話題変わるけど上の続き。

ラダーは、片方を踏み込むともう片方が手前にくるってのが感覚を狂わせてるのかも。
特に地上では自転車やバイクの感覚で、
ラダーペダル中央の軸の回転を考えちゃうんだと思う。
俺もこの点がすごく不自然に思えてたんだが、
よくよく考えるとこれも姿勢制御装置。
空中では自然ではなかろうかと
以下のように考えるようになった。

水平飛行中はラダー中立。ヨー方向への滑りはなし。
ここで右ペダルを蹴り込む。
すると機種は右を向くが、進行方向はほとんど変化せず、
パイロットの感覚では左に滑る。
しかし、その機体の真後ろに張り付いて水平飛行をしてる僚機の目には、機種が右を向いただけに見える。
ここで、ラダーペダルに注目する。
左右ペダルを結んだ線は進行方向と直角だ。
(ちょっと嘘ついてる。実際は直角にはならない。
しかし、進行方向と機体の中心線のなす角度より、
進行方向と左右ペダルを結ぶ線のほうがはるかに直角に近い。)
言葉じゃ伝わりにくいんで身近に感覚を知る方法を紹介する。
回転イスってあるだろ。あれに座って足が届く距離で壁と向かい合う。
イスはキャスターが無い物の方が好ましいが、
キャスター付きでもまぁなんとかなる。
でだ。壁に両足をつける。そして、
壁に垂直に自機が進むとイメージしてくれ。これが水平飛行状態。