ああ、それで、1983年から2023年にかけて、去年より原油価格WTIが値下がりしたにもかかわらず、逆に消費者物価指数が上昇した年は、1983年、1986年、1988年、1991年1992年、1994年、1997年、1998年、2014年、2015年、2019年、2023年と、全部で12/41年でした。

また逆に、去年より原油価格WTIが値上がりしたにもかかわらず、消費者物価指数が下落した年は、1999年、2000年、2002年、2003年、2004年、2005年、2010年、2011年、2011年で、9/40年。

つまり21/40年は、原油価格と消費者物価指数が逆行しているということになります。

これ、どう見ても、原油価格は消費者物価には影響していない、ということだと思うんですが、まぁそれでも「生活実感は違うぞぉ」と、言い張りたい人はいるんでしょうが。

低知能の人たちにも、そりゃ生活実感だけは分かりますもんね。それしか分かりませんけど。苦笑。

しかし、マクロ経済にとって生活実感なんて全く関係ないんですよ。