>>485についてもう少し詳しく説明したい。

ルアーでは瀬が釣りやすく淵が苦手なのは淵が餌師に狙われやすい以外にも根本的な理由がある。ズバリ「瀬は食事場」で、「淵は休憩所」だから。

淵に潜った事ある人ならわかると思うがああいうとこに川虫は少ない。食い物がない場所に何で魚がいるのかというと満腹だったり食欲がないから緩い場所で一休みしたいから。

当然そんな連中にいくらルアーを見せたって反応ないよね。一方エサ釣りは魚の鼻先で本物のエサをじっくり見せつける事が出来るから食い気の薄い魚であっても手玉に取れる。そういう釣りはエサ釣りの独壇場であってルアーの適性には基本的に会ってない。

もちろん渓流ジギングとかワームのキャロライナリグとか特殊な攻め方で攻略してる人はいるかも知れないが、初心者が敢えて手出しすべきかというと辞めとくのが無難。もちろん解禁当初など低水温期はそういう場所に魚が集結してるので例外だけども。

大切なのは魚の居場所には「食事場」と「休憩所」があってルアーは基本的に食事場をテンポよく叩いていくのが得意な釣種だという事を念頭に釣りをしてほしい。

なおボサが繁って陸生昆虫がいっぱい落ちてきたり、複数の流れが合流して川虫の集まる好立地の淵とか「餌場であり休憩所でもある」みたいな場所も少ないが存在するので2〜3投は探ってみるのもいいと思う。