>>64
>なぜ、大量の貨幣が供給されているにもかかわらず、物価水準が安定しているのか?なぜ、大量の国債が発行されているにもかかわらず、長期金利が低位で安定しているのか?現在の物価安定と低位な長期金利は将来も持続するのか?

こういうの学者先生が考えると、どんなに現実社会を無視したかって理屈になってしまう典型例なのよ。
こんなの簡単な理由。
日本の通貨発行は、日銀が発行するマネタリーベースのこと。
で、これを2013年から5倍にふやした。
でも、世界最大で刷った通貨は、日銀の当座預金残高を見れば明らかだが、当座預金に積み上がっただけで、流通していない。
日銀が刷った通貨は500兆円。
当座預金残高も500兆円を超えた。
なぜ、こんなに当座預金にブタ積みされるかっていうと、企業が借金をしないから。
借金をしないから信用創造も増えないし、給料も上らないし、物価も上らない。
あたりまえだよね。
企業が銀行から膨大な借り入れをやるには市場が成長してないと無理。
でも日本は衰退してるし所得も減っている。
人口が減りだしたばっかりで、今後は激しく減り需要自体がなくなる。
また、現在は異次元緩和っていう特殊な状況での好景気。
好景気に浮かれて投資なんかしたら、経済が通常に戻ったときに、大損をする。
だから企業は内部留保を確保して、借金しないで自力でできる投資をする。

借金の大量発行で金利が低いのはあたりまえだが、全国債の発行残高の
半分まで日銀が買ってるからよ。
日銀が無制限で買って国債を下げないって宣言してるのに、国債の空売りなんか
できるわけないでしょ?

また、日本は過去30年で世帯所得が100万円減り、社会保障の負担激増で
所得が減った。
さらに平成の巨額借金と土木投資で、社会保障は崩壊していて
自力で老人になるまでに2、3000万円の貯金を貯めないと貧困生活になる。
お金を使えるわけないでしょ。