ルクセンブルク、ノルウェイ、アイルランドはいずれも10万ドル以上
7位 米 7.6万ドル
10. 豪 6.5
13. 加 5.5
20. 独 4.9
23. 英 4.5
24. 仏 4.3
30. 伊 3.4
31.                  日                  3.4

そこが、「失われた30年=人口動態論」の大ウソを示していますよね。

通常、人口減少は一人当たりのGDPを増価させるんですよ。

これは考えてみれば当たり前のことで、1000人の従業員が勤めている工場で、一人が欠勤したって、その一人分の工場の生産高が減少するのか?と言うなら、そんなことはあり得ない。
むしろその工場の一人当たりの生産高は増加するはずなんです。

それと同じ現象が人口減についても言えるはずで、だとすればGDP/人口=一人当たりのGDPは人口減少によってむしろ増加しなければならないはずなんです。

ところが、その一人当たりのGDPまでが下がっているのだとするなら、これは人口動態では全く説明がつかないんですよ。

おそらく人口動態不況論というのは、テレビが言ってることだと思うんですが、テレビの影響を受けやすい、低知能老人層がこれをバラまいている。

それこそ財務省や日銀の責任を免責するものであって、そんなことはあってはならないはずなんですが、無知な大衆というのはいつも厄介な存在ですよね。