https://news.yahoo.co.jp/articles/6d9ff458cdadec4808d6cd5d3835f7e4ab52805b

パワハラ被害者の税務署職員に対し、国に80万円支払い命令(東京地裁)
Yahooニュース 2024年5月28日(火)22:38 配信

上司のパワハラが原因でうつ病を発症したなどとして、30代の税務署職員の男性が
国に約860万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は28日、パワハラを認定し、
国に約80万円の支払いを命じた。

判決によると、被害者男性は2014年に採用され、16年7月から神奈川税務署に勤務した。
同署の60代の上司は、カーナビの入力に手間取るなどした男性を「バカヤロー」と叱責、
50代の上司は「気持ち悪い」などと発言した。男性は17年3月にうつ状態と診断された。

荒谷謙介裁判長は、上司の言動について「業務上適正な範囲を逸脱して男性に精神的負荷を与えた」と指摘し、
うつ病を発症したと認定した。