【会計学】CPA新試験対応いじわる問題スレ【監査】
【スレの説明】
このスレは会計学と監査に関する有名いじわる問題の対策スレです。
「投資家の意思決定に有用か」を究極のテーマとして考えてください。
【問題投下ルール】
・みなさんが、どこかで手に入れたいじわる論点を投下してください。
・以下のように、名前欄に入力することで正式な問題投下(問題エントリ)となります。
会計学○問目
監査論○問目
○問目とは、スレに投下された問題番号です。
過去に会計学が2問投下されていたら、「会計学3問目」として投下してください。
【問題回答ルール】
・正式にエントリされた問題に対して、持っている教科書の解説、自分の考えを回答してください。
・予備校テキスト、基本書、基準、実務指針、ネット、何を参考にしてもかまいません。
・会計学において財務の問題については、基準の考え方を踏襲してもかまいませんが、現行基準が絶対ではないという前提で議論展開してください。
・討論は構いませんが、人格攻撃のような誹謗中傷は禁止です。
・なるべく議論が活発になるようにage進行でお願いします。 会計学1問目
現行基準では、時価1000万円の土地を無償で取得した場合は時価で評価する。では、1円で取得した時はどのような仕分けを切るべきか? 会計学2問目
民間企業が経営している水族館でイルカの子供が生まれた。さて、どのような仕分けを切るべきか?当水族館ではイルカはショーを行い十分な集客能力がある。母イルカを過去に40万円で引き取ったデータが存在している。 会計学3問目
ある出版社が売れない小説家の本を1000冊を単位原価@100円で印刷した。本屋でならぶ時の定価は@300円とする。
町の本屋に1000冊置いてもらえることになったが、半分も売れなさそうであるが売れ残りが予測できない。
さて、出版業界では委託販売が一般的である。ここでいう委託販売とは一般の委託販売とは異なる。
まず、出版社と町の本屋で1000冊@200円で売買契約を行う。
次に、一定期限がすぎると、売れ残りを全て出版社が@200円で買い戻す契約も同時に結ぶ。
つまり本屋はノーリスクでたくさんの仕入れを行うことができ、一方出版社にはリスクが存在する。
町の本屋と1000冊の売買契約を行った時点でどのような仕分けを切るべきか? 会計学4問目
委託販売システムでは出版社に負担がかかる。
それによって、出版社は最小限の部数しか刷らなくなるため、力のある大手書店に人気作がならび、弱小書店には人気作を確保できないという不平等が生まれた。それによって、読者も不利益をこうむってるのではないかという問題が浮上した。
そこで、出版社が全てのリスクを負うのではなく、「35(さんご)ブックス」というシステムを導入した。出版社65%:書店35%のリスクを負うことにし、大規模書店のいたずらな仕入れを防ぐことにした。
以上の経緯から、以下のような手続きに変更になった。
まず、出版社と書店で1000冊@200円で売買契約を行う。同時に、一定期限が過ぎると、売れ残りをすべて出版社が@165円で買い戻す契約も結ぶ。
今までノーリスクであった書店は頭を抱えた。200円で仕入れた本の売れ残りがでれば、165円で売り戻したところで、35円の損失がでるからである。
また、定価でうらなくてはならないという約束を認める法律が存在し、書店は@300円から値下げ販売はできない。
書店は出版社と売買契約を行った時点でどのような仕分けを切るべきか。 監査論1問目
ある企業の監査を行うことになった。
しかし、売買処理は金額も日付も伝票とほとんど一致せず、減価償却に至っては会計基準にない減価償却方法を採用していた。ほとんどの取引について会計基準からかけ離れた処理がなされていた。
ところが、奇跡的にも出来上がっている財務諸表は、適正な会計処理を行った場合に出来上がる財務諸表の数値とほぼ一致していた。
さて、監査人はどのような監査意見を出すべきか? 償却方法は注記あったような
監査科目合格だからもう忘れた どの問題も解答って用意してあるの?
会計学は学者の本かどこかから引用したの? >>10
元ネタは、学者から聞いたものや本からとってきたものだったと思う。
本屋の問題はTACでもさりげなく耳にしたことがあるような気がする。
解答については、でてくるであろう対抗馬は想定されている。
中には対抗馬よりも合理的で面白い処理を思いつく人もいるかもしれない。
たとえば、>2会計学一問目なら「たしかに1円だったらどうするんだ!?」(入門時点で疑問に思った人も多いかも)
と思ったあと典型的な二つの仕分けをスグに思いつく。
1、取得原価主義派なら
(借)土地1円 / (貸)現金1円
2、時価主義派なら
(借)土地1000万円 /(貸)現金1円
/(貸)土地受贈益 999万9999円
両者のメリット、デメリットをあげて、投資家のためにはどちらがいいかを答える。
自分の主張するほうの有利な理由をあげて、相手よりも勝っているとすればいい。
部品は色々な参考書や基準にも落ちていて、パズルみたいに組み合わせる。
「取得原価主義のメリット、デメリット」、
「時価主義のメリット、デメリット」、
「事業投資資産の評価は取得原価があい、金融資産は時価評価があう理由」
「基準では、なぜ0円で取得したときに時価評価するのか」などの理屈などが参考になる。 >>10
ちなみに、今年の会計学の問題の
第4問の問1には、>4の会計学3問目まんまの問題がでたといってもいいかも。
ttp://www.lec-jp.com/kaikeishi/pdf/09ronbun_kaikei_pm.pdf
このスレの問題だと、
「売れたといっても、返品されるのに売上計上していいの?」というのがテーマだから
対抗馬としては4つくらい思いつく
1、契約時に売上計上なし → 期末に本屋で売れた分のみ、売上計上(返品されるかどうか分からないというリスクからの解放)
2、契約時に売上計上あり → 期末にもなにも無(さすがに乱暴な議論か)
3、契約時に売上計上あり → 期末に返品調整引当金(売上原価も考えている→本試験では3分法でデメリットを回避)
4、契約時に売上計上あり → 期末に書店に売れ残っているものを、売上計上からはずす(1と同じ思想) >>4
>>5
ニュースでみたけど、ガチの制度じゃねーか。
中央公論者とか竹摩書某とかの監査行ったら、こんなのにリアルで遭遇すんのか。死ねる。