス「はい……貴方が……いいえ、貴方でなければ……」
マルス「ありがとう、クリス、僕は、君を受け入れる、みんなと一緒だけど、君も愛して、大切にするよ」
クリス「マルス様……とても嬉しいです、ずっと、貴方をお守りいたします……貴方の隣で」
マルス「ありがとう、クリス」チュ
クリス「/// マルス様のキス、とても甘いです」
マルス「みんなと一緒にポッキーゲームをしてたからね、望むのなら、君ともしたいな」
クリス「はい……マルス様の、お望みのままに……」

 それから嫁達に彼女を紹介した、シーダを始め元々知り合いが多く、他の者も彼女の誠実な態度にすぐに受け入れられた。
 それから約束通りにポッキーゲームを実施し、甘い雰囲気を醸し出したのは確かであった。