>>95
四半世紀に及ぶ異常に長い不況は、国民が誤った形で政治に関与しない限り起こり得ないよ。
この国は愚民が多い。俺は、この長期不況は「国民戦犯説」の立場を取る。
実際、要所要所で馬鹿国民は最悪の選択をしている。

1997年のデフレ転落は、前年の総選挙で当時反緊縮を訴えていた新進党を勝たせれば回避できた。
しかし実際は橋本が勝利して、翌年の総額14兆円の大型緊縮でデフレの泥沼に。

デフレを固定させたのも、マヌケな愚民がデフレ政策をしていた小泉を5年も支持したから。
当時は輸出が急拡大してたから、緊縮財政で外需が内需に波及するのを邪魔してた小泉を下せば容易にデフレ脱却できてた。

デフレを深化させたのも、拡張財政で頑張っていた麻生政権を首にして、民主党政権を生み出したから。
なりふり構わぬバラマキ気味なとこはあったけど、麻生は積極果敢な財政出動でリーマンから先進国の中では勝ち組に属する回復軌道に乗せてた。
しかし愚民は民主党に政権を与えて、その民主党政権は麻生の三段ロケット完成どころか景気対策を一気に10兆円も切って景気を腰折れさせた。

振り返ると、日本の経済は国民の要求通りの政策が行われ、そしてスパイラル的に悪化していった。
それなのに自分たちの取捨選択能力の拙さを棚に上げて「俺たちは馬鹿な政治家のせいで苦しめられている可哀想な小市民なんだ」と逆切れして
政治家に責任を丸かぶせしている光景は実に醜いと思う。人として最低な行為の一つを何年も見せられ続けてる気がする。

はっきり言って愚民国家。95さんが言うように今回は幸運だったね。
意味不明な小池ブームとか見ても、この国の国民は本質的には2009の悲劇を経験しても何も成長してない。