話ぶった切って申し訳ありませんが投下させて頂きます。

アルム「うーん………」
マルス「どうしたのさ、そんな悩んだ声を出して」
アルム「あ、マルス兄さん、いや、これなんだけどね」
マルス「え、これ、パルティアじゃないか、どうしたの、借りて来たのかい?」
アルム「いや、それが……」
ロイ「あれ、パルティアだったら今日はライアンが持ってたけど?
   訓練の成果として使えるようになったことヒノカ先生に見せて褒められてたよ」
マルス「成程、だから今日は大陸一(笑)とゴードンが崩れ落ちてたのか。
    それはともかく、じゃあ何でそれをアルムが持ってるの?」
アルム「いや、実はさ……」

マルス「えーと、今まで畑の魔物退治で愛用してた聖なる弓がガタが来はじめてて」
ロイ「馴染みの鍛冶屋で修理頼んだら流石に限界に来てるから改修を提案されて」
アルム「せっかくだから頼んだらこうなったんだ。
    流石に金貨5枚もするから高いなと思ってたんだけどね」
マルス「その鍛冶屋って何者なのさ」
アルム「僕もそこまでは、わかるのは腕がよくて気のいいおばちゃんってくらいだよ」
マルス「まさかアカネイア地区三種の神器がこんなあっさり作られるなんて」
アルム「でも聖なる弓自体かなりの貴重品だから他は早々増えないと思う………んだけど………」
マルス「まだなにかあるの?」
アルム「実は……」つグラディウス、メリクルソード
ロイ「わぁ!」
マルス「成程、パルティアが出来たからそっちもあるんだね」
アルム「つい他にもできるのか興味が出ちゃって……」
マルス「アルム……だからって神器をそんな簡単に……」
アルム「ご、ごめん(でもグラディウスだけはバレンシア地区で1本見付かってるんだよね、今はジークさんが使ってるけど)」
マルス「まぁ出来ちゃった物は仕方ないけど、これどうするの?」
アルム「グラディウスはアクア義姉さんにあげようと思ってるんだ。
    兄さん達が神器使ってて1人だけって話があったし」
ロイ「あれ?それだと武器レベルは?」
アルム「バレンシア地区の武器はレベル関係なく使えるんだ」
ロイ「そうなんだ、いいなぁ」
アルム「メリクルは……ジャンヌにあげようかな?」
マルス「セリカじゃないの?」
アルム「セリカはさ……あれ」

セリカ「ふふふ……遂に来たわ、私の専用武器!
    このみなぎる力!受けなさい、真・ライナロック!!」つソフィアの宝剣
コノヒトデナシー!!

マルス「成程ね」
アルム「取りあえずこれ渡して来るよ」
マルス「行ってらっしゃい」
ロイ「何と言うか凄いよね」
マルス「正直、あれらに改修した鍛冶屋が気になるね。
    で、其処で黒焦で、鼻血の海に沈んでるのは何なのさ?」
リーフ「少し位心配してもいいじゃないかコノヒトデナシー…
    神器なら僕にくれても良いのに……それにマルス兄さんが出来ちゃったとか言うからブバァァァァア!!」
マルス「相変わらず変な方向に想像力豊かだね」