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歴代FE主人公が兄弟だったら 63章 [無断転載禁止]©2ch.net

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0001シャロン@皆さんっ!総額でいくら課金しました?
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2017/08/01(火) 23:54:12.45ID:5AakZIhJ
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という前提で
彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
http://medaka.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1496421599/

旧保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

新保管庫
http://wikiwiki.jp/fe-brothers/

雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/
0156助けて!名無しさん!
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2017/08/14(月) 18:55:32.06ID:P9wKarFO
>>155
なんと秒単位で書き込み時間一致するとは…
ヴェロニカも少しは懲りたんだろうか…それとも…
0157助けて!名無しさん!
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2017/08/14(月) 19:54:06.18ID:8Z9UCFTS
ヒーニアス「フハハハハ!!聖魔ときて真っ先に私を出すとは公式も分かっているな!!」
ターナ「いやエイリークとエフラムが先」
ヒーニアス「しかも専用武器扱いではないか!!やはりこの双聖器の主は私しかいないのだな」
ターナ「弓兵はみんなフォレストナイトになるしフォレストは幸運+5(笑)のニーズヘッグ使わないからね」
ヒーニアス「さあ皆で私を囲め囲め!!魔王(笑)であれど一撃で葬ってくれる!フハハハハ!!」
ターナ「エコーズ勢の時は全く気付かなかったのに…この武器系列の特性っていわゆる」


ヒヴ


ヒーニアス「なんかヴァネッサ達フレリアペガサス三人に壁ドンされた…助けて!エイリーク!」
シレーネ「ヒーニアス様私たち味方なので…」
ターナ「じゃないと効果発動しないでしょうが」
ヴァネッサ「もはや反射なんですよ。ハァハァ…ステキ…ヒーニアス様…公式ありがとう」
0158助けて!名無しさん!
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2017/08/14(月) 20:11:49.19ID:wuhhn8uW
>>156
サラ「また何かやらかすくらいならいっそこっちからあなたを連れ出す選択肢も…」
ヴェロニカ「あー…その、そ、そうだ!今度新作のハンバーガー食べにいくからその話はまた…」
サラ「引きこもりのあなたがリア充も来るハンバーガーショップに行って大丈夫?」
ヴェロニカ「…エフラムを連れてくからいい。これで私も見た目はリア充…」
サラ「それでいいの…?」
0159若獅子の落涙 前書き
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2017/08/14(月) 23:03:02.77ID:XPYnFIMN
この作品は『若獅子の屈辱 後編』の続き(直後の物語)です

作中現実のものと違うところがありますがフィクションとして見てください
キャラの口調と性格が異なる(改変もしくは崩壊)してるところも
またオリキャラが登場しますが注意をお願いします
一部物理無視の描写が有るため此方も注意を
また越境のカップリング的の描写もあります

以上の内容が苦手の方はスルーをお願いします
では投下します
0160若獅子の落涙 1
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2017/08/14(月) 23:10:11.20ID:XPYnFIMN
まだ雨が降り行くお昼ごろ
ロイはサーキットでの走行練習を済ませた後、空腹を満たそうとある場所へ向かった

『アンナのデパート』

紋章町中央の中で一際大きいショッピングモール
このモールは兄弟家・竜王家・白暗夜家につづく大家族勢力である、アンナ大姉妹が経営しているお店だ
アスク家が所属する特務機関『ヴァイス・ブレイヴ』の隊長であるアンナも彼女ら姉妹の一人でもあるが
彼女は公務員であるため商業の加入はできない
余談だが兄弟家四姉のカムイの持つカムイグループもアンナ大姉妹と商業取引も行っている

彼女達が経営するモールは平日はもちろん休日でも常に多くの客が足を運んでおり
連日大忙しの状態だ
雨もあってか駐車場には車やバイクがあふれており予備の駐車場も満車かつ渋滞である
無論モール内は人があふれかえって居る事も一目瞭然だ
ロイは何とかスペースを見つけ出し厳重にロックを施した後にモール内へ入ると
見渡す限り人、人、人とにぎやかな雰囲気で自由と混沌の紋章町とは程遠いものである
その雰囲気を楽しみながらロイはフードコーナーへ足を運び腹を満たそうと行く


フードコーナーについたロイはやっぱりかと思い苦い顔をする
お昼ごろというのもあって周りは満席、かつ順番待ちが数多であった
敢え無く席が空くことを待つか別の場所で食べようと考えるが、ロイは15分待って再度訪れようと考え
別の階にある本屋でお目当ての雑誌の購入かつ時間つぶそうとする
15分経って漸く席を獲得したロイ、昼食を注文するも時間がかかるため席にて順番を待つ
待機中で周りを見渡すと、一緒にご飯を食べる子連れの家族、一緒にゲームをしてる子供や大人
食べながら会話する恋人達、ふと見れば自分は今日一人でここへ来ている
(家族や友人、そして恋人か・・・。そういえばここ最近みんなと一緒にすごすことがなかったな)
ここでふとロイは学友達を思い出す

いつも平日休日に一緒に遊ぶチャド・レイ・ルゥはここ最近学校の教師である白暗夜家の次女(?)ヒノカの
補講を受けている、ヒノカはロイと同年代もしくはその前後の生徒に人気の教師である
おそらく彼らはヒノカ先生が大好きであろうとロイは思った
女性といえば女友達であるリリーナをはじめとしたクラスメイト
昔は一緒に登下校はあったもののここ最近もまた彼女達との登下校もなくなった
また彼女達はいつも何かあれば喧嘩をしている、あるときはフォルブレイズやアポカリプスが跳んだり
あるときはマルテやミュルグレが来たりと、またあるときは究極の蹴りが来たりとであった
原因は何なのと思い彼女達の喧嘩をとめることあったが、何なのか判らず仕舞いであった
だがある日彼女達の喧嘩がなくなりそしてさらに彼女達に変化が起きた

ソフィーヤとエフラムの結婚だ

その日を境にロイはソフィーヤの義姉となり、喧嘩が起きた彼女達は仲良くなった
またロイとしても喜ばしいことだが、同時にすこし靄もかかった
ロイはソフィーヤを友人として好きであるが、ソフィーヤはまた別なものなのかと結婚を境に思いはじめた
そして、同じく友人であるスーもマルスと結婚をしたのだ
スーの結婚もうれしいものだがこれもまた思い悩んだのだ
彼女も自分のことが好きなのかという疑問を持っていく
あれやこれやを悩んでると、注文の品のベルがなり品を取りにいく
0161若獅子の落涙 2
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2017/08/14(月) 23:16:36.26ID:XPYnFIMN
雑誌を広げながら昼食のバーガーを食べるロイ、目に映るのバイクのパーツの項目だ
彼がバイクに乗って10ヶ月経ち、いつも大切に扱う相棒のパワーアップを考えている
前は主にドライブに使っていたが、最近ではレースやジムカーナに参戦しており
併合してあちこちへ走っていってる
パーツ(主にタイヤ)もドライブ用とレース用に分けて購入をしており
また、パーツやオイル交換を自力で交換している
ただしエンジンのほうは中身をいじったらいやな予感しかしないためプロに任せている
下手にいじられればアマチュアレースの参戦条件から外されてしまうのだ
アマチュアレースは足回りとマフラーのみでありそれ以外は禁止されている
といっても主に洗浄やパーツの状態の確認をお願いしている

(このパーツ性能いいけど価格が高い、かといって安いものを買って張りぼてはいやだな
 それに先月オイルやタイヤを買ったはよかったが、
 トレカやゲームを買ったせいで如何せんこれを買える金がないな)
ロイは小遣いをもらって入るが、パーツを買う予算が足らない
自分の趣味で何割かは費やしており
またあちこちサーキットにも入ってるためその費用やガソリン代も馬鹿にならない
さらに増額を欲しようとするとかえって迷惑をかけてゆくと思い
朝に配達のバイトを一週間5日、夜にゲームセンターのバイトを1週間に3日入って
予算を手に入れようとしてる
平日も休日も忙しい一日を送るがロイはそれが楽しいのと思っている

「あれ?ロイ様奇遇ですね、今ご飯ですか?」
食事中に物思いにふけながら食べてるとどこか聞きなれた声がした
見上げるとそこにはロイの学友であり幼馴染でもある若草色の髪の少年がいた
「ウォルト?奇遇だねこんなところで会うなんて。君も食事?」
「えぇちょっと買い物が終わったのでこれから食事を・・・」
これから食事を取ろうとするウォルトにロイは彼の手を見た
それは大量の食材がぎゅう詰めされており、重さ10キロは超えてる量だ
力の足りないウォルトでも持てる量だが如何せん限度がある
「ちょっと待って、どうしたのその荷物!?
 一体何があったの?まさか脅されたとか・・・」
「あ、これですかそんなのじゃないですよこれはですね・・・」
「ごめんウォルト君、荷物持ち任せてきつかったかな・・・って君はロイ君?」
あまりの量の多さにロイはウォルトがいじめられてるかと思った
ウォルトはこの事情を話すと、後ろから女の子の声がした
紫色のシャツを着たショートカットで華奢でありながらどこか力強さを感じる
剣士特有の手が見えた
ロイはその少女に見覚えがあった
「あなたは・・・確か、セリス兄さんの友人の」
「ラクチェです、こんにちは」
長兄シグルドの知人が経営してるお店『流星軒』の店主アイラの娘、ラクチェである
本来関係のなかった二人が付き添いという思わぬことにロイは目を見張るのみであった
0162若獅子の落涙 3
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2017/08/14(月) 23:21:49.06ID:XPYnFIMN
空いた席に座り一緒に食事を取る三人、ロイの目には二人が小さな輝きが見えるような感じだ
黙々と食べてると質問を述べてみる
「ところでさウォルト、ラクチェさんとどうやって知り合ったの?
 それからその荷物は?」
「ラクチェさんと知り合ったのはついさっきですよ。」
「さっき?どう言うことなの」
「それはですね・・・」
事のあらましをラクチェが答えようとする
事の発端はラクチェの買い物だ、流星軒はこの日夕方まで休業だったため
アイラは買い物に出かけようとした、流星軒の食材は本来発注であるが
この日は頼みの車が渋滞であったため急遽発注主のところへ車を出そうとした
また家にはラクチェが居たため、家の分の食材を買いにいくようにとアンナのデパートへ
向かわせた
アイラが書いたメモが大量だったため買い物を終えた後食事を取ろうとするも
あまりの重さにふらふらしていったのだ
いくら彼女が鍛えても持てる者に限度がある
そんな彼女の様子を見て手を貸してくれたのがウォルトだ
彼女の持つ荷物の半分以上を持ってくれたのだ
それから彼からご飯の誘いがあったため一緒にとろうとして今に至る

「・・・ということなんですよ」
一通りはなしが終えた後ロイは、ウォルトの行動に感心を示した
「すごいねウォルト。ラクチェさんの手助けを自分からするなんて」
「ロイ様も家族の皆さんと同じく困ってる人を助けるのは大事なことなので
 手助けしてやっただけですよ」
「でも私は助けてくれてホントうれしいよ、あいつ等だったら
 断固拒否してるからね」
彼女の言うあいつらというのはヨハン、ヨハルヴァの二人である
彼らが下心を持って助けに来るのが目に浮かんだためだ
そんな3人で会話を弾んでると、ラクチェの携帯から電話が鳴った
母アイラが迎えに来てくれるのだ
ご飯がまだ残ってるのを最後まで平らげるウォルトとラクチェは、その場を後にしようとする
最後までラクチェの手伝いをウォルトは行ってゆく
「それじゃロイ様、月曜日に」「じゃあねウォルト」
「さよなら、流星軒にも寄ってきてくださいね」「時間が取れればね」
別れの挨拶を済ませた後、ロイは残ってるバーガーを平らげようする
0163若獅子の落涙 4
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2017/08/14(月) 23:26:48.72ID:XPYnFIMN
しかし、食べるとなぜか味が感じなくなったのだ
彼らの会話を聞いてると、ウォルトはラクチェの気持ちに答えたというのだ
ここでロイは思い出した、過去リリーナ達が喧嘩した原因が何なのかを
それは『彼女達の気持ちに答えなかった』というのだ
(さっき・・・ウォルトはラクチェさんの気持ちに答えたから仲良くなれたんだ
 僕は、リリーナたちを『友人』と見たせいで彼女達は離れてしまいそれぞれの道へ・・・
 いや違う、離してしまったのは僕のほうだ)
ロイは思った、リリーナたちも女の子だ恋の一つや二つはしたいのだ
それをロイは彼女達の思いをスルーしてしまった、いや蔑ろにしてしまったと思った
いわば彼女達を『泣かせてしまった』のだ。
ロイは自分の鈍さを恨んだ、自分の知らなさに悔やんだ、自分の愚かさに怒った
そしてロイは、女を蔑ろした自分は『恋をする』『愛を語る』資格はなく
おごまかしい考えだがたとえ彼女達(若しくはいずれか)と『仲良くする』のは出来ても
『恋人になる』資格はないのだと
女の人の身を守ることはできても、心を通じることが出来てないのだ
そう考えるとロイの頬に雫が伝わった、目が暑くなり視界がぼやけていく
(リリーナ・・・シャニー・・・スー・・・ララム・・・セシリア先生・・・
 ソフィーヤ・・・ギネヴィア校長・・・ごめん、皆・・・ごめん)
ここに居ない彼女達へ頭を下げる気持ちで今満たされており
ロイは平らげた後机に顔を伏せてゆく、誰にも悟られないようにただ声を上げず
涙を流していった



(・・・あれ、いつの間に僕寝てしまったようだ)
涙を流し終わった後ロイは3時間は横になっていた
携帯のタイマーを見ると午後六時になっていた、急いで帰ろうと思ったのだが
今の自分の状態が不安定だと理解し、帰ろうと思っても余計な事故を起こしかねないため
少しだけ時間をつぶすためまた気を紛らわせるためにに別の階のゲームセンターに向かった
0164若獅子の落涙 5
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2017/08/14(月) 23:31:48.68ID:XPYnFIMN
(ダメだ・・・10連敗、ホント今日はだめだ)
ゲームセンターに行ったロイは対戦ゲームをやるも
心が痛み続いてるせいか今までの通りの腕前にならず、大敗を喫した
今の自分が情けなく感じ、ロイはゲームセンターを後にする
気づけば午後7時半、もう夕ご飯の時間は過ぎてしまったのだ
涙を隠しながら帰路へ行くロイ、外の雨が彼の憂鬱を流してくれる様もなく
逆に彼に深い悲しみを無理やり背負わされてゆき、衣類に重石を乗せてゆく
途中事故もなく兄弟家につき、バイクを倉庫へしまってゆく
しかし家へ入る足取りは重く逆に行きたくない気持ちも生まれていくようなものだ
それでも踏み込んで扉をあけてゆく
「・・・ただいま・・・」
「お帰り、遅かったなロイ、心配してたぞ」
覇気の無いロイの声に心配を掛けてきたのは太い声をする男の声が聞こえた
「遅くなってごめんなさい。シグルド兄さん」
顔を上げると兄弟家の大黒柱の一柱である長兄シグルドが玄関で待ってたのだ
遅れたことで謝罪するロイ、上がろうとするとシグルドが顔に手を当て覗いた
「どうしたんだロイ、目が真っ赤で涙の後が見えるのだけど
 なんかあったのか?」
「あ、これ?帰ってる途中にごみが入ったみたいで目が真っ赤になってしまったのかな
 よくわからないのだけど」
ロイの顔を見るとひどい顔であったのに気づくシグルド
ロイに何かあったのかと心配するも、咄嗟の嘘をつき心配かけまいと思いロイは答えた
「そっか、気をつけるんだぞ。それが原因で事故も置きかねないからな
 乗用車の交通事故や人身事故は自分だけじゃなく相手も不幸にさせてしまうからな」
シグルドは納得する様子で返答した後、ロイに事故を起こさないように走ってほしいと
注意を促そうと諭す
「ありがとう兄さん心配してくれて、後それからご飯は今日はいいよ
 帰る途中で食べてきたから」
ロイはシグルドからの注意を返答した後、またも嘘をつき食事をパスする
「わかったお風呂はもう沸いてるから入っていいぞ、雨でずぶぬれになってるからな
 あと洗濯物は私が預かるからな」
「お願いします兄さん、後カメラは洗濯機に入れないでくださいね
 壊れたら元の子も無いですから」
「ははは、気をつけるよ」
ロイはシグルドに荷物を預けて、お風呂へ入ってゆく
今日の分の疲れと、自分の心に突き刺さった痛みを洗い流すように

お風呂に浸かってるロイは自分の行為を改めて思い返した
(女の子の気持ちを踏みにじる行為・・・背徳だな
 背徳・・・、ハハッ、よりによって自分がこの名前を皮肉をこめて
 つけようと思うなんてね、クロム兄さんやリン姉さんリーフ兄さんと
 似たような名前をつけるなんてね・・・『背徳の炎』という名前を)
ロイは彼ら三人が『三喪』と言うのを聞いたことを思い出した
もてないから、いい人に現れないからと、進展がうまくいかないという愚痴を言ってゆく三人が
作り出したというグループだ
そして今の自分が背徳者であることに悲観すると
自分が彼らと同じような行為をしてることに気づいた
背徳という言葉を聴いて思い出した、ロイが好きである創作上の名前と同じ二つ名を
皮肉をこめてつけることにした
0165若獅子の落涙 おまけ
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2017/08/14(月) 23:41:02.50ID:XPYnFIMN
「ねぇどうして私に白馬の王子様が現れないのよもう」
「僕も巨乳のお姉さんにめぐり合えないのは何でかな」
ある日、二人の男と女の声が恋愛事情に愚痴をいつものように言う会話が聞こえた
五女のリンと十男のリーフである
リンの求める男性はイケ面の白馬の王子様、リーフは巨乳の年上を求めていた
そんな彼らの会話がくだらなくも楽しく見えたロイは入ろうとする
「ねぇ僕も入れてよ、自分もどうしてもてないのかわからないよ」
イケ面と巨乳に飢えてる二人はロイが喪入りすることに関して、呆れた様子だ
しかしロイは自分は自分がモテてたのはわかっていながら入っていった
その心をここにいる二人は知らない
ロイが恋愛心に仮面(ペルソナ)をしてあることに


若獅子の落涙 了
0166若獅子の落涙 後書き
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2017/08/14(月) 23:54:12.37ID:XPYnFIMN
今回は決勝大会ではなく外伝(いわば紋章町中心)で書きました
最初のタイトルに『外伝:』と書けばよかったかと思いました
また今回ロイにすごくこじつけながら動きを作らせてもらわせましたが
ちょっと強引過ぎたところもありました
あとウォルトとラクチェは「力不足の器用な男子と力持ちの不器用な女子」という
テンプレートチックの捏造を作りました
また外伝などは過去のスレやレスを参考に作らせて生きます
一部自分から作り上げるところもあります
0167助けて!名無しさん!
垢版 |
2017/08/15(火) 00:01:03.78ID:jhiGghVX
ロイは今までが今までだから手遅れ感が強いというか
自業自得だけれど
…かろうじてララムだけならまだなんとかありえる…だろうか?

でも本人まだ中学生だし一人者でも自然と言えば自然
0168助けて!名無しさん!
垢版 |
2017/08/15(火) 00:13:07.81ID:4vMLussw
アメリア「よい…しょおっ!!!」
チキ「わ、わわぁ…あんなおっきな斧を持ち上げてる…」
チキ(大人)「あなたも大人になったらスイカ斧持てるわよ」
アメリア「えへへ、訓練の成果だねっ!」
ノノ「しなやかだけどやっぱりKINNIKUついてるんだねー」
アメリア「あひゃっ!? い、いきなり撫でないでよくすぐったいよっ」
サラ「でもどうして斧?ジェネラルならつかえるけど」
アメリア「あはは…一回師匠に勝ってみたいなって…もちろん師匠から教わった槍にもこだわりはあるんだけどさ」
ノノ「お兄ちゃんの槍に勝ちたいなら斧よりも手や口で…」
ンン「はいはい、自重するですよ」
ミルラ「……アメリアはいいですね…聖魔実装決定ですね…お兄ちゃんと一緒にヒーローズの世界で活躍できるですね…」
キヌ「また先越されちゃったんだ…」
アメリア「ご…ごめん…」
ソフィーヤ「…また一人…ヒーローズ参戦…仲間が増えました……」
イドゥン「ラスボスの実装はいつになるのかしら…」


エフラム「…みんなだけは少しでも早く引きたい…課金するか」
ヴェロニカ「そうしてみんな課金の連鎖に囚われていくの。ふふふ。
       私みたいなお金持ちはいいけど貧乏人がどこまでやれるかしら」
エフラム「…アメリア引くまでだからな。そこまで無理はせん」
ヴェロニカ「…どーせなら他三人も引きなさいよ」
エフラム「ターナはエイリークの役目だ。ヒーニアスは別にいらんぞ。困った奴だし」
ヴェロニカ「…あらそう」
0169駆け抜ける狼1/2
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2017/08/15(火) 00:25:20.00ID:gsOOe4i9
みなさん乙です。
変われずに悩むロイの話の直後になりますがこちらは進展を見せようかと思いました。投下させて頂きます。

リン「ごめんなさい、遅かったかしら?」
ラス「いや、大丈夫だ」
リン「それで、みんなして私を呼んだのは何?」
シャンブレー「えと……その……な///」
レオン「……………ぐぅ!」
ケント「取り敢えず落ち着け、私が言おう……リン様……私達5名、皆、リン様が好きです!!」
リン「…………へ?」
リュシオン「信じられんだろうが、事実だ、私達は貴女を、愛している」
リン「え………えぇぇぇぇぇえ!!!」

ラス「………大丈夫か?」
リン「ええ、ごめんなさい……その……」
ケント「突然こんなことを言われれば混乱するのも無理はありません」
シャンブレー「でも、本当なんだ、俺達……リンが好きなんだ」
リン「えっと……その、どうして私が?」
ラス「俺は、以前よりお前を想っている……しばらく部族の纏めなど忙しくて、会うことが出来ず悪かったと思っている」
ケント「私もそうです、私も……何時の間にアルム村に流れたりして会うことが出来ませんでしたが……
    それでも、貴女の事をお慕いしておりました」
シャンブレー「俺はさ……始めてあった時から野性化プログラムとかで振り回されたけどさ……
       それでも、弱くて逃げたがりの俺にずっと向き合ってくれて、嬉しかったんだ……
       それから……うん、それから、俺も、リンの事が好きなんだ」
レオン「う……うー………僕もそうだよ!お前に振り回されてばかりだったけど……
    ひねくれて、みんなに向き合えない僕に真正面からぶつかってくれたの……嬉しかった……//////」
リン「そぅ……なの……その、出来ればリュシオンさんも聞かせて貰えませんか?   他のみんなと違って、今まで接点ありませんでしたよね?」
リュシオン「そうだな、鷺の特性を置いても貴女に嘘は吐きたくないからな。
      先ずは謝らせて貰う……申し訳ない!」
リン「は!?えっ……いきなりどうして!?」
リュシオン「貴女に目を向けたそもそもの切っ掛けは……私の……性癖によるものだ」
リン「性癖……?」
リュシオン「私は……貴女の弟と同じ……大の巨乳好きだ」
リン「!!!!!」
リュシオン「始めは、巨乳の彼女が欲しくて、貴女に目をつけ、そして声をかけた。その際あんな出逢い方だったがな………
      だが、その出逢いの際、貴女の照れた可愛いらしさとか、先日の海で見せてくれた溌剌とした美しさにどんどん惹かれていった……今は、外見だけではない……私は、貴女の全てを愛している」
リン「あ………あぅ………//////」
リュシオン「突然言われて、信じられんかも知れんが……」
リン「い、いえ、信じます、兄さんや義姉さんから聞いたことがあります、鷺の民の人は嘘を吐かない……いえ、嘘を吐けないって、だから……」
リュシオン「そうか、ありがとう……」
0170駆け抜ける狼2/2
垢版 |
2017/08/15(火) 00:26:18.98ID:gsOOe4i9
ラス「それで、出来ればお前の返事を聞きたいんだ」
リン「えと……その……ご、ごめんなさい!!」
シャンブレー「やっぱり……だめ……か?」
リン「そ、そうじゃないの!みんなが、嫌って訳じゃ………
   でも、私、今まで喪で、お付き合いなんかしたことなくって……
   だから、みんなにそんなこと言ってもらえるの、すごく嬉しくて……」
リュシオン「それなら、何故?」
リン「告白してもらえたのは凄く嬉しいけど……みんな、とても素敵な人で、私には、1人なんて選べないの」
シャンブレー「なんだ、そんなことだったのか」
リン「え?」
ラス「俺達で話し合って決めていたことだ、リンが誰か1人を選ぶならやむ無し。
   そうじゃないのなら、5人みんなでお前を愛すると言うことだ」
リン「そ、そんな!いいの、みんな?」
シャンブレー「俺はいいよ、リンといられるなら、他のみんなも、嫌いじゃないし」
ケント「私も同様です」
レオン「ふん、ま、いいんじゃないの?カムイ姉さんもそうだしさ」
リュシオン「私も構わん」
ラス「そして俺もだ、例え他の者と共にでも、リン、お前が欲しい」
リン「みんな………!」キョロキョロ
ラス「どうした?」
リン「あ……あの、突然私がこうなるなんて信じられるなくて……夢か、或いはマルス辺りがカメラ仕掛けてるのかって……」
シャンブレー「ハァ………」ホッペツネリ
リン「ひたっ!ひたぃわよひゃんぶれー!!」
シャンブレー「これで夢じゃないって解った?」
ケント「それに、周囲にカメラや協力者はいませんよ」
リン「じゃ………じゃあ……本当に?」
レオン「全く……相変わらず馬鹿だよねぇ」
リン「ぅ………うるさいわよ坊ちゃま!」
レオン「………こう言うときは、立場はいいだろ?レオンって呼べよ、僕もリンって呼ぶから」
リン「ぇ………あ………うん」
リュシオン「改めて言うが、間違いなくこれは現実だ、私達は貴女を愛している………貴女は、どうだろうか?」
リン「えと……その、良いの?私、自分でガサツで、乱暴な自覚あるし、イケメン好きでつい目を向けちゃうかもしれないし……
   それでも、良いの?みんな……私の彼氏で……私、みんなの彼女になって………」
5人『……………』コクリ
リン「………!ありがとう、みんな、私とお付き合いしてください!」
ラス「勿論だ、これからずっと、お前を愛すると誓おう」
ケント「私の身はずっと貴女と共にあります、それは永劫、変わりません」
シャンブレー「俺も、リンといられて嬉しいよ、これからもよろしくな」
レオン「ふん、今まで姉気取りで色々言ってきたけど、白暗夜家の一員としての振る舞いを僕が教えてやるから、覚悟しろよ」
リュシオン「貴女に受け入れられてとても嬉しいよ、身体の弱い私だが、精一杯受け止めよう」
リン「ええ、ラス、ケント、シャンブレー、レオン、リュシオンさん、みんなよろしくね」


称号が変わりました。
貪狼→狼女公
0171助けて!名無しさん!
垢版 |
2017/08/15(火) 01:39:35.76ID:L43MAKaX
女公系職に新たな仲間が!
女王以上のカムイ、リリーナ、エイリークは盛大に祝いそうだけど、クレアは「また先に昇格されるかも」と、歓迎しつつ警戒したりしてww
まぁ、リンの場合は、まだまだ女王級の深さには遠そうだが……しかし、脱喪して化ける可能性がなきにしも…………今後次第かな

>>168
ミルラの先越され属性が、まさかの公式に?
0172助けて!名無しさん!
垢版 |
2017/08/15(火) 01:46:30.66ID:L43MAKaX
マークス「いよいよ……残るは私一人、か……」
ガロン「目出度い席故、多くは言わん。
    しかし、そろそろ身の振り方を考えよ」
マークス「……分かっています。自ら動き、人と出会い、絆を育まねば、運命は訪れない、と……」
ガロン「……………………ならば良い」

ヒノカ「私も……まだ恋人などは……」
ミコト「では多対一の手解きをーー」
ヒノカ「結構です!」
0173助けて!名無しさん!
垢版 |
2017/08/15(火) 05:56:24.93ID:jirD82SK
クロム「一気にリア充超えて大リア充になったな。おめでとう」
リン「まさかこうなるとか!…も、妄想くらいはしたことあったけど…」
リーフ「姉さん、鼻血鼻血」
リン「イヤァァ!?これじゃあんたじゃないの!?」
リーフ「ひどっ!?そこまで言う事ないじゃん!?」
ロイ「安心して!三喪は僕が継承してリーフ兄さんと一緒に守っていくよ」
リーフ「僕も卒業したいよ!?」
クロム「で、そ、その…だな…ど、どうだった…んだ?」
リン「どうって何が?」
クロム「初夜。まさかの6ぴーか…す、すさまじい…な」ボタボタ
リン「そっこーすぎでしょうがあ!?告白しての昨日の今日よ!?」
リーフ「僕も!聞きたい!」ブバババ
ロイ「さ、参考までに…」/////
リン「あんたらまで!?…う、うー…みんなと…キスは…したわ…」
クロム「ん、最後まで致さなかったのか?」
リン「え…えーっと、最初のを…その…誰にあげようって思ったら悩んじゃって…」
リーフ「……」血の池チーン
ロイ「こうなるってわかってても聞きたいんだね…」

マルス「〜〜〜〜〜〜〜」ゴロゴロゴロ
スー「マルス、心配ない」ギュッ
マルス「うん、ごめん。僕も受け入れていかなきゃね」
リーフ「…スーのFカップ爆乳に顔埋めてなんて安らかそうな表情を…僕も同じ思いをしたいよ…」

クレア「ほっほほほ!後輩でいらして?そこで悩んで足踏みなんてまだまだ甘いですわね。先輩たる!わたくしがご指導差し上げます」
リン「あんたはカムイ姉さんエイリーク姉さんリリーナちゃんとよくつるんでる!?…じゃ参考までにあんたはどーしたの?」
クレア「わたくしは……グレイロビンといたしました時…あら、どちらが初めてでしたかしら?
     む、夢中で覚えてません…」
リン「オイ」
リリーナ「…大切な初めてでそんなノリだから女王に上がれないんのよ。
      私はきちんと覚えてますよーだ。あげたのはゴンザレスよ。
      …私に差し出してくれた花…嬉しかったんだもん。バースやウェンディたちの事も同じくらい愛してるけどね」
ロイ「え、リリーナ卒業してたの!?ハーレム作ってるのは知ってたけど!?」
リリーナ「とっくにだって。そういうの女子としゃべったりもしてたけど気付かなかったのね」
カムイ「私は初めての時はさ。一対一だったよ。みんなとは違うけど参考になるかな?ジョーカーでしたっと」
リン「ふむむむ…ヒノカ先生はどーだったの?」
ヒノカ「なぜ私に振る!?」
クレア「だって女公系兵種じゃありませんこと。あら、おかしいですわね。ステータス欄見ても称号が書いてませんわ」
カムイ「妙だね。バグかな?」
ヒノカ「私に彼氏はおらんし処女だ!!!!…って何を言わせるんだ/////」
リリーナ「と、とっくにルゥたちと付き合ってると思ってた…」
クレア「生徒たちに先を越されるっていかがなんでしょう」
カムイ「ペースは人それぞれなんだよ」
ヒノカ「私がそっちにいく前提で話すのはよせ!」
エイリーク「ふふふふふ、私たち貧乳の魅力をわかる男性が増えて素晴らしい事です。やはり胸じゃないんです。
       ヒノカさんが喪扱いだった今までがおかしかったのです」
リン「姉さんも優女王になってから発言が前向きになったわよね」
0174君の声
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2017/08/15(火) 13:49:54.09ID:6jMeiiBs
リーフ「アイク兄さんとエフラム兄さんに関しては、さ……なんというか……諦めがついたんだ……。
    あの2人とカムイ姉さんは、人を引き寄せるフェロモンか何かを出していて、下心抜きの愛情とかそんなんで更に惹き付けるんだって。
    ーーーーそっか。やっぱり君にとっても、兄さん達は特別かい? 君まで魅了するなんて、本当にとんでもないね。
    だけどさ、エリウッド兄さんやクロム兄さんやマルスやティバーンさんやリュシオンさんってさ、僕と同じOPPAI仲間じゃない?
    特にリュシオンさんなんて、始めはリン姉さんの巨乳目当てで近付いたじゃない?
    他のみんなも、いや、男なら、アイク兄さんやエフラム兄さんだって、OPPAI好きでしょ?
    なのにどうして…………。
    ーーーーそりゃ、僕だって分かってるよ。OPPAI仲間の彼女持ち組は、僕みたいにあからさまじゃないって。明らかに胸目当てで近付けば警戒されて当然だって。
    僕だって、できるならスマートにナンパしてみたいよ。でも無理なんだよ。飛び付きたくてたまらなくてルパンダイブしてコノヒトデナシーなんだよ。
    ーーーー改善できるんだったらそうするさ。フィンにも言われたことだしさ。だけどーー」

フォルデ「……なんか、葉っぱの坊主が装置に向かってブツブツ喋ってるんだが」
ルーテ「故障ですか?」
アスレイ「リーフ君は人間……少なくとも生き物ですよ、多分」
ルーテ「軽い冗談です。ですが、正常ではないのは確かなようですね。
    三喪と呼ばれた兄姉の卒業や、前々からのカップル増大のストレスで、ついに壊れたのでしょうか?」
ノール「あるいは、本当に我々には聞こえない声が聞こえ、意思の疎通を行っているか、ですかね、擬人化ハァハァ」
ルーテ「……なるほど……永劫リザイア君10号が、自我に目覚めたと……」
フォルデ「いやねぇだろ」
アスレイ「どうでしょうか。モニターをよく見ると、リーフ君の発言から、リザイア君が受け答えを行っていると思われる時間に、僅かなノイズがある気もします」
ルーテ「葉っぱさんは、魔物化により無機物と対話する能力を獲得した……? 肯定も否定も、今は証明できるだけのデータがありませんね」
アスレイ「次の研究テーマですか?」
フォルデ「既に結構な数を抱えてんだが……」
ノール「やはりリザイア君×葉っぱこそが至高……」
ルーテ「興味深くはあります。手が空いたら調べてみましょう」
0175助けて!名無しさん!
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2017/08/15(火) 15:50:58.02ID:vFxrCNOz
ロリルフレ「でもクロムはOPPAI好きとは言え好きなのはちい姉さんのOPPAIでしょ。その証拠にサーリャには興味は示しても執着はしてなかったし」
姉ルフレ「そうね。たしかに妹ちゃんのは特別みたいよ」
ロリルフレ「それに本当にOPPAI好きならちい姉さんじゃなくて姉さんのほうに夢中になるはず」
姉ルフレ「それも困るわねえ」
ロリルフレ「つまりクロムはOPPAI好きのなかでも好きな相手のOPPAIを育てたい派だったって話よ」
姉ルフレ「ラキスケばっかりだったけど、そのおかげで妹ちゃんも今ではけっこう立派に育ったものね」
ロリルフレ「よかったわね、ちい姉さん」

ルフレ♀「全然良くありません! あ、いえ、その…胸が大きくなったのはいいんですけどその理由を家族に議論されたくはありません!」
0177助けて!名無しさん!
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2017/08/15(火) 22:02:49.78ID:AYj3Bptl
ララム「みーんな彼氏作って残った感。初体験まで済ませちゃって…」
リリーナ「んー…まあね。いいものよ。大人になるっていがみ合ってた頃から考えると…信じられないくらい心が温かくなれたわ。エリンシア姉さまたちと友情育んだのもあるけど」
シャニー「す、すっごい先輩目線だね…あたしもたいちょーと…にゃふ」
ララム「なんやそれなにそれその蕩け顔!?」
リリーナ「付き合ってるのは聞いたけどもしかしてお赤飯?」
シャニー「えへへ♪」
ララム「幸せものめー!…でもこうなるとセシリア先生とギネヴィア校長がちょっと気になるよね」
リリーナ「今はフリーにしても経験くらいあると思うわよ」
シャニー「だよね。あの色気だし。アーセシも意外と?このままあるかも?」
ララム「アトスが切れそう」


フィル「……あー…そのう…」
キャス「どったのフィル姉?」
フィル「キャスは…その…えっと…ぐ、グレてた頃があると聞くでござるし…」
キャス「あ、もしかしてそのころそっち方面で過ちっていうか経験積んじゃったかどうかって事?ぶっちゃけ初体験済かどーか?」
フィル「あけっぴろげすぎでござる!?」
キャス「ご想像にお任せしちゃうよ」
フィル「肯定も否定もしないと気になるでござる!?」
0178助けて!名無しさん!
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2017/08/15(火) 22:41:38.69ID:GiPlf1Pz
ヴェロニカ「そういえば、胸は揉むと大きくなるって本当?」
エフラム「……マッサージは無関係ではないという話はあるけどな、個人差じゃないか」
ヴェロニカ「あなたも何人も大きくしてるんじゃないの?」
エフラム「そんなことを意識したことは無いからな」
ヴェロニカ「後……なんだっけ、周りの娘とはどうなの?」
エフラム「どうって……仲良くしてるさ」
ヴェロニカ「そうじゃなくて……何してるかされてるかとか」
エフラム「いや……今言うことか? お前がハンバーガー食べたいけど一人でマッケに入るの嫌だっていうから付いてきたんだが」
ヴェロニカ「リア充はこういう場所でこういう話をするものなんじゃ……」
エフラム「かなり歪んでるぞその情報は……ネットで仕入れた情報はよく精査した方がいいぞ」
ヴェロニカ「……うるさいわね。いいから注文してきて」
エフラム「自分で行かないのか?」
ヴェロニカ「コンビニなら商品置けばそれでいいけどこういう自分から注文するのはめんどい、あと色々勧められるし」
エフラム「……手のかかるやつだなあ」
0180助けて!名無しさん!
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2017/08/16(水) 00:14:43.23ID:Eg5P8fpA
自分からエフラムを誘って外出とは……サラ様による脱引きこもり計画は順調に進行中の模様
0181助けて!名無しさん!
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2017/08/16(水) 20:03:20.00ID:c7msT3Mi
アメリア「二歩歩くよ!」ガシャガシャ
ファ「わー、あんなに重たそうなかっこなのにすごーい」
サラ「兄さまと訓練した成果ね」
アメリア「周りのアーマーも加速するよ!義姉さん!えい!」ドン
エルフィ「す、進める!二歩!」
カザハナ「お、重たそうなエルフィ義姉さんを加速した…」
キヌ「これって横綱も加速可能なの?」
アメリア「うん」
ノノ「そーなるとお兄ちゃんの腰の動きも加速可能?」
アメリア「し、ししょーはアーマーじゃないから…////」

ヘクトル「お前の弟子兼嫁…いつの間にかたくましくなったな」
エフラム「毎日地道に頑張ってるからな。今度褒美にどっか連れていくか」

リュシオン「リン……愛し合う者同士、お互いの事をもっとよく知っていきたい…お前の事が知りたいんだ」
リン「うん…私も…ああんっ…なんって麗しい美形なの…うっとり…もうなんでも聞いて…////」
リュシオン「じゃぁ、胸囲とカップサイズおせーて」
リン「ふぁあん…こんなイケメンが私の事に興味深々だなんて…98センチの…」
レオン「ちょっと待て!?そこはつっこめよ!?」
リーフ「…言ってる事は僕と同じようなセクハラなのにイケメンだと許される風潮ってどうなの…」
0182助けて!名無しさん!
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2017/08/16(水) 20:53:39.40ID:Uyagv0Wb
カムイ「買い物、映画、水族館、プールに遊園地その他諸々! おでかけならカムイ・グループをよろしく!」
サナキ「聞き覚えのない事業まで、随分とまた、手を広げたものじゃな」
クルト「お二方とも、ここ最近の商機に乗じて上手くやっているそうだね。あやかりたいものだ」
サナキ「おや、こんなところで油を売っていて良いのか?
    子会社の電気屋から、助けを求められているのでは? おっと、電力屋じゃったか?」
クルト「ははは。耳が痛いなあ。相手方の後ろ楯が、やたらと大きい2枚なもので、手を焼いているよ」
カムイ「大変ですねー。言ってくだされば、いつでも手を差しのべますよ?」
サナキ「そうじゃのう。時には助け合いが必要なこともあるじゃろう」
クルト「お気持ちはありがたく頂戴しておきましょう。
    可憐な女性の手を取り、腕の中に囲いこまれるというのも、魅力的ではあるが、ね」
3人「「「はっはっはっはっは」」」

シャナム「この部屋……冷房効きすぎじゃね?」
イリオス「こうなるのは目に見えてんのに、なんで第2回大企業座談会なんて番組企画したんだよ!?」
0183三喪の変遷
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2017/08/16(水) 21:20:03.96ID:zMAtdl2i
何となく崩壊した三喪を見てたら思い付いてしまった。

アトス「リーフよ、マークスよ……嘆くことはない、足掻くことはない……」
リーフ「ギャー!出たな大賢者!!来ないでよ!僕はまだ希望をすててないんだ!」
マークス「そ、そうだ!いつか必ず、私にも運命の乙女が!」
アトス「言っているといい……かつては儂もそうであった、しかし……
    それはともかく、リーフよ、三喪が解散し嘆いているそうだな。
    ならば丁度よかろう、儂、マークス、お主で紋章町三喪を結成するのだ、そして我らの力を使いリア充どもの撲滅を……」
リーフ「嫌だよ!それに三喪に拘らなくても……一応ロイがいるから……」
アトス「はっ!あんな鈍感なだけで未だ美女美少女にモテモテの奴など価値はない」
マークス「そもそも、私の力は護る騎士の力、無闇に傷つけるためになど」
アトス「先程も言ったが儂もかつてはそう思っていた、この力で人々を守ると、そうすればモテモテになれると
    おまえ達にもいずれわかる筈だ……喪で居続ける悲しみ、リア充への憎しみが………」
リーフ「僕は……喪が悲しくても憎しみなんて……」
アトス「まぁ良い……せっかく仲間としたプレゼントだ、受け取るといい!」ビビビビビ
リーフ「アァァァァァ!」
マークス「グ………グァァァァア!」
アトス「ふっ……また会おうぞ」

リーフ「な……なんだったの?」
マークス「解らん……しかし何か違和感が……」
リーフ「ま……まさか」ステータスオープン

剣A 斧A 槍A 弓A 炎S 風S 雷S 光S 闇S

マークス「感じからして、まさかこれか?」つ パラレルプルフ

変更可能兵種

パラディン
グレートナイト
ドラゴンマスター
レヴナントナイト
ソーサラー
ダークナイト


2人『AAAAAA!!!!!』
0184助けて!名無しさん!
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2017/08/17(木) 04:04:48.09ID:OS0TSiEg
ジェミー「オラ、葉っぱ。こないだはよくもキモくてイカ臭いモノ口に押し込んでくれたね。
      お礼参りに来てあげたよ。ウルスラから引っ剥がしてスキル継承したこのブラーウルフ+でね!」
リーフ「なん…だと…ウルスラさんを継承で送り返した…だと…なんてことを…
     うわっ!?騎馬特攻はやめてよ!?僕だって葉っぱ属だけど騎兵にも違いないんだから!」
ジェミー「だからやるんじゃん。くたばれ」
リーフ「そーだ…光か闇の魔法なら属性有利…ヒーローズ適用なら攻撃力も減衰…
     それ、ヘル」
ジェミー「んぎゃああああああっ!?な、なんで…あんたが闇魔法を…」HP1ピクピク
リーフ「か…勝った…危なかった…とりあえず…ここで終わりでいいんだけど…
    ウルスラさんを自軍に残さず継承で返すなんて許しがたい悪事だよ!
    今度のお仕置きは前回程度じゃすまないよ!」ウゾゾゾ
ジェミー「げっ!?触手!?ドーマみたいな!?なんじゃそりゃ!?」
リーフ「逃げないように大人しくしてもらうだけだって。だいたい触手はそれこそドーマさんも使う普通の技でしょ」
ジェミー「使わない!?人間は絶対使えないから!?か、絡みつけるな!?
     脇の下くすぐらないで!?服の間から入ってくるー!?きもっ!?ぬるぬるしてる!?」
リーフ「拘束したら葉っぱ汁の大判振る舞いです。こないだは飲んでもらったけど、
     お肌にもいいんだよ。美容効果抜群だよ。さ、頭からかけてあげよう」ザバー
ジェミー「ベタつくイカ臭い汁が体中にぁぁぁぁぁっ!?髪に粘つく!?顔にかかった。口に入ったぁぁぁぁぁ…
      うぇぇぇぇぇぇぇ………」
リーフ「これに懲りたらもう僕を苛めようとか、巨乳のおねいさんをスキル継承や羽に変えたりとかの悪行やめよう」
アトス「わしの与えた力が早速役立ったようじゃな」
リーフ「うん、そこんところはちょっとありがとう」

ティニー「ジェミーさん、結構執念深いですよね。こう言ってはなんですけど嫌われ者のリーフ様のこと。
     近寄りたくも無いでしょうけど、それでも復讐に行くんですから」
クラリーネ「ふーん。育ちの悪い方ですからお礼参りだなんて不良みたいな事なさるのでしょう」
プリシラ「HはAKJの敵性人物。滅ぼさねばなりません。彼女の行為は正義です」
ティニー(オーシンさんタニアさんみたいに気になるアイツだから喧嘩…とかいう方向性は…あの様子じゃありえないでしょうね。
      リーフ様に好意持つなんて私たちみたいな物好きでもない限り狂気の沙汰ってもんです)
0185助けて!名無しさん!
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2017/08/17(木) 12:09:30.55ID:/2UGPv58
美女と野獣やら色々ネタを見ていたら鷹王様とエリンシア姉さんがお付き合いするまでを書いてみたくなったので。
時系列的にはまだクロム達が合流する前のはず。
0186クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:10:03.14ID:/2UGPv58
エリンシア「まあ、リンちゃんも複数の殿方を愛するようになりましたのね。」
ミカヤ「なんだかんだで、リンってモテるのよ。スタイルは言わずもがな、家の家族の中じゃ割とまともで芯の通ったいい子だしね。」
エリンシア「リリーナちゃんもですが……不器用な私にはとても、一人以外の殿方を愛することは出来ませんわ。」
ユンヌ「……何言ってるの!?このノリでしょーぐん君も加えてエリンシアも女王になっちゃえ(ry」
ミカヤつメダリオン「うるさいわよユンヌ。あんたやシグルドは生真面目だものねー。逆にハーレム作っちゃうと、一人ひとりに毎回全力分の愛を注いじゃって倒れちゃうわ。」
エリンシア「……そうですね……ところで何故ジョフレの名前が出たのでしょう?」
ミカヤ「……ああ、そう……(遠い目)ま、あんたの場合は鷹王と今に至るまでは大変だったもの。このままがきっといいわ。」
エリンシア「ええ……だからこそ、ティバーン様にはいろいろとご奉仕したいのですけれど……その……」
ミカヤ「とりあえず毎回KINNNIKUペロペロ地獄はやめた方がいいわ……今度の勉強会で普通の愛し方をしっかりと聞いてきなさい!絶対によ!」
エリンシア「は、はい!」
ミカヤ(そうそう、エリンシアの場合はシグルドとは違った意味で大変だったもの……)
ミカヤ(種族の差……特にベオクとラクズの軋轢……そして私みたいな中途半端な狭間の者への風当たりはそりゃあ酷いものだったからね……)
0187クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:10:42.65ID:/2UGPv58
エリンシア「ふんふんふ〜ん♪」(洗濯物パタパタ)
ミカヤ「……」(ジトー)
エリンシア「あら?ミカヤ姉様どうなさったの?」
ミカヤ「どうなさったの〜?……じゃ、ありませーん!」(デコピンッ)
エリンシア「きゃっ!」
ミカヤ「エリンシア、あんたもしかして今のままでいいと思ってる?このままこの家の主婦に永久就職なっちゃっていいわけ?」
エリンシア「で、でも……マルスちゃんやエリウッドちゃん、それにロイちゃんにセリスちゃんに……みんなお弁当を作って差し上げないといけませんし、アイクちゃんはよく食べますし……」
ミカヤ「ああもう!……あんたのそういうところがいいところでもあり悪いところよ!あんたもお年頃なんだから、そろそろ自分のことも考えなきゃダメ!!」
エリンシア「ですが……その、私にはそのような人は……」
ミカヤ「ふ〜ん、鷹王様のことは諦めちゃったわけ?」
エリンシア(ギクッ)「……そ、そそそそもそも……ティバーン様のことは元はといえば……たっ、たたた逞しいき、KINNIKUが目当てで……そんな……」(オロオロ)
ミカヤ「う〜そ〜。私には嘘つけないわよ。15-114の子供の頃の話からずっと、今でも好きなんでしょ?」
0188クリミアより愛をこめて【前編】
垢版 |
2017/08/17(木) 12:11:15.81ID:/2UGPv58
エリンシア「そっ……そんなことありません!……私、買い物に行ってきますから!!」(イソイソ)
ミカヤ「……じゃ、コレ買ってきてよコレ。」つチラシ
エリンシア「えっと……これは……?」
ミカヤ「久しぶりにフェニキスのトロピカルなフルーツが食べたくなっちゃった〜。天馬使うんでしょ?フェニキスの市場で今日特売日らしいから、ついでに買ってきて。」
エリンシア「えっ……で、でも……フェニキスの市場は……その……」
ミカヤ「鳥翼族の、フェニキスのベオク嫌いは知ってるわ。でも、私じゃもっと……ね?」
エリンシア「……あっ……」
ミカヤ「そういうわけだから、お・ね・が・い。たまには甘ーいフルーツお腹いっぱい食べたいの!お代は奮発しちゃうから!ねっ!」(人)
エリンシア「……わかりましたわお姉様。それでは、行ってまいります。」(バサッバサッ)
0189クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:11:51.07ID:/2UGPv58
ミカヤ「……ふう。全く、ああでもしないと一向に動こうとしないんだもの。最初見せてた気合はどこにいったのかしらね。」
ユンヌ「仕方ないわよ。種族の差って大きいもの。」
ミカヤ「……そうよね。馬鹿馬鹿しいけど、こればっかりはホントどうしょうもないわ。」(ゴロン)
ユンヌ「なによ、ナーバスになっちゃって。らしくないなー。でも、ミカヤとしては狭間に生まれた身だからこそ、二人に上手くいって欲しいんでしょ?もっと手助けしてあげないの?」
ミカヤ「……余計なこと言わないの。またメダリオンに封印するわよ。」
ユンヌ「もー、ミカヤも素直じゃないんだから。」
ミカヤ「……私としては可愛い妹が幸せのチャンスを逃してほしくないだけ。私はきっかけをあげただけよ。」
ユンヌ「でも、気になるんでしょう?」
ミカヤ「本音を言えばね。けどここから先は二人の問題。あの子が自分でなんとかしていかなきゃ、意味がないわ。」
0190クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:12:24.34ID:/2UGPv58
〜フェニキス〜

ベグニオンから南の海に浮かぶ島にある鷹のラクズの暮らす地域、フェニキス。そこはティバーンが運営する海運業が力を持っていた。
そしてフェニキスでは過去、同族の鷺の民がベグニオンの陰謀によって滅びかけたためにベグニオン関連の船舶に対して海賊行為を働くなどをし、抗議活動を展開していた。
ベオクに対する敵対心は、ベオクの暮らすクリミアと姉妹都市提携を結んでいるガリアの比ではない。
鷹の民「ニンゲンが何をしに来たんだ!お前等に売るものなんかねえ!帰れ帰れ!」
エリンシア「……でも、家で姉が果物を楽しみにして待っているんです……」
鷹の民「フン、それこそニンゲン共御用達のお高い市場にでも行ったらどうだ?さぞかし美味いものが買えるだろうよ。」
エリンシア「そんな……」
鷹の民「知ってるんだぞ、お前たちが俺達のことを何て呼んでいるか……ディンじゃ見れば殺す!ベグニオンじゃ奴隷同然で働かせてるって話じゃないか!あんたの仲間だってそうだろう!?」
エリンシア「それは……一部の人たちだけです!少なくとも私の知っているベオクの人たちはそんなことはしません!私がどう言われようとかまいませんが、私の大切な人達を悪く言うのは……許せませんわ!」
鷹の民「何だあ!?やんのかあ!?ニンゲンのオンナの分際でっ……!!」
エリンシア「……っ!!」
0191クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:13:27.08ID:/2UGPv58
大柄な鷹の男「……何の騒ぎだ。」
鷹の民「……王!?聞いてくださいよ、このニンゲンのオンナが喧嘩売ってきて……」
大柄な鷹の男「……ほう。」
鷹の民「ニンゲンに売るもんなんかねえっつってんですけど、しつこくって。」
エリンシア「……」
大柄な鷹の男「……そうか……それならあんた、ちょっとこっちに来てもらおうか。……こいつには俺から言い聞かせておく。」
鷹の民「そんな!王の手を煩わせることなんて……」
大柄な鷹の男「どんなに小せえことだろうが、下のやつの面倒を見てやるのが王の務めだ。違うか?」
鷹の民「……は、はい……!」
大柄な鷹の男「ほら、こっちに来い。早くしろ。」(グイッ)
エリンシア「……あ……」
0192クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:14:00.86ID:/2UGPv58
大柄な鷹の男「……よう、また会ったな。……十年ぶりってとこか?ベオクの嬢ちゃん。」
エリンシア「……!私のことを覚えていて下さったのですか?……ティバーン様……」
ティバーン「ククク……ああ、俺におっぱいが大きいからお姉さんですか?だの、嫁にしてくれだのなんて言った面白いベオクのガキなんて誰が忘れるかよ。エリンシアちゃんよ。」
エリンシア(カアア)「……そ、それは……そのう……////」
ティバーン「後はそうだな、スクリミルから聞いたな。何でも筋肉モリモリの男を見ると大興奮して迫ってくる変わったベオクの女がいるとかなんとか……」
エリンシア「はうう////」
ティバーン「……しっかし、一体どうしてこんなとこに来たんだ?この辺りのベオク嫌いを知らねえわけじゃあねえだろう?」
エリンシア「それは……姉が、フェニキスの果物を食べたいと言ったものですから……お買い物に。」
ティバーン「あのなあ……」
エリンシア「いけませんか?ベオクがラクズの方の市場でお買い物することが……ラクズの方がベオクの方の市場でお買い物することが……そんなに悪いことなのでしょうか?」
ティバーン「……」
エリンシア「……私には、わかりません……ベグニオンの事件は、私も知っています……ですが、皆が皆……悪い人たちではありません。さっきの人だって……わかってくだされば売ってくださるはずなのに……」
ティバーン「……変わらねえな、お前は。」(フッ)
エリンシア「えっ……?」
0193クリミアより愛をこめて【前編】
垢版 |
2017/08/17(木) 12:14:51.26ID:/2UGPv58
ティバーン「とりあえずホレ、これだけありゃ十分か?」(ドサッ)
エリンシア「……こんなに沢山!?よろしいんですか!?……ええと、お代は……」(ゴソゴソ)
ティバーン「んなモンいらねえよ、どうせこいつらはB級品ってやつでな。廃棄分だしタダで構わん。」
エリンシア「そんな!こんなにいいものを沢山!悪いです!」
ティバーン「いいから引き取ってくれや。こっちも捨てちまわねえと腐っちまうし困ってんだ。」
エリンシア「そう……ですか……?それでは……いただいておきます。」
エリンシア(でも……B級品の割にはなんだか綺麗過ぎます……やっぱり悪い気がしますね……)
0194クリミアより愛をこめて【前編】
垢版 |
2017/08/17(木) 12:16:28.55ID:/2UGPv58
エリンシア「あ、あの……!」
ティバーン「あん?」
エリンシア「あの……やっぱり沢山頂いて悪いですから……その!」
ティバーン「だから言ってるじゃねえか!こっちは困ってるって……」
エリンシア「いただくお礼に……お料理を作って持ってきてもよろしいですか?」
ティバーン「……はあ?」
エリンシア「ご、ごめんなさい……!でも私……それぐらいしか出来ることがなくて……」
ティバーン「……」
エリンシア「……いけません、か?」
ティバーン「そうだな、あんたの得意な料理が肉料理だっていうなら考えてやってもいいな。」
エリンシア「……!!」
ティバーン「言っとくが、俺はかなり食うぜ?それぐらいの量を用意できんのか?」
エリンシア「お肉が好きでいっぱい召し上がるなんて……ふふ、なんだかアイクちゃんみたいですね。勿論!うちは大家族ですし、みんなよく食べますもの!沢山お料理するのは慣れっこですわ!」
ティバーン「俺はあんたが思っている以上に食うぞ?アイクなんか目じゃねえくらいにな。それでもいいならいいけどよ。」
エリンシア「……はい!ではいっぱい作っていきますから、楽しみにしていて下さいね!!」(パアア)
0195クリミアより愛をこめて【前編】
垢版 |
2017/08/17(木) 12:17:58.79ID:/2UGPv58
ティバーン「〜フェニキスぅ〜かいっきょぉ〜♪」(積荷ドッサドッサ)
ヤナフ「……なあ、なんか今日やたら機嫌よくねーか?ティバーンのヤツ。」(ヒソヒソ)
ウルキ「……こら、王と呼ばないか!ああ、なんだか怪しいな……」(ヒソヒソ)
リュシオン「……そうだな、それにしても……」
ティバーン「なあ〜つぅぅ〜げぇえ〜しぃ〜きぃ〜♪」(演歌&ザ☆オンチ)
ウルキ「……耳が……腐りそうだ……」(しくしく)
リュシオン「……ああ……」(ゲッソリ)
0196クリミアより愛をこめて【前編】
垢版 |
2017/08/17(木) 12:18:47.83ID:/2UGPv58
エリンシア「ふんふんふ〜ん♪」(ジュワワワワ〜)
アイク「美味そうだな。これは俺達のお代りか?」
ロイ「アイク兄さん……さっきご飯お代わり8杯(ドンブリ)した人が言うセリフじゃないよ……」
エリンシア「ごめんなさいね、アイクちゃん。これはティバーン様に差し上げるためのものなの。ほら、ミカヤ姉様に果物を沢山いただいたでしょう?そのお礼にお作りしているの。」(ジュワッジュワッ)
アイク「うっ……だが美味そうだっ……」(じゅるり)
イレース「おいしそうなお肉の匂いにつられて……」(フラフラ)
エリンシア「つまみ食いは許しません☆慈悲拷問のお代りならいくらでもありますわよ?(にっこり)」つアミーテ
アイク・イレース「」
リン「ねーちょっとー、ミカヤ姉さ〜ん!いっぱいあるんだからあたしにも一つくれたっていいじゃなーい!」
ミカヤ(はぐはぐぱくぱく)「ダーメ、リンはダイエット中でしょ?ああいう風になりたいの?あっ、これもうまっ!」(シャクシャク)
ヘクトル「俺を見て言うんじゃねえよ!」
リーフ「そうだよミカヤ姉さん、一つぐらいくれたっていいじゃないか」(モシャモシャ)
ミカヤ「盗人には罰を。」つリザイア
リーフ「ひいいいいいい!摂取した栄養が吸われるうううう!!」\コノヒトデナシー!/
0197クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:20:17.33ID:/2UGPv58
〜翌日〜

エリンシア「……いかがでしょうか?」つ(兄弟家特製・肉料理大盛り弁当)
ティバーン(ガツガツムシャムシャ)「ん、ベオクの料理にしちゃあうめえな。」(うまああっ!何これすっげえ美味えええ!!!)
エリンシア「まあ、お口にあってよかったですわ。」
ティバーン「べ、別に……ベオクの料理にしちゃあ美味いってだけだからな。……シーハー」(スッカラカン)
エリンシア「クスクス。それにしては、綺麗に片付けられましたわね。」(ウフフ)
ティバーン「う、うるせえ!……残したらもったいねえだろうが!!」(////)
ヤナフ「……う、美味そう……」(じゅるり)
ウルキ「みっともないぞヤナフ……」(グウウ〜)
リュシオン「くっ……肉が食えないので羨ましい……しかもナイスOPPAIの持ち主の手作り弁当……」(ジトー)
エリンシア「よろしければ、皆さんの分も作ってきましょうか?」
ヤナフ「よっしゃあ!んじゃ、俺は焼肉カルビ弁当!」
ウルキ「……フェニキス魚弁当……フライじゃなくて塩焼きで……」
リュシオン「私は肉抜きヘルシー野菜弁当で頼む。」
ティバーン「お前らなあ……」
エリンシア「うふふ、いいんですのよ。それでは明日は皆さんの分も作ってきて差し上げますね。」(にっこり)

こうして、エリンシアは果物をもらう代りに、フェニキス海運に弁当を毎日差し入れるようになった。それは兄弟家の家を守ることに専念していたエリンシアにとって、ささやかな楽しみを与えてくれた。
勿論、そこにはまだ恋愛関係というものはまだなく、兄弟家でもエリンシアのパートというように認知されていた。
0198クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:21:41.38ID:/2UGPv58
\フルーツドッサリ/
ミカヤ「はあ〜毎日、贅沢な果物いっぱいで幸せ〜。」(もぐもぐ)
マルス「いや、でも流石に毎日こればっかりはちょっと……」
エリンシア「今晩のメニューは、ローストポーク・フェニキスフルーツソースですよ♪」
リン「いいんじゃない?果物って美容にいいし。」(むしゃむしゃ)
リーフ「リン姉さんの場合は胸にばっかり栄養が……って何すんのこのヒトデナシ(ry」
セリカ「はい、あ〜ん☆アルム♪」
アルム「セリカに食べさせてもらえる果物、とっても甘いよ♪」(モニュモニュ)
シグルド「KINNSHINは許さん(ry」
セリス「今度ユリウスにもおすそ分けしようかな。」
エイリーク「エリンシア姉様!今度バストアップ効果があるという果物を是非貰ってきてください!この前ラーチェルが……」
エフラム「やめないかエイリークゥゥゥ!」
ヘクトル「どうせなら肉が欲しいぜ……」
アイク「いいじゃないか、美味ければ。」(モッシャモッシャ)
エリウッド「小食な僕には嬉しいね。ビタミンいっぱいで身体に良さそうだし。」
ロイ「まあね。僕もリリーナやウォルト達にわけてあげようっと。」

エリンシアは毎日楽しかった。自分の作った料理を、異種族の人達が家族と同じように美味しいと言って喜んでくれるのが嬉しかった。だが、その穏やかな日々にもやがて大きな嵐が吹き荒れようとしていたのであった……
0199クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:23:02.52ID:/2UGPv58
リリーナ「ほほう……余のオスティア懺悔ペロを耐え抜くとは……お主なかなかやるではないか……」(ゴゴゴゴゴ)
ティバーン(ビクンビクン)「……ハッ……!こちらとら伊達に毎回エリンシアの無限ペロ地獄を受けているわけじゃあねえんでな!……ハアハア」(ヤッベエ!もう少しで何かに目覚めちまうところだった!)
デジェル(……何なのその恥ずかしい技の数々……////)
リリーナ「……かくなる上は仕方があるまい……」(スッ)
ティバーン「ゴクッ」
0200クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:23:44.43ID:/2UGPv58
リリーナ(ズササーッ)「この度は申し訳ありませんでした、鷹王様。」(ペコリ)
ティバーン「えっ」
デジェル「えっ」
リリーナ「まさか、鷹王様がここまで鍛え抜かれた選ばれしKINNIKUだとは……正直私も思っていませんでした!KINNNIKU愛の同盟会員としてここに敬意を表します!」(ペコペコ)
リリーナ「オスティア懺悔ペロを耐え抜いた鷹王様にはこちらを差し上げます。」つフェニキス極上焼酎<時価5万G>
ティバーン「そ……それは!!フェニキスでも滅多に蔵出しされないという超貴重な極上酒……!!」(あ、怪しいッ!だが酒好きの本能に逆らえねえっ!!)
デジェル「ええっ!?そんな高級品あげちゃうの!?」
リリーナ「どうかお納め下さい。我々は以降、一切手を出さないと約束いたしますので。」(ニコ)
ティバーン(くっそー……怪しすぎるが酒は本物みてえだし……まあ家に着いてから飲みゃあ大丈夫だろ……)「おう、話のわかるヤツだな。二度とこんなことすんじゃねえぞ。」(バッサバッサ)
リリーナ「ええ、申し訳ありませんでした。」(フリフリ)
リリーナ「……」
リリーナ(ニタア〜)
デジェル(うわああああ!絶対何か企んでる!何か企んでるよこの子!!)
0201クリミアより愛をこめて【前編】
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2017/08/17(木) 12:25:00.86ID:/2UGPv58
リリーナつ発信機「ククク……あの酒は度数48を誇る別名"鷹殺し"……!鷹王が泥酔すればペラペラと素直になるのはこの鴉から情報収集済みよ……後は頃合を見て乗り込むのみ……!!」
ネサラ「」(ボロッ)
デジェル「なんか……鴉さんがボロ雑巾みたいになってますけど……」
リリーナ「余の部下にならんか?と勧誘してはみたが断ったのでな……力ほど純粋で単純で美しい法律はない……力こそが全てを司る真理なのだ!」(ドドォーンッ)
デジェル「ちょ、それどこの魔王様!?」
リリーナ「ま、これでお姉様が鷹王様をどう落としたかがわかるわね♪きゃー!楽しみー!」(ルンルン)
デジェル(その切り替えもこわいんですけど!?)
0202助けて!名無しさん!
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2017/08/17(木) 12:26:10.75ID:/2UGPv58
とりあえずここまで。長くなりそうなんで、分割して投下させていただきます。
0203助けて!名無しさん!
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2017/08/17(木) 17:52:01.05ID:/nXFzka5
あんさんの描くシリーズの強烈なコメディの香りが私はたまらなく好きです
0204助けて!名無しさん!
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2017/08/18(金) 00:50:29.58ID:bn2sZn/h
バース「…リリーナ様とキスすると…直前にペロられてた奴の汗の香りがすることが…」
ボールス「よせ、考えるな」
ウェンディ「たまには私たちが攻め役に回ってもいいのでは。奉仕って言ってもいいですけど」
0205助けて!名無しさん!
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2017/08/18(金) 18:59:40.34ID:vJGwD113
クーガー「なあ」
エフラム「なんだ?」
クーガー「俺、お前にご祝儀渡すの17回目だったよな。大人チキは結婚済のが未来から来たので重複するからってお前遠慮したけど」
エフラム「……すまん」
クーガー「いや、攻めてなんていないって。ただその、俺が結婚した時にお前からもらうとしてなんつーか。
      17倍くれとかじゃないんだ。俺は常人、お前は前からそうだけどつくづくとびぬけた非凡なヤツだなって」
エフラム「自分ではわからんが…まあ一般的ではないのだろうな。でも最近増えたぞ?」
クーガー「増えても一握りだから!?普通モブ人の方が多いから!?」
0206助けて!名無しさん!
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2017/08/18(金) 21:49:59.19ID:AAoePwsz
>>205
はっぱさんが聞いたら憤死しそうw

シリーズ投下、中編になります。長いですが次で最後なのでご勘弁を。
0207クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:50:50.00ID:AAoePwsz
エリンシア「〜♪」
今日もエリンシアは天馬に跨り、フェニキスへ弁当を届けに行く。だが、その微笑ましい姿を快く思わない者も多々いたのである……
シーカー「ネサラ様、いました。最近フェニキス海域付近をチョロチョロしているという、天馬に乗ったニンゲンのオンナです。」
ネサラ「それにしてもでかい積荷だな……はん、どうせ金目のモンは持ってねえだえろうが……ニンゲンにデカイ顔されてここいらを動き回られるのは面白くねーな。」
シーカー「……しかもなんだか、とっても美味しそうな香りがします……」(じゅるり)
ネサラ「ふーん、あの積荷の中身は食い物か。……金目のものじゃあないが、貰えるものは根こそぎ貰っておく……それがキルヴァス流だ。」(ニヤ)
シーカー「……流石ネサラ王。では、襲撃してよろしいので?」(あーお腹減った……うう……あの包みの中身が気になるうう!!)
ネサラ「勿論だ。……根こそぎ掻っ攫って来い!」(ピィィーッ!)
0208クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:51:20.23ID:AAoePwsz
エリンシア「ふふふ、今日はトンカツ弁当に唐揚げ弁当、ええと、リュシオン様にはフルーツサラダサンドに……最近はお魚も沢山分けてくださるから、家計が大助かりですわね。……あら?あれは一体何かしら……?」
シーカー「であえであえ!ネサラ王は略奪をお望みだ!!かかれーい!!」\ワーッ!!/
エリンシア「あれはキルヴァスの!?まさかお弁当を狙って!?」
シーカー「その美味そうな弁当をよこせ!!」(キキーッ!)
エリンシア「これはフェニキスのみなさんが楽しみに待っていてくださっているお弁当です!そちらがその気なら……ぶっとばして、差し上げますわ!!」つアミーテ
\キンキンッ!ズバッ!キエーッ!!キンッ!/
シーカー「クッ!このオンナ……ニンゲンのくせしてなかなかやるな!」
エリンシア(……っ!数が多すぎます!!このままでは……)
シーカー「ええい!増援を呼べ!ニンゲンのオンナごときにやられてたまるか!!」\ピィィーッ!!/
エリンシア「っ……あんなに沢山……!流石に私一人ではもう……」
シーカー「ハッハッハ、さあ弁当を渡すのだ!」
0209クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:52:29.38ID:AAoePwsz
\ガキィン!/
シーカー「な……何ぃッ!?」
アイク「ふう、間に合ったか。」
エリンシア「アイクちゃん!?どうしてここへ!?」
アイク「……カイネギス王から、最近キルヴァスが不穏な動きをしているから気をつけろと聞いていたからな。今日は休みだったし……エリンシア姉さんが心配だったから念のため来てみたんだ。」
エリンシア「アイクちゃん……」
アイク「さあ、早く弁当を!早く届けないと冷めてしまうぞ?」
エリンシア「……ありがとう、アイクちゃん。迷惑をかけて……ごめんなさい……」
アイク「いいんだ。姉さんがフェニキスに弁当を届け始めてから、俺達の弁当にも気合が入って美味くなったし……フェニキスの果物は鍛錬の後の水分補給にピッタリだからな。」(ニコッ)
エリンシア「それでは気をつけてね、アイクちゃん。フェニキスに着いたらティバーン様達にも知らせますから!」
アイク「ああ、頼む。」\キンキンッ!/
0210クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:53:07.42ID:AAoePwsz
ジル\バサッバサッ/(……む?あれは……半獣が人間を襲っているのか?)\スイーッ/
シーカー「くうう〜っ!お、おのれニンゲンめえ〜っ!」
ミスト「……エリンシアさんの恋路は邪魔させないわ!恋する乙女のためなら私、頑張っちゃうんだから!」
レテ「……このラクズの面汚しめ!覚悟しろ!」\シャキーンッ!/
ジル(バサッ)「……私はジル。デインの騎士として、助太刀する……!半獣と共闘するのは癪だが……それ以上に汚らわしい悪しき半獣をのさぼらせておくわけにはいかない!」\ジャキンッ!/
レテ「フンッ、気に入らない態度だがまあいい。せいぜい足手まといになるな!行くぞ!!」

ネサラ「チッ、シーカーのヤツ……随分と手こずってるようだな……」(イライラ)
鴉の民「……ネサラ様、どうやらフェニキスの連中に気づかれたようです。鷹王がこちらへ向かってきています。」
ネサラ「……鷹王が?ヤツを相手にするとなると面倒だな……よし、撤退させろ。今回はどうせ金にならねえし。くだらん意地を張って損するわけにはいかないね。」
0211クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:53:58.51ID:AAoePwsz
\バサッバサッ/
鴉の民(かくかくしかじかサバクニソーンバルケ)
シーカー「……何!?鷹王が!?……ええい仕方ない!みなの者!引き上げじゃあ!!」
レテ「……逃がすか!」
アイク「待て、レテ。相手にもう戦意はない。深追いしなくていいだろう。」
レテ「……くっ……」
ジル(『ひきあげじゃあ!』って……まさかドラ○エ……実は私も結構好き……って!ハッ!半獣相手に何を考えてるんだ私は!!)
0212クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:54:31.07ID:AAoePwsz
エリンシア(バサバサッ)「アイクちゃん!みなさん!ご無事で!?」
アイク「ああ。大丈夫だ。それより、弁当は冷めてなかったか?」(フフッ)
エリンシア「もう!無茶をしてはいけません!……本当に心配だったのですよ!?」(ギュウウ)
ティバーン「……ほ〜う、姉弟仲のいいこったな。」(バサッバサッ)
エリンシア「あっ……ティバーン様////」(ササッ)
アイク「……鷹王……あんたのおかげで助かったよ。礼を言う。」
ティバーン「何を言ってやがる。俺達が来ずとも、お前の腕なら連中を追い払えただろうに。」
アイク「いや、助かったのは本当さ。それにしても、久しぶりだな。」
ティバーン「ああ。前にセリノスの森でリアーネを助けてもらって以来か。あん時は世話になったな。」
リアーネ\アイク、ヒサシブリ!/
アイク「リアーネも久しぶりだな。今は鷹王の所で世話になっているのか。」
リュシオン「ああ。……残念だが、セリノスではまだ……暮らせるような状況じゃないからな……」
エリンシア・アイク「……」
リュシオン「すまない。お前たちのせいではないんだ。気にするな。」
ヤナフ「……それにしても、キルヴァスのやつらがこんなところまで出張ってくるなんて、完全にナメられちまったな……一発カチ込み行っときますか?王?」
ティバーン「……そいつは後日俺から行くとする。連中、ベグニオンとつるんでんじゃねえかって噂もあるからな。」
ウルキ「……それがもし本当だとしたら……厄介なことになってきますね……」
リュシオン「……」
アイク「……」
0213クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:54:57.02ID:AAoePwsz
ティバーン「まあお前ら、そうシケた顔すんな!折角久しぶりに会ったんだ。アイク、お前もエリンシアの弁当食っていくだろう?」(ニカッ)
アイク「えっ、いいのか?」
エリンシア「大丈夫よ。アイクちゃんたちの分も、今からお台所をお借りして作りますから。」(ルンルン♪)
ミスト「そんな!折角持っていったお弁当が冷めちゃうよ!」
ヤナフ「固ってえこと言うなよ嬢ちゃん!メシはみんなで食った方が美味いだろ?」
レテ「そ、それはそうかもしれないが……」
アイク「なら、決まりだな。姉さん、すまないが頼む。」
エリンシア「うふふ、みんな揃ってお弁当だなんて、小さい頃に行ったピクニックを思い出しますわね。張り切って作りますので待っててくださいね!」(パタパタ)
ティバーン「……」(フッ)

ジル「……では、私はこれで失礼する。」(バサッ)
ミスト「あっ、待ってジル!」
ジル「?何だ?私は半獣共と馴れ合う気は……」
エリンシア「ジルさんも、一緒にお弁当食べましょう?」(ポンッ)
ジル「……なっ////」
ミスト「そーそ!私の手作りクッキーもあるよ!ねっ?」
アイク「……そいつは、腹を壊すからやめた方がいいんじゃないか?」
ミスト「ちょっとー!それどういう意味よ!(ムッスー)ほら行こっ!ジル!!」(グイグイ)
ジル「……ま、待て!私は一緒に食べるとは一言も言ってな……」\ズルズル/
0214クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:55:49.72ID:AAoePwsz
アイク(ガツガツワッシワッシ)「ん、美味い。やっぱり姉さんの飯は一番美味いな。」
レテ「……ふむ。確か美味いな。これは是非、ガリアでも頼んでみたい。」(モグモグ)
ヤナフ「うんうん。ベオクだろうがラクズだろうが、やっぱ美味いモンは美味いんだって。」(ガツガツ)
ミスト「ねーねー、エリンシアさん!今度料理教えてよー!」
エリンシア「あらあら、ミストちゃんまで。こんなに喜んでいただけるなんて、私とっても嬉しいですわ。」(にこにこ)
ジル「うう……デイン軍人のこの私が半獣と仲良くランチタイムだなんて……でもこの卵焼き美味し……」(ムシャムシャ)
レテ「そう思うのであれば、まず言葉から改めてもらおうか?その"半獣"という言葉はとても不愉快だ。」(フンッ)
アイク「まあレテ、そういう言い方はよせ。だが、レテの言うことは正しいぞ?いくら反ラクズ思想の強いディン人だからといって、俺達と同じ釜の飯を食べるのであれば、そこは改めてほしい。」
ジル「わ、私は別に食べたいと言って一緒に食べているわけでは……!」
ミスト「もー!素直じゃないんだから!そう言いながら、さっきからちゃっかりお代りしてるのは誰ですか〜?」(ギュッ☆)
ジル(うわっバレてた!?)「ち、違うし!?ってか恥ずかしいからくっつかないでえ!」(////)
\キャーキャー!ワハハハハ……/
0215クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:56:27.39ID:AAoePwsz
エリンシア「くすくす……ジルちゃんったら、もうあんなに馴染んでしまって。」(ウフフ)
ティバーン「……そうだな……」
エリンシア「?どうかされましたか?ティバーン様?」
ティバーン「いや……こんな賑やかな飯の時間は久しぶりだと思ってよ。」(フフッ)
エリンシア「ふふふ、そうですね……まさか、ディンの方ともこうしうて仲良くお弁当を食べることができるだなんて、私……思ってもいませんでした。」
ティバーン「へえ、お人よしのあんたでもそう思うことがあるのか。」
エリンシア「私なんて……いつも不安だらけですよ?お料理の時にお砂糖とお塩を間違えなかったかしらとか……みんなにハンカチを持たせるのを忘れなかったかしらとか、それからそれから……」
ティバーン「はあ?なんだそりゃ……」
エリンシア「いつかラクズもベオクも……デインもクリミアも、ベグニオンも関係なく……みんなで仲良くお弁当が広げられる……そんな世の中になるとよろしいですわね……」
ティバーン「……ああ、そう……そうだな……こんな風に、な……」(そうか、種族の差だの何だのなんて……あんたやアイクにとっちゃ……その程度の悩みなんだよな。こりゃ敵わんぜ……)つエリンシアの腰
エリンシア(ギュッ)「……あ……////」
テイバーン「おっと、すまんかったな。男にこういうことされるのは初めてか?」(へへへ、ウブいところもタマらねえな////)
エリンシア「い、いえ……その、ティバーン様の逞しい腹筋KINNNIKUが当たってるううう!……と思ってデュフフ////」(鼻血ボッタボッタ)
ティバーン「あっそう」(白目)
0216クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:56:56.63ID:AAoePwsz
ヤナフ「うぐっ……は、入りづれえ……」(ウへエ)
リュシオン「……うっ……ティバーンに甘〜い"カップルの気"が……なんだかちょっと気色悪い……」(ゾワ〜)
ウルキ「……女はあくまで一晩限りってところで、今までああいう付き合いなどそうなかったからな……」(ウンウン)
ミスト「いやん、お二人ともなんかいい雰囲気〜」(ポッ)
アイク「?そうなのか?そういえば、エリンシア姉さんは鷹王が初恋の人だと言っていたな。」
ミスト「ウッソ〜!ちょっと、それホントなのお兄ちゃん!?それは是非kwsk!」(フンガー!)
レテ「……むむ、それならば我々は邪魔者ということに……」
ミスト「ってなわけで、私たちはさっさと退散しましょ!ジルも行くよ!」(ガシッ!)
ジル「こ、こらっ!いくら一緒にお弁当を食べたからってそう馴れ馴れしくするなっ!////」(ああんっ卵焼きがあ〜……!)\ズルズル/
0217クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 21:58:56.46ID:AAoePwsz
エリンシア「それでは、これから晩御飯の準備がありますので、私はおいとまいたしますね。」(バサッ)
ティバーン「おう、気をつけてな。明日も楽しみにしてるぜ、日替わり弁当。」
ウルキ「……」
ヤナフ「……な、なあティバ……じゃなかった、王?」
ティバーン「おう何だ、ヤナフ。これからさっさと積荷を……」
ヤナフ「まさかとは思うけどさ……エリンシアの嬢ちゃんに……惚れたりとか……してねえよな?」
ティバーン「はああああああ!?何言ってんだあああ!?お前!?」
ウルキ「だが、噂が立っている……王が、ニンゲン……ベオクの若い女に入れ込んで、誑かされているのではないかと……」
ティバーン「バ、バカ言ってんじゃねえよ!?何で俺があんなKINNNIKUハアハアペロペロとか言ってる変態のベオクの小娘なんざに……」
ウルキ(とか言いながら、それを本人に聞かれたらすごく後悔するんだろうな……)
ウルキ「……そうならもう弁当は取るのはやめて……関係を絶った方が……」
ティバーン「……あのな、それとこれとじゃ話が別だろうが。別に俺はあいつとはそういうのじゃねえんだし、俺はフェニキスの誇りを捨てた覚えはねえ。あいつの弁当は美味いから取る。ただそれだけだ。」
ロッソ「でも王……ホントのことっすよ、噂が立っちまってるってのは……あの嬢ちゃんとはこれ以上深入りしねえ方がいいと思いますね、俺は。」(ムシャムシャ)
ティバーン「そう言いながらお前もエリンシアの弁当食ってんじゃねーか!ああ!?」(ダンッ!)
ロッソ「うぐうう……」(だって美味しいんだもん……)つカキフライ弁当
ティバーン「ったく、どいつもこいつも小せえことでグダグダぬかしやがって……!とりあえず、俺はキルヴァスの連中にちょっくらモノ言ってくらあ。……鴉にナメられちゃあたまらんからな。」(バサバサッ)
ロッソ「……」
ヤナフ「なあ、アレはぜってー嬢ちゃんに落とされてるよな。」
ウルキ「……うむ。」
リュシオン「……ああ、素直でないなあの人は……」(せっかくのイイOPPAIを逃すなんて勿体無いぞティバーン!)
0218クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 22:01:55.48ID:AAoePwsz
〜キルヴァス〜
キルヴァス、それはフェニキス西方に位置するラクズの鴉族が住む地域……鷹と違い、時にはベオクとも組む狡猾さを武器とする彼らはその読めない動向で同族にすら恐れられていた。
フェニキスと同じくネサラ率いる海運業が力を持っているが、その海運業とは名ばかりの船を持たぬ空の海賊であり、闇物流業者であった。
0219クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 22:02:47.32ID:AAoePwsz
ティバーン「おう、ネサラ。ちょっと顔かせや。」(ギロッ)
ネサラ「……相変わらず無粋だな、鷹ってのは。そっちから押しかけといてその態度はないだろう?もう少しフレンドリーに行こうぜ?」
ティバーン「シラを切ってんじゃねえ。お前らが俺達のシマを荒らしたのはわかってんだ。」
ネサラ「部下が勝手にやったことさ。俺には関係ないね。」
シーカー「えっちょっ!ネサラ様!!酷いですよそれは!!」つ弁当
ネサラ「お前何よその弁当は。」
シーカー(ハハハ〜)「……え、えーとですね、これはさっき通りすがりのお弁当屋さんからいただきまして……あっ唐揚げおいしっ。」(モシャモシャ)
ネサラ「……お前、後で給料カットな。」
シーカー「」
ネサラ「フン……どいつもこいつもニンゲン共にいいようにされて、恥ずかしくないのかねえ?この度の文句だって、本音はあんたの女のことできたんじゃないのか?えっ、鷹王さんよ。」
ティバーン「てめえ……どうやら本気で俺を怒らせたいらしいな……?!」(ザワッ)
ネサラ「おっと、そいつは悪かった。……こちとら、別にあんたとやり合ってもかまいはしないんだが……同族で揉めてる場合じゃないんだな、これが。」
ティバーン「どういう意味だ?」
ラフィエル「それは、私からお話ししましょう。」(スッ)
ティバーン「……ラフィエル!?……おっ……お前!生きてたのか!?」
0220クリミアより愛をこめて【中編】
垢版 |
2017/08/18(金) 22:04:07.25ID:AAoePwsz
〜数日後〜
エリンシア(バサバサ……)「みなさん、お弁当をお届けに上がりました……あら?なんだか今日は雰囲気がいつもと違う気がしますね……」
ヤナフ「……」
ティバーン「エリンシア……」
エリンシア「あっ、ティバーン様!今日は特別に特上リブロースステーキ弁当ですよ!最近ずっとお忙しそうでしたし、スタミナがつくようにと思って!」(にこにこ)
ウルキ「……」
ティバーン「……エリンシア、少し話がある。いいか。」
エリンシア「えっ、は、はい?」
0221クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 22:04:40.50ID:AAoePwsz
ティバーン「今度、キルヴァス・ガリアとラクズ連合を組んでベグニオンに本格的にしかけることになった……」
エリンシア「……そ、そんな!」
ティバーン「……セリノスの事件について、リュシオンの兄貴のラフィエルが真実をもたらした……ベグニオングループの元老院連中が黒幕だったってな……それで、ベグ二オンに釈明をさせるために送った使者が未だ戻らねえ。」
エリンシア「そんな……サナキ様がそのようなことを許すはずがありません!」
ティバーン「ところがな、そのサナキは今、グループの査問会にかけられた上、事件の責任追及を受けていて謹慎中だそうだ。……もう誰にも連中を止められねえのよ……!」(ダンッ!)
エリンシア「……ですが……!」
ティバーン「もうベグニオンの態度には我慢がならねえ……!連中はこのまま、こっちの海域の運行路を全て封鎖するとまで言い出しやがった……!」
エリンシア「酷い……そんなことまで……」
ティバーン「そうなれば俺達は食い扶持がなくなっちまう……やられる前にやらねえと、こっちが潰されちまうんだよ!」
エリンシア「……」
0222クリミアより愛をこめて【中編】
垢版 |
2017/08/18(金) 22:05:49.67ID:AAoePwsz
ティバーン「……フフフ……所詮はラクズとベオクは相容れねえってこったな。あんたやアイクにつられて、俺としたことが夢見ちまったよ……」
エリンシア「ティバーン様……」
ティバーン「いいさ、アイクやお前と……お前の一家・仲間連中はそうじゃねえってことぐらいは、俺にはわかってる。だが、みんがみんなそうじゃねえんだ。今回ばかりはもうどうしようもねえし、仕方ねえ。」
エリンシア(ギュッ……)
ティバーン「……もう仲良しゴッコは終わりだ。もうあんたがここに来ることもねえ。」
エリンシア「……ティバーン様は……」
ティバーン「……?」
エリンシア「覚えていらっしゃいますか……?十年経って……私の気持ちが変わらなければ……『お嫁さんにして下さい』という言葉を考えておくと……」
ティバーン「……」
0223クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 22:06:25.05ID:AAoePwsz
エリンシア「……いいえ……覚えていていくださったんですよね……私が貴女に『お嫁さんにして下さい』と頼んだこと……」
ティバーン「……あんなもん、ガキとの戯れだ……」
エリンシア「……私、嬉しかった……とても……だって……私……それから貴方のことをずっと……」
ティバーン「忘れろ。十年経ったらだの、そんなもんはガキのあんたがうっとおしくて言ったその場しのぎのでまかせだ。」
エリンシア「……」
ティバーン「……もう、弁当は届けなくていいからな。」
エリンシア「……!!」
ティバーン「正直な、今までずっと迷惑だったんだ。他の地域の連中からも、フェニキスの鷹王がニンゲンのオンナなんぞに入れ込んでイカレちまったって噂が立ってよ……」
エリンシア「……」
ティバーン「あんたに優しくしちまったのも、ベグニオンとピリピリしてた中でのちょっとした気晴らしってやつだったんだ。……ここはニンゲンのいるとこじゃねえ。とっとと帰んな。」
エリンシア「……そ、そう……ですか……ごめん、なさい……さようなら……ティバーン様……」(バサッバサッ)
ティバーン「……」
ティバーン「……これで……よかったんだよな……」つステーキ弁当
リュシオン「……」
0224クリミアより愛をこめて【中編】
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2017/08/18(金) 22:08:29.55ID:AAoePwsz
その日、エリンシアは帰ってからもそのことは兄弟の誰にも話さなかった。ただ、フェニキスからのお土産がなくなったこと、次の日からエリンシアが弁当を届けに行かなくなった事実だけは家族全員が理解していた。
ガリアづてにラクズの事情を知ったアイクやデインに知り合いのいるミカヤ以外は、ただ単にエリンシアのパートの期間が終わったものか、もしくはフェニキス海運が休業中なのだとばかり思っていた。
そうしてエリンシアは夜な夜な、鷹王のことを想ってこっそり泣いていることをただひたすら周囲に隠しながら日々が過ぎていった。
0225助けて!名無しさん!
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2017/08/18(金) 22:09:16.62ID:AAoePwsz
中編はここまで。ゲーム本編の時系列とイベントが異なっているのはまあこのスレの補正ということで。
0226Hは何の略?1/2
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2017/08/19(土) 08:41:48.62ID:gXUkyDRl
大作投下乙です。2人の恋路はどうなるのか?後編が楽しみです。
シリアスの直後にギャグは少し気が引けますが投下させて頂きます。

リーフ「ふぁ……おはよ〜」
マルス「おはよう、夏休みだからって遅くまで寝てたね」
リーフ「いいじゃないか今くらい」
マルス「どうせ遅くまで自家発電してたんだろ? たまには部屋の換気しなよ、ヤバいレベルで臭い篭ってるから」
リーフ「ぐぅ! いいじゃないか、僕は皆と違ってこれしか慰められないんだよ。 それで皆は?」
マルス「皆それぞれ出掛けたよ、仕事だったり嫁婿サービスのデートだったり、何人かは宿題の仕上げをしてるかな?」
リーフ「ふーん、ま、良いや、兄さん、新聞見せて」
マルス「はい」
リーフ「ありがとう……ふーん、AKJ過激派またテロか……物騒だねぇ、そのパワーを何で他に向けられないのかな?」
マルス「それ、向こうからすれば絶対にリーフにだけは言われたく無いよね。
    逮捕数を考えれば君、向こうとどっこいどっこいじゃないか。
    クロム兄さん夫婦が愚痴ってたよ」
リーフ「(聞こえないフリ)んで、今日の折り込みチラシは…………
    ん? これは………『同志求む、君の情熱をここでぶつけてみないか?』 え………H同盟!!?」
マルス「………………」
リーフ「こんな素晴らしい同盟があったなんて……すぐ加盟しなきゃ、ちょっと出かけて来る!!」
マルス「行ってらっしゃい」

 リーフが飛び出した後に残されたチラシ、そこには先程彼が叫んだ文面がでかでかと書かれている。
 しかしよく見ると主催者名の部分、Hと同盟の間に不自然な隙間がある。

マルス「………………」ニヤリ
セリス「兄さん、修正ホワイト知らない?」
マルス「あ、ごめん、ここにあるよ」
セリス「ありがとう♪」


リーフ「こんにちはー! 加入者募集のチラシを見て来ました!」
デギンハンザー「よく来たな……む、お前はアイクの所の……」
リーフ「げぇ! ハ………じゃなくて、黒竜王様、何でここに!?」
デギンハンザー「何でも何も儂が同盟のまとめ役だからだ」
リーフ「まとめ役!?(嘘、あの厳格そのものの黒竜王がこんな……以外な事実……やっぱり男って事?)」
デギンハンザー「それで、ここに何の用だ?」
リーフ「そ、その……チラシを見て来ました、僕も同盟に加入したいと思いまして……」
デギンハンザー「ほぅ加入か……成程、随分強い熱情を持っているようだな。
        準備不足ではあるようだが、それはここですればいいか、良し、お前の加入を認めよう」
リーフ「ありがとうございます!(準備?)」
デギンハンザー「それではお前の先輩達である他の同志を紹介しよう。
        都合によって今いるメンバー達のみになるが他にもいるからな」
リーフ「は……はい」

デギンハンザー「皆の者、今回我らに新たな同志が加わった、リーフだ、皆、仲良くするのだぞ」
リーフ「よ、よろしくお願いします、ここで僕の情熱をぶつけて頑張ります!」
ワレス「ガハハ! なんと、葉っぱの坊主ではないか、元気にしておったか。
    進んでここに入るとは、見上げた心意気よ!」
ガンズ「でもよ、そんな状態で来たのか? 本当にやる気あるのかよ」
フウガ「準備等いつでもできる、そもそもやつはその準備を飛ばしてでもここに来たのだろう、その熱意は認めるべきだ」
バジーリオ「そうだぜ、まずは進んでここに来たことを歓迎してやらなきゃな」
0227Hは何の略?2/2
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2017/08/19(土) 08:42:47.40ID:gXUkyDRl
リーフ(え!? ちょっとなんなのこの面子! 本当に嫌な予感がするんだけど!!)
ムスタファー「さて、その情熱は認めるが、それでは準備をせねばな」
リーフ「えっと……そのさっきからいってる準備って……へ?」ガシッ
トムス「動かん方がいいぞ」
ミシュラン「あの方の腕は確かだ、おとなしくすればすぐに終わる」
リーフ「だ、だから一体これは……」
リフ「私は僧侶リフ、ただちには出来ませんが髪を剃り落とす事が出来ます。
   どうか私にお任せください」ヴィィィ
リーフ「そ、それはバリカン!! まさかそれで……まさか! Hの意味って……待って、止めて!!」

アーコノヒトデナシー!!!(ジョリジョリ)

リーフ(HAGE)「あ……頭が寒い……僕の……僕の髪が……」
デギンハンザー「これでリーフの準備も整った、ようこそ新たな同志よ、我らがHAGE同盟へ、歓迎しよう。
       それでは早速の活動だが……」
リフ「代表、本日は入りたてのリーフさんもおりますし初心者コースとして私の寺での修行はいかがでしょう」
デギンハンザー「ふむ、仕方がないか、確かに入りたての者に上級者は厳しいか、それでは今回それで行こう」
メンバー(リーフ以外)『応!!』
リーフ(HAGE)「あ、ちょっと、どこへつれて行くのさ!僕何の了承もしてないよ!!」

 それから、リーフ含むメンバー達にてリフの寺にて2泊3日の禅修行が行われた。
 帰宅したリーフは疲れきっており、数日ナンパする元気がなかった……
 というよりHAGEになった頭ゆえに表に出られなかったのが正しい。

マルス「結婚前とは言えスーやマリアにルパンダイブしたりシーダやリンダの胸をガン見したりカチュアやマリーシアをディスってたことの報復はこれくらいでいいかな?」


※HAGE同盟:紋章町におけるHAGE達が集った同盟、主な活動は各地にての禅修行。
      加入条件は熱意があること、そしてHAGEであること、フサフサならばその場でも剃り落とせば条件はクリアとなる。
0228助けて!名無しさん!
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2017/08/19(土) 09:57:54.12ID:l/AffRJB
>>207
ジル「いろいろあったっけ……あの頃……」
ハール「なんでいきなり黄昏てるんだ」
ジル「急に昔の事思い出しちゃいまして」
ハール「昔…なあ。お前、典型的なラグズ嫌いだったからな」
ジル「自分で言うのもなんですけどレイシストなんてバカな事してたものでした。
   あの頃の出会いがなければ今でも軍人続けて弾圧とか摘発とかしてたかもです」
ハール「昔よりそういう風潮は減ったけどな。そうそう無くなるもんでもないし」
ジル「原因はワンサイドじゃありませんから。言っちゃ悪いですけどゴミ荒らしする烏さんとか評判悪くする人がいるのも事実ですし、
   本能や習慣の違う人らが近いところに住むのって難しい事多いですよ」
ハール「運送やってるといろんな土地が見えてくるか」
ジル「はい、気が付く事もいろいろ。世界が広くなって感じられます。最近興味深いのは暗夜と白夜です」
ハール「へぇ?」
ジル「妖狐もガルーも動物の化身なのは一緒なんですが一方は神、一方はモンスター的にみられてますよね。人間から。
    これもそこに住む人たちの受け止め方の違いみたいです。文化や国民性っていうか…うまく言えませんが」
ハール「まーそんだけ自分の頭で考えるようになったんなら上等だろ。お前の石頭もちっとはやわこくなったみたいだな。
     大人になってスタイルまでやわこくなったのと一緒だ」
ジル「は、ハールさん!セクハラです!オヤジ入ってます!」
ハール「わりいわりい。もうお兄さんって歳じゃねえのは事実だし」

>>226
リーフ「…出かけて帰ってきたら部屋の空気が入れ替えられ、使用済みティッシュがまとめて処分され、
    エロ本がジャンル別に整理整頓されて本棚に収納されてた件……」
ロイ「エリンシア姉さん家の大掃除してたから…」
リン「あんた…ちょっとは気使いなさいよ。自分の部屋ってのはわかるけど…」
クロム「貴様ぁぁぁぁ!清らかな姉さんに汚物を片付けさせおって!せめてティッシュは自分で捨てろ!」
リーフ「ご、ごめんごめん!!!毎晩沢山出るゴミだからまとめて処分しようとは思ってたんだよ!
    でもティッシュ生産してたのは兄さんも一緒のくせに」
クロム「う、うるさい。ほっといてくれ!それに俺は自分で始末してたぞ。最近はルフレと…げふん」
ロイ(僕も彼女いないしたまに自家発電しなくはないけど…リーフ兄さんのティッシュ量はそれにしたって異常だ…
   これがスタミナ∞って事なのかな。剥げた頭もまた生えるまであんまり時間かからなかったし)
リン「まったく男子ってのはこれだから…」
リーフ「リン姉さんの彼氏たちだって男子じゃん。同じだって」
リン「一緒にすなっ!みんなデリカシーも持ってるし、あんたなんかよりずっとイケメンなんだから!
   …そ、そりゃそういう欲求あるのわかるし…わ、私だって…えと、なくはないし…は、初めてどうするかもえと…その考え…って、何言わせる!?」
ロイ「姉さん姉さん。返事は帰ってこないよ。兄さんたち鼻血の海に沈んでるから…僕だってえっと…その…//////」
0229助けて!名無しさん!
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2017/08/19(土) 17:00:53.06ID:dCREcL4O
デギンハンザー「ちなみにマークスとヘクトル、レックスも同志になる予定だ。熱意を得られればだが」
トムス「あの後退ぶりを見るとハゲるのは時間の問題だからな」
ミシェラン「ローズマギーシリーズの連中もこっち側」

ヴェロニカ「…HAGE同盟のホームページの同志候補者に名前があったわ。ハゲるの?」
マークス「そそそ、そんな事はなな、無い。それより夏休みの宿題をしたまえ」
ヴェロニカ「…えー…」
マークス「えーじゃありません。君はやればできる子なのだから」
ゼト「その通り!箸にも棒にもかからぬ輩ならだれも小言など言いはしません」
マークス「ゼト先生!?まったく姿を見かけなかったが…生きていたのか!?」
ゼト「アルム村分校で村に1人しかいない子供のデューテの勉強を見ています。
   夏休みになりましたので久々に街に来てみましたがマークス先生が手を焼いてる生徒がいると聞き協力に来ました」
マークス「…そちらの子も勉強嫌いそうだな…」
ゼト「ええ…毎日遊んでばかりで私の言う事などろくに聞いてはくれません…」
ヴェロニカ(な、何かまた口うるさそうなのが…話始めた今のうちに脱出…はっ!?
       こ、ここは私の屋敷…脱出したら一人で外に出ちゃう!?)
マークス(ここに留まれば二人がかりで説教&勉強のコンボ)
ゼト(出ていくなら夏の間に少しは外に出る機会を作り脱引き籠りを進めると…)
ヴェロニカ(とかなんとか考えてる顔ね…大人って汚い…いいもの。外に出てネトカに籠るんだから)
0230助けて!名無しさん!
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2017/08/19(土) 17:20:27.41ID:uPnOliR0
>>227
嫁の葉っぱ被害に対する処置

マルス:ルパンダイブは即コノヒトデナシー。追加で搦め手の制裁。
エフラム:度が過ぎるようならジークムント。そして寺で強制鍛練。サラ様とノノは自分で制裁することも。
アイク:嫁達自身が対処できる実力者多数。というか、アイクが武力行使するくらいキレたら、リーフでも死にかねない。
アルム:エフィにちょっかい出そうとされた時は怒った。そして、アルムの貴重な独占欲にエフィ大喜び。
クロム・エリウッド:今のところ嫁に実害はないし、OPPAI好きとしての共感もあるのか、小言程度。
ヘクトル:嫁に被害無し。個人的には、フロリーナは美乳だと思います、はい。
カムイ:嫁に被害無し。なんかしたら多分HP1になるまで葉力発電の刑と思われ。

>>228
ジル……大人になって……(心身ともに)
リン姉さんは、早よ一人目決めたらな、婿達が生殺しですぜ?

>>229
サラ「行くとこないなら覇王家(ウチ)に来る? 1泊2日で、ね」
ノノ「大丈夫大丈夫。いきなり参加しなくても、最初は見学で良いから!」
キヌ(あー。アタシそのぱたーんだったなぁ……)
ソフィーヤ「……お客……さま……?」
イドゥン「大変……お菓子とお茶の用意しないと……」
0231助けて!名無しさん!
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2017/08/19(土) 17:26:53.04ID:uPnOliR0
あ、シグルド兄さんとエイリーク忘れてた

シグルド:ラケシスが結婚後被害にあったことは無い。が、既婚者へのルパンダイブはntr撲滅対象。
エイリーク:ターナに被害無し。ただし、貧乳ディスには制裁or口撃。
0232助けて!名無しさん!
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2017/08/19(土) 19:07:03.64ID:mdFBOsJ9
ヴェロニカ「……ここ」
エフラム「……いきなり呼び出されて連れてこられたんだが……しかもここは運動公園じゃないか、やっと外に出る気に……」
ヴェロニカ「違うから、今説明する。あなたみたいな人の力が必要になった」
エフラム「違うのか……何なんだ?」
ヴェロニカ「今やってるゲームで、リアルの世界でスマホの画面を通してキャラを捕まえたり、拠点を制圧したりするやつがあるの」
エフラム「ああ、そういうのは知ってるぞ。というかやっぱりゲームのことだったのか……外に出ないのにいつやってたんだ?」
ヴェロニカ「うちの無駄に広い敷地内とか、コンビニ行くついでにレべル上げしてた」
エフラム「そういうことには労力を惜しまないのか……」
ヴェロニカ「で、今日はここにレアキャラが出るという情報があるの」
エフラム「そうなのか、そういえばやけに人が多いな……それらしい場所は隙間がないくらい大勢の人がいるな」
ヴェロニカ「このままじゃレアキャラが探しにくいから、この人混みをどけるとか吹っ飛ばすとかできる?」
エフラム「……待て、まさかお前このために俺を連れてきたのか?できるわけないだろ!とんでもないなお前は……」
ヴェロニカ「あなた強いんでしょ?これくらいの集団軽く蹴散らせると思ったんだけど」
エフラム「別に悪いことをしてるわけじゃない連中を蹴散らすわけにはいかないだろ……人が多いなら整理は警察か警備員の仕事だ」
ヴェロニカ「そんなの機能してないのは見れば分かるでしょ」
エフラム「……まあな」
ヴェロニカ「今回を逃したらいつ出るか分からない……ああ……レアキャラが……」
エフラム「仕方ない……少し待ってくれ、なんとかできそうな奴に連絡するから」

ベルド「サラ様、作戦は成功です」
サラ「はい、ご苦労様」
エフラム「教団の人間を少しづつ公園に入れて最終的に教団の人間で埋め尽くしてしまうのか……力技だな」
サラ「別に悪いことは何もしてないし。ほら、思う存分探しなさい」
ヴェロニカ「あなた……とんでもないわね」
エフラム「お前が言うなよ……」
サラ「別に礼は言わなくていいから、兄様から頼まれたからお礼は兄様から頂くから……」
エフラム「……無理のない範囲で頼む」
ヴェロニカ「これでレアキャラが……ふふ」
エフラム「どうせならこれをきっかけに本格的に外に出たらどうだ?」
ヴェロニカ「えー……ゲームはするけどそれは嫌」
エフラム(考えてみると、とりあえず外に出る要因になったのもまたゲームというのも皮肉な話だな……)
サラ「そういえば、あなたソシャゲとかやってるんでしょ?どうせならフレンドになってあげてもいいけど?」
ヴェロニカ「……そんなの必要ないし」
サラ「私の周りだけでも十人以上の子がいるから、それだけフレンドが増えたらゲームも有利になるんじゃない?」
ヴェロニカ「…………」
エフラム「それで揺らぐのか……」
0233助けて!名無しさん!
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2017/08/19(土) 19:45:29.48ID:dCREcL4O
ミルラ「…始めにお兄ちゃんと…している時に召喚で持ってかれて…その後も何度!デートのタイミングで連れてかれたか!」
チキ「ほんとに間が悪いよね…」
ミルラ「埋め合わせはしてもらってますけど」
セツナ「ミルラはあの子とフレンドになるの…嫌?」
ミルラ「…嫌とは言いませんけど…うー、複雑です…」
アメリア(ヒーローズで先越しちゃってなんか悪いからコメントは控えよう…)
ノノ「ノノは構わないよ?切っ掛けで仲間が増えたら嬉しいしっ」
ミタマ「そうして増えてきた感もあるかもしれませんが眠いので寝ます」


エマ「あっちの方は凄いなぁ…賑やかで…」
ユズ「入るのか?あそこに」
エマ「し、知り合ったばっかだから!?…わかりませんけど…」
ユズ「そーか…あ、そろそろ五体投地の時間だ。やってくる」
エマ「…よくあんな痛そうなのできますね…ミラ教徒でも熱心にやってる人はあんまりいないとかなんとか…」
ユズ「大地と抱擁し、大地に抱かれてその存在を感じられるからいいんだぞ。まあ無理にやるものでもないそうだが」
クレア「見習いなのになんでファルコンナイトなのです!見習いなのに!」
エマ「うわっ!?」
クレア「正規の騎士のわたくしだってペガサスナイトから始めましたのに!なんで!」
エマ「そ…そんなこと急に言われても…っ」
0234助けて!名無しさん!
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2017/08/19(土) 22:51:16.49ID:PfAYs6YE
>>228
おい、葉っぱくんの秘蔵のコレクションをエリンシア姉さんが見たということは……
鷹王超逃げて
0237クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:02:54.58ID:xBDRcews
兄弟家が何事もなかったかのように時を過ごしていたその間……ラクズ連合はついに、ベグニオングループの元老院率いるベグニオン軍と戦いを始めていた……
ただし、一家の中でもアイクはライの頼みもあり、この抗議抗争に参加していた。だが、エリンシアや他の兄弟達の身を案じて家では一切そのことを口に出さなかったのである……

スクリミル「ラクズの誇りの為!この戦いは絶対に勝つ!!勝つ!!勝ぁぁーつ!!」
\ウォォォォォ!!/\スクリミル様バンジャーイ!/\シンダベグニオンダケガ、イイベグニオンダー!/
0238クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:03:23.73ID:xBDRcews
ティバーン「しっかし、よくお前ら鴉が協力してくれる気になったもんだな。」
ネサラ「……今回は事情が事情だからな。リュシオンやリアーネのこともあるし……」
ティバーン「つっても同族の協力ってのはありがてえ。いつもこういう風に、そっちがアッサリ手を組んでくれりゃこっちとしてもキルヴァスともう少しうまくやっていけると思うんだがな。」
ネサラ「……へえ、そいつはありがたいお言葉で。……でもそんなにホイホイ俺を信用してるとな……コロッと寝首をかかれるかもしれねえぞ……」
ティバーン「ハッ、冗談を。せっかく同族が結束しようってんだ。仲良くやろうぜ。お前とラフィエルとリュシオン、それにリアーネはなんだかんだで昔馴染みなんだしよ。」
ネサラ「……」
ライ「……それで、作戦はどうする?」
アイク「そうだな、いい策を頼めるか?セネリオ。」
セネリオ「野獣どもに知恵を貸すのは癪ですが……アイクの頼みですから、仕方ありませんね。まずは……」
0239クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:03:53.30ID:xBDRcews
ティバーン「……やっぱ持つべきは同族ってやつだな……なあリュシオン?」
リュシオン「……ティバーン……ちっと歯ぁ食いしばれや!」(ゴッ!)
ティバーン「……」(シーン)
リュシオン(ぺキッ)「……今ので、私の拳の骨にヒビが入りましたね。ですがこれは、心優しい弁当屋さんの痛みですよ。」
ティバーン「……くだらねえ……一時のお遊びがなんだってんだ……たかだか弁当で、俺がベオクの小娘なんざに……」
リュシオン「では、貴方のその手にある空の弁当箱は何なのですか?」
ティバーン「……くっ……!」
リュシオン「本当にくだらないと思っているのであれば、そんなもの捨ててしまえばいいんですよ。勿論私はずっと持っています。」ついかついアルミ弁当箱
リアーネ\ワタシモー/つピンクの花柄弁当箱
ヤナフ「俺もだ!」つジャー式弁当箱
ウルキ「……自分も同じく。」つまげわっぱ弁当箱
二アルチ「わしもですじゃ。」つ漆塗り弁当箱
リュシオン「みんなまた、あの弁当を食べたいと思っているんです。特に貴方は……!それがどうしてなのかは、貴方自身がよーくわかっているはずですよ。」
ティバーン「……クソッ……!!」(バタンッ!)
0240クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:04:21.11ID:xBDRcews
リュシオン「全く、この期に及んでなかなか素直になりませんね。あーやだやだ、歳くった男の意地っぱりはみっともないもんですわ〜。あっ、ミストさん優しく治療お願いします。」つ
ミスト「ほんとにね!……リュシオンさん?ちょっとどこ触ってるのかな〜?」(メキメキメキ)
リュシオン「あばばばば(ry」
ヤナフ「でもまあ、あいつも王子の言葉でちょっとは堪えたんじゃねーのかな。この戦いに決着つきゃあ、何かしら行動は起こすと思うね。」
ウルキ「……だといいがな……」
リュシオン「ねえリアーネ!私かっこよかった!?男らしかった!?ねえねえ!」
リアーネ「……う……ん。」(……もう、こういうことを言わなきゃいいのに……)
0241クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:04:42.23ID:xBDRcews
ティバーンつ空の弁当箱「……」
『私、ずっと憧れてたんです!空を自由に飛べる鳥さんに!』
『鷹のお兄ちゃん!私はお兄ちゃんのことが好きになってしまったんです!……私を、お兄ちゃんのお嫁さんに……』
ティバーン「ったく、何なんだ……十年ぽっち経って、俺好みのいい女になってまた目の前に現れやがってよ……」
『いけませんか?ベオクが、ラクズの市場でお買い物をするのは……』
『みんなが……仲良くお弁当を広げられる……そんな世の中に……』
ティバーン「……俺は……俺だって十年の間ずっと待ってっ……くっそおおおッ!」(ガンッ!!)
0242クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:05:18.26ID:xBDRcews
その後、ラクズ連合軍はセネリオの策で順調に勝利を収めていったかのように見えた……
しかし、首都シエネに迫ろうという時……中央軍に奇襲を仕掛けたティバーン率いる鳥翼族の軍勢は、ネサラ率いるキルヴァスの裏切りによってあわや壊滅の危機に瀕した。
無論、キルヴァスもベグニオングループによる元老院の根回しによって、国民全員を人質に取られたという事情があったが、その代償がティバーンの留守中のフェニキス地区への集中攻撃とあっては、許されたものではなった……
そして、そこからの度重なる追撃によってガリア地区まで撤退を余儀なくされたラクズ連合軍は、迫るべグニオン軍とクリミア市を挟んでの拮抗状態が続いていたのであった……
0243クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:05:48.61ID:xBDRcews
ジョフレ「エリンシア様……」
エリンシア「あら、なあに?ジョフレ。深刻そうな顔をして。」
ジョフレ「以前から頻繁にフェニキスへ行かれておられるようですが……今後はもうやめた方がよろしいかと……」
エリンシア「……!!」
ジョフレ「その……巷で……特にラクズの者の間では、エリンシア様がフェニキスの鷹王を誑かして懐柔し、ベグニオンに従属させようとしているのだと……よくない噂が……」
エリンシア「……っ……!」
ジョフレ「ラクズ連合の抗議抗争のこともありますし、エリンシア様のためにも、今後ラクズの方とは関わられない方が……」
エリンシア「どうしてジョフレまでそんなことを言うの?……私は、私はただ……」(ポロポロ)
ジョフレ「あっ」
エリンシア「……みんな……みんな酷いです……!!」(ダダダッ)
ジョフレ「お、お待ち下さいエリンシア様!!私は貴女のことを思って……その……」(オロオロ)
ルキノ「よくもエリンシア様を泣かせてくれたなこのドヘタレ愚弟よ……」(ゴゴゴゴゴ)
ジョフレ「ね、姉さん……」(ガクガクブルブル)
ルキノ「もはや姉とは呼ばせないわ……貴方なんてこうなってしまえばいいのよ!」つエリート+銀の槍
ジョフレ「姉さんやめてくれ!それは俺の命(ry」\アーッ!/
0244クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:06:34.08ID:xBDRcews
エリンシア「ううっ……ぐすっ……ひっく…ひっく……」
ミカヤ「……エリンシア……」
エリンシア「ミ、ミカヤ姉様!?……な、なんでもないんですよ?ちょっとお洗濯を失敗しちゃって……」
ミカヤ「……もう自分に嘘をつかないで。ほら、よしよし。」(ポンポン)
エリンシア「……」(ウッウッ)
ミカヤ「なーに?お弁当の配達、やめちゃったわけ?あんなに楽しそうだったのに。」
エリンシア「……迷惑……だったんです……ぜんぶ……私の……押し付け、だったんですよね……」(クスンクスン)
ミカヤ「……そうかしら?だったら、貴方にあの鷹王が優しくしたり、果物やら魚やらどっさりくれるはずがないと思うんだけどなー。」
エリンシア「でも……私がやることなすこと、全てティバーン様のご迷惑になってしまいます……もう、何もしない方が……」
ミカヤ「そうそう、どうでもいいことかもしれないけど……ラクズ連合とベグニオン軍がクリミア市でにらみ合ってるらしいわよ。」
エリンシア「!!」
ミカヤ「このままじゃ、ルキノさんたちがいるクリミア市に血の雨が降るわね。両軍ただで済むとも思えないし……でも、あんたにはもう関係ないかしら……」
エリンシア「……」
ミカヤ「騎士様と私のところに、とりあえずベオク側のベグニオンの応援をしてこいってディン市から要請がきてるんだけど……さて、どうしよっかなー。」
エリンシア「……ミカヤ姉様……私……行ってまいります!」(ダダッ)
ミカヤ「全く、家の子達は世話が焼ける子ばっかりなんだから。」(フウ)
0245クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:07:04.15ID:xBDRcews
ベグニオン軍\ゾロゾロ……/

レニング「……」
ユリシーズ「……此度のご決断は、致し方がありますまい……クリミア市は元々、ベグニオン市から分離した地区……クリミアでの流血沙汰を避けるには、こうするしか……」
レニング「……だが、このままでは姉妹都市のガリアを裏切ることになる……」
ユリシーズ「……カイネギス王は聡明な方。こちらの事情もきっとわかって下さる筈です。」
レニング「……本当に、こうするしかなかったのだろうか……」

ティアマト「ベグニオン軍がクリミア市内に入ったですって!?」
スクリミル「……何だと!?クリミアはガリアとの同盟を裏切ったのか!?」
アイク「待て、事情があるはずだ。クリミア市長はそんなことをするような人じゃない。」
スクリミル「……だが!!」
ティバーン「……ベグニオンには逆らえん、そういうことか……」
セネリオ「そういうことですね……クリミア市は、元々ベグニオン市だったのですから。ベグニオングループの元老院はベグニオン地区全体にパイプがあります。流血を避けるため、致し方なく、ということなのでしょうね。」
スクリミル「どうする!?我らは黙って見ていろというのか!?」
セネリオ「……こちらから仕掛けるのは得策ではありません。ですが、向こうが仕掛けてきた場合は、致し方がありません。……応戦しましょう。」
アイク(エリンシア姉さん……一体何をしているんだ!!姉さんの大好きなクリミア市がこのままでは……!!)
0246クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:07:47.58ID:xBDRcews
\バサッバサッ/
レテ「ベオクの天馬?あれは、確かアイクの……」
ゼルギウス「……何だ、あの天馬は?」
レニング「エ、エリンシア!?何故ここに!?」
アイク「……エリンシア姉さん!……大きな包みを抱えて……何をするつもりだ?」

エリンシア「ごきげんようみなさん。私は、紋章町・兄弟家の主婦エリンシア。ベグニオン軍・ラクズ連合軍両軍の皆様。私は、種族の隔てない友好を望む者です。よって、この地を血で染めるような戦いを見過ごすことは出来ません!」
ティバーン「……エリンシア……」
エリンシア「ですから、ラクズ連合・ベグニオングループ軍の両軍に……この市より立ち去ることを希望いたします!」
バルテロメ「兵を退けですって!?馬鹿馬鹿しい!だいたいいっぱしの主婦に何の権限があると?誰が引くものですかこの老け顔(ry……モゴモゴ」
ゼルギウス「バロなんとかさんはちょっと黙ってて下さいよ。」(お前が喋るといちいちものっそいムカつくんじゃああああ!)
エリンシア「……ラクズ連合軍は、いかがですか?」(チラッ)
ティバーン「……単騎で、この殺気立った戦場の真っ只中に飛び込んできた意気は買おう。……だがな、その理想論に付き合って一方的に攻め込まれるんじゃあ割に合わんな。」
エリンシア「……それが、双方の回答なのですね。」
0247クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:08:39.50ID:xBDRcews
エリンシア「ならば、これが私の回答です。」
そう言うと、エリンシアはアミーテをそっと地に置いた。この殺気立った戦場の中で、エリンシアは武器を置き、こともあろうか自ら丸腰になったのである。
エリンシア「私の決意は変わりません。私は武力ではなく、生身の手を持って両軍の戦いを止めてみせます。」つ大きな包み
ゼルギウス「!!」
バルテロメ「な、な、な……!!」
ティバーン「!?」
そう言ってエリンシアが解いた大きな包みの中には、大量の弁当が並べられていた。血生臭い臭いが支配するはずであった戦場に、食欲をそそるいい香りが広がる。
その美味そうな匂いに、両軍の兵士たちは思わず唾を飲み込んだ。
0248クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:10:52.13ID:xBDRcews
エリンシア「このお弁当を、皆さんどうぞ召し上がってみてください。」
アイク「この通り、毒など入っていない。お前たちが食わないなら俺が全部食う。」(ガツガツモグモグハグハグウマウマ)
バルテロメ「はああ!?何を言っているのですか!そのような下賎で怪しい食べ物など口にするはずが……」
ゼルギウスつ弁当「パカッ」
ルベール「ゼルギウス将軍!?まさかその弁当を食べるとでも!?」
ゼルギウス「君は、このような武装した兵が居並ぶ中で、武器を手放し―――あまつさえ弁当を振舞うことなど……できるか?」
ルベール「わかりま……いえ、おそらくできません。」
ゼルギウス「私たちですら難しいことを、ただの主婦がやってみせたのだ。ここは、彼女に敬意を表そう。」つ箸(ってか最近ディンとの掛け持ちでもはや過労レベルで飯食えてねーし俺は美味い飯が食いたいんじゃオラア!)
バルテロメ「……ま、待ちなさい!ゼルギウスに弁当を食わせるなーッ!!」
ゼルギウス「いいやっ!限界だ待たないっ!食うねっ!!」(パク)
0249クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:11:15.17ID:xBDRcews
次の瞬間―――
ゼルギウスは、美しいエメラルドグリーンの南洋の海の上にいた……
海鳥たちのさえずりと共に温かな南風が吹き抜け、潮の香りが鼻をくすぐる……そう、ここは南海のフェニキス……
舌の上でほどけるホクホクの程よい焼き加減の魚は、まるでさざ波の寄せる白い砂浜の柔らかさ……

エリンシア「そちらは、フェニキスで水揚げされた新鮮なお魚を使った塩焼きです。」
アイク「煮付けもいいがやっぱり塩焼きが一番美味い。」(モグモグ)

ゼルギウスは食欲の赴くままに箸を進める。ほどよく出汁の染みた煮しめを口にすると、目の前にのどかな田園風景が広がり始めた―――
そこは豊かな作物実る、クリミアの農村。肥えた土の香りと流れる清らかな水の音は、心地良い癒しとなって出汁と共にゼルギウスの胃に染みこむ……

ネフェニー「そいつは、オマ村で採れたカボチャじゃけえの。」
チャップ「ニンジンもあるけえ!」
メグ「大根とサトイモも忘れんでね!」

出汁の隠し味は、ピリリと辛い唐辛子。ガリアの密林の湿った空気と香木の香りが獣牙族の足音と共に駆け抜ける―――

ライ「フェニキスの魚もだが、ガリアのスパイスたっぷりの名物肉料理も美味いぜ!」
0250クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:12:11.66ID:xBDRcews
そして、丁寧に握られたおむすびに口をつけると……
―――ゼルギウスはベグニオンの実家の中にいた。懐かしい匂いと母が台所で料理の支度をしている音が聞こえる……
家具が自分より大きく見える……そう、彼の体と記憶は―――少年時代へと回帰していた……

ゼルギウス(ポロポロ……)
ゼルギウス母「まあどうしたの、ゼルギウス。……また学校で苛められたの?」
ゼルギウス「うわあーん……ママぁ……みんな、みんな僕のことを×××だって……×××はベオクの学校に来るなって……ヒックヒック……」
ゼルギウス母「よしよし、泣かないの。お前は強い軍人さんになるのでしょう?大丈夫よ、周りが何と言おうとお前は母さんの自慢の息子なのですからね。……ほら、母さんのおにぎりをおあがり。」
ゼルギウス「うん……えへへ、美味しいよママ……」

ゼルギウス「……マミィ……ダディ……」(ツツー)
0251クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:12:37.71ID:xBDRcews
―――"美味い"―――ゼルギウスだけではない、その弁当を口にした者達は全員そう感じた。ある者は故郷を思い出し、またある者は未知の味に思いを馳せた。
その感情は単純でありながらも種族人種を超え、紛れもなくいがみ合っていた者達の心を一つにしたのだ―――

ゼルギウス「退くぞ……久々にマミィの味が懐かしくなってしまった……」(グスッ)
ルベール「はい……私も故郷の母の手料理を食べたくなってしまいました……」(ズズッ)
バルテロメ「ちょっ……お前ら何を勝手に感傷に浸ってるんですか!ラクズ連合を攻撃しなさいよ!!」
ゼルギウス「だが断る。……このセルギウスが最も好きな事のひとつは……ド無能なくせに自分が偉いと思ってるクソ上司に「NO」と断ってやる事だ……ッ!! 」
ベルテロメ「」
0252クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:14:06.35ID:xBDRcews
ティバーン(バサッバサッ)
エリンシア「……ティバーン様……」
ティバーン「……ふ……ははははははははっ!」
アイク「……」
ティバーン「アイクよ、予想のつかん行動は、お前個人の特性かと思っていたが……そうでもないみたいだな?」
アイク(フッ)「まあな。」
ティバーン「……面白え…………惚れ直したぜ……」(ギュッ)
エリンシア「えっ……そ、そそそそれはどういう……////」
ティバーン「……話は後でな。スクリミル!ここはエリンシアと弁当に免じて退くとするか?」
スクリミル「当然だ。無抵抗の者は手にかけられん。全軍、引き上げるぞ!」
\オオー!/\グスグスヒック……/\カアチャンノメシ、クイタイヨー!/

スクリミル「……ところで……おいライ!貴様今までこんな美味い弁当の存在をこの俺に隠していたのか!?」
ライ「何言ってんですか!?前に脆弱なベオクの弁当なんかいらんって言ったの忘れてます!?」

ベルテロメ「……きいいい〜っ!なんですかこのフザけた状況は!!……そこの!弁当を食べていない者達!!あの弁当女を襲いなさい!あの小娘は、我がベグニオングループの反逆者です!!」
ライ「……おい、やばいぞ!ベグニオン軍の一部隊が怪しい動きを……!狙いは兄弟家のエリンシアだ!!」
0253クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:14:43.27ID:xBDRcews
\ゴオオオオオン!!/
ライ「お、おい……あれを見ろ……」
アイク「神竜家の……ゴルドア一族!?」
クルト「えー、我々はゴルドアの者ですー。これより弁当屋さんを攻撃する者にはもれなくブレス攻撃のお仕置きが決行されまーす。消し炭になりたくない方は直ちにここから大人しく立ち去りなさーい。繰り返しまーす。」つメガホン
バルテロメ「」

クルト「ふう、我々もこの美味しい弁当を失いたくありませんからね。」つお子様ランチ弁当
イナ「私も、この美肌弁当にお世話になっています。」つコラーゲンたっぷり美肌弁当
ナーシル「ちなみに私は、精進料理弁当。」つ身体に優しい精進料理弁当
デギンハンザー「そうだとも、私もこのハゲが治るまで……このワカメ昆布特製弁当を食べたいと思う!」つ重箱
クルト「父上、残念ですがワカメと昆布はハゲには効かないってだいぶ前に証明されたらしいですよ。」
デギンハンザー「えっマジで」
ラジャイオン「情報古いですよ父上ー。海藻類は確かに髪の毛にはいいですけど、生えてはきませんよー。」(サラッサラ〜)
デギンハンザー「今度お前の頭バリカンで丸坊主にすっからな、マジで!」(怒)
0254クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:15:18.93ID:xBDRcews
ユリシーズ「ふう、ゴルドアへの根回し……間に合ったようですな。」
ジョフレ「ゼヒューゼヒュー」つ弁当
ルキノ「ヘタレながらよくやったわ弟よ。」(モグモグ)
ジョフレ「ね、姉さん……俺にも……その甘鮭弁当を……」
ルキノ「ダメよ。これはエリンシア様から選ばれし者にしか食べさせてもらえない特製弁当。貴方にはまだまだ、十年早いわ。この塩鮭弁当で、後悔の味を噛み締め奮起するといいわ。」つ塩鮭弁当
ジョフレ「く、くぬううう〜〜〜〜……塩鮭弁当……しょっぱいです……」(ワッシワッシ)
0255クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを-
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2017/08/20(日) 10:17:05.91ID:xBDRcews
バルテロメ「私が負けたというのか……!み、認めませんっ認めませんよ!!」
ゼルギウス「……どこまで愚かなのか貴方は……無能なくせに私に向かって偉そうにするわ……集団で非武装の女性を襲うわ……ベグニオングループの一員の行動とは思えませんな。」(ゴゴゴゴ)
バルテロメ「あなたさっきから好き放題言いますね!ゼルギウス!この場でお前を処刑しまフガモゴ(ry」
ゼルギウス「いいからおめーは弁当食ってろッ!!」
―――そして弁当を口にしたバルテロメは……
故郷の母に尻を叩かれていた……
バルテロメ母「お前という子は!いっつもいっつも!人様に迷惑をかけて!!」(ペシッペシッ!)
バルテロメ「ごめんよお〜ママァ〜〜もう悪いごど、じないよお〜〜〜」(ダバダバ)
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