真・三國無双のオープンワールドにリアルタイムは必要

このオープンワールドを整備していくためには、まず勢力の概念をハッキリさせる
自分が所属している勢力の土地でだけ自由に動けるようにするのが基本
他の勢力地域に進入した場合は、敵対度が高いほど、敵兵団に追い回されたり民が非協力的なのが基本
重要施設なんかも当然厳重警備(理不尽ダメージのスーパーアーマー兵の無限涌き)で楽に出入り出来なくする

エディット武将なんかで無所属になると流浪なので散策範囲は無制限になるけど、兵や民からは不審な余所者として警戒対象にされる形にする
それでどこにも所属しないで大陸中を流浪してれば、中原では背景としてどんどんシナリオが進行していく形
ちなみに無双武将は、ストーリー上の流浪期間がある者を除いてフリーマップ以外は無所属不可で、必ず物語の進行に基づいた勢力所属は強制

これを基礎に、リアルタイムで物事を進めていく
一ヶ月を一時間として、隠れ処で任意のタイムスキップも可能にする
そうやって一年一年、三國志にある年表の出来事をスケジュール通り進行していく
所属勢力で戦がない年は自由に散策したり、キャラを強化したりできる
戦がある年は自軍本拠地を発生させて、そこが陥落しないよう常に戦線を見張る必要性を出す
こうすれば、なるべく多くの拠点を占領することで本陣が安全になるので、拠点攻略にも意味が出る
遠くまで散策に出かける場合は、本陣陥落を賭けて自己責任で行う
そして、戦の期間終了までに敵総大将を倒せなければ作戦失敗のゲームオーバーにすることで、攻略が必要なゲームが成立する

それで物語が進めば、劉備軍がやがて益州を得て蜀漢を建国するなど、散策可能範囲がどんどん広くなっていく
観光関連で攻略したいなら、エディット武将で旅の不審者として無所属サバイバルをやるか、安全に歩ける領地が広い後期シナリオ利用が常套となる
自前で行動範囲拡張を管理したいなら、シナリオオフモードの修羅・争覇的なフリーマップを設けて、そこで旗揚げして自力大陸統一を目指せば良い

これが、三國志として目指すべき真・三國無双に必要なオープンワールドの形
余所のゲームでオープンワールドとして何をどうしているかは関係ない