高橋洋一氏の見解を、脳みそ蜘蛛の巣のかわいそうな人たちに解説して上げるとね・・・。

要するに、高橋氏の言うNAIRUには、正確な値があるわけではなく、一定の目安だってことなんですよ。

彼はたしかにNAIRUを2.5%を下回った程度、と言っていますが、しかし、2.5%を下回ったらNAIRUを達成した、とは言っていないんです。

あくまでNAIRUは、それに伴う付帯的状況から判断されると、そう言っているんですよ。

その付帯的状況とは、インフレ率を超えて賃金が上昇し始めたときだと、高橋氏はそう考えているんですね。

つまり、他の一般市場に比べて、労働市場がタイトになり加熱した時をもって、それをNAIRUと、そう言っているわけです。

しかし、今の労働市場は、失業率は2.6%で、有効求人倍率は1.26、これでNAIRU達成なんてあり得ないのです。
じっさい、インフレ率をはるかに超えて賃金が上昇しているわけではないのですから。

分かりましたかぁ、低知能で蜘蛛の巣の皆さん。もう少しだけ、頭を使ってみましょう。そして、文字を読むだけではなく、文章を読んで、その文脈や、もっと言えば行間まで読めるように、努力して見ましょう。

そうすれば、私くらいにはなれますよ。