>因果関係が逆だと言うだけならドル円レートと物価の相関はあって然るべきでしょ?

ああ失礼。因果関係が逆ではなく、頭が悪いので因果関係を取り違えていると言っているんですよ。

つまり、黒田日銀総裁の量的金融緩和によって、通貨流通量=M2が増加したわけですよね。それと同時に物価の下落が止まり、為替は円安に動いた。

つまり、ここで独立変数になっているのは通貨流通量の方で、物価でも為替レートでもないんですよ。独立変数と従属変数の意味については勝手にググって調べてください。

この事実を見て、頭の悪いあなたは、為替レートと物価には相関があるとそう考えてしまったんですよ。

しかし、両者は疑似相関があったとしても、本当の相関はないのです。

これを、説明して上げると、例えば、夏場の気温と海水浴の客数には一定の相関が認められるはずです。また、夏場の気温とアイスクリームの売り上げにも一定の相関はあるでしょう。
それなら、海水浴の客数とアイスクリームの売り上げにも、数理上の相関が認められるという言ことになります。

ただし、海水浴の客数とアイスクリームの売り上げには、直接的な因果関係は何もないんですよ。
これを疑似相関と言うんですね。
つまり、あなたは頭が悪いので、量的金融緩和によって、円安と物価上昇が同時に起きたのを見て、これが疑似相関だということに気がつかずに、円安によって物価が上がったと、非常に愚かにもそう考えてしまったということです。

気温が上がって、アイスクリームが売れ出し、同時に海水浴の客数が増えたのを見て、「アイスクリームが売れると海水浴の客数が増えるのだぁ」と、バカ丸出しにそう考えるのと同じことです。

しかし、両者には直接的な因果関係など全くないのです。
ましてや、物価とドル円レートの間には、逆相関があるだけで、あなたの主張とはまるで逆になっています。