今更ではありますが念の為シナリオ3のラストとホーリィアークのネタバレを含むのでご注意


シナリオ3のラストでグラシアがスピリットを失って普通の少年になったと言われていた点について疑問

SF3ではイノベータの血族でスピリットを保有していれば真性イノベータ、保有していなければ劣性イノベータでいいんだよね?
であれば代々エルベセムの指導者であるイノベータの血筋から生まれたスピリット保有者のグラシアがスピリットを失えば、通常は劣性イノベータとなるのではなかったのか

とずっと疑問だったのだがホーリィアークの事例をふと思い出した
普通の種族:人間にスピリットが入り込んだ彼らもイノベータと定義されていた
彼らの内スピリットがその身から離れた者は、また普通の人間に戻ったのだよね
それと同じ感じなのかな・・・?
実はイノベータの血筋として生まれたとは言われていたものの遺伝子的には普通の人間で、そこへスピリットが宿っていただけとか…

或いは種族:劣性と形容される性質の発現はスピリット由来の力の残滓のようなもので、
ブルザムvsグラシアでは対極の真性同士のスピリットの中和によりその力の残滓すらも残らず能力ごと消滅した、とか?

ところで劣性という存在はどういった条件下で生まれるのか
 劣性イノベータであるレモテストの神官、クァースの劣性ヒュードルetc.
真性ヒュードルと劣性イノベータが結ばれた結果の子孫であるジェーン(劣性同士の混血)の存在を見るに、
スピリットを保有する状態で子をなせば子は少なくとも劣性にはなると考えられそうな気がする

そもそも正の力を持つ者へスピリットがもたらされればそれはイノベータとなり、負の力を持つ者へもたらされればヒュードルと化す
また、正であり続ける事が叶わなくなればイノベータはヒュードルと化してしまうと作中テキストにある(その逆もあり得るのだろうか興味深い)
であればやはり種族:超人というより種族は元々の人間なり何なりのままで、状態:超人と形容した方が適切な気がしないでもない

真性ヒュードルは不老不死で劣性はそうでないが、真性イノベータも不老不死だっけ…?
ホーリィアークで恐らくアーサーにはスピリットが残ったのだろうけどどうなのだろうか、グリーフ地方へ流れ来てジェーンの母を看取ったというが

それとジェーンは正負の劣性同士の混血により力の肥大化はしているものの、
スピリットを保有していないにも関わらず何故倒されても命を落とすに至らずリターンが発動しているのかというのは
多分Fin.画面の一枚絵を見るにジュメシンと同じくイシャハカットから遣わされていたからという事でいいのかな
大変長文になり本当に申し訳ないです、考え出すと止まりませんでした