減税とかそんなんで景気がよくなるわけじゃない。
日本は老人が平成で人口の3人に一人まで増えて、働く人が
老人の年金や医療費を支えることができなくなって、数少ない
働く人が、社会保障を支えるから、給料がちょっと増えても手取りが減る。
それと日本企業が世界との競争で負けたし、日本が景気対策で
選挙の票が大量に手に入る土木関連にお金をバラマいた。
つまり生産性が低い産業を借金で天文学的なお金で支えた。

その間に世界の産業は激変した。
製造業は韓国、台湾、中国が、日本の何十倍もの巨額投資を
して、日本から製造業や半導に産業を全部奪ってしまった。
だから日本の給料が30年下がってる間に、中国の給料は10倍になり都市部は20倍になった。
日本のGDPの世界に対する比率は17パーセントの世界の超大国から、
たった5.7パーセントの小さい国に転落した。
その間に中国は3パーセントちょっとしかなかったのに現在は16パーセント。
つまり日本経済が歴史的な大縮小して、それが全部、中国経済の増加になった。

またアメリカは、あたりま枝が、アップルやアマゾンなんかのIT
産業に巨額投資をして、そういう新しい、天文学的な利益を出す企業が拡大しまくった。
アメリカの大手6社の時価総額が、日本の3000社をあわせた時価総額
を超えちゃうくらい、日本企業の何千倍も稼ぐようになり、給料も上がった。

だからサンフランシスコでは、世帯年収が1300万円以下が「低所得層」に分類されるくらい収入が激増。
約820万円以下は「非常に低い所得」になちゃうくらい、国民全員の給料が上がったのよ。
年収1300万円なんて日本だと完全に高所得層だろ。
そのくらい、世界の産業の変化で、儲かる産業が変わった。
日本政府が天文学的な税金で支え、民主党では所得保障までやった零細農家なんて、
もうどんどん貧乏になって消滅寸前だろ。
こういう世界の産業から10周おくれになった日本の産業自体が、もう時代遅れになってるのよ。
減税でなんとかなるとか、借金して土建にばらまけばなんとかなるなんて、逆にそういう人が
日本経済を衰退させてる。
でも、そういうのは複雑だから、5ちゃんの中では、金を刷るか刷らないかの2つしか議論にならない。