セツナ「…………すぅ」
カザハナ「ちょっと、寝ちゃ駄目でしょ。こんなんじゃまた講習会で落第点取っちゃうじゃない」
セツナ「……難しいね」
カザハナ「はあ〜……あたしも人のこと心配してる場合じゃなかった……続けないと」
セツナ「…………」
カザハナ「だから寝ちゃ駄目だって!もっとやる気出さないと終わらないよ」
セツナ「やる気……無いわけじゃない」
カザハナ「寝落ち寸前で言われても……」
セツナ「カザハナも全然進んでないように見えるけど……」
カザハナ「う……し、しょうがないでしょ」
セツナ「大変だね……」
カザハナ「だからセツナも他人事じゃなくて……はあ……駄目……やる気出ない……」
セツナ「よくわかる……」
カザハナ「分かってもらってもどうしようもないんだけど……何かご褒美でもあればなあ」
セツナ「ご褒美……誰から、どんな?」
カザハナ「そりゃあ……って、い、いちいちそんなこと言わせないの!」