>>813
高村薫作品は版を改めるごとにBL色が強くなってくことで有名。
もしも厄介なヲタや粘着なアンチがついてたら、腐ガ腐ガ言われてたいへんなことになってただろうなと想像に難くない。

あと、単行本修正に限らず後付け修正魔で知られるのはヒロアカの作者かな?

父子関係です→赤の他人の娘でした→娘じゃなく孫でした
一時間先の未来が見えます→一時間だけ一生分の未来が見えます
事故を防ぐために予知しておけば良かった→未来は変えられないので怖くて予知出来ません→いや、やっぱり未来は変えられました
一日に二度能力は使えません→使えます
任務のためなら非情になって少女をも見捨てるのがプロ、感情に流されるな→見捨てないのがプロとして正解、でも助けようとはしたんです
これを受け継ぐのは主人公こそが相応しい→他にも相応しい人たくさんいました→やはり継承者は主人公でなきゃ駄目でした
作中の計算が間違ってるぞとアンチスレで指摘される→まるでアンチスレ見ていたように指摘されたとおりに修正される
→しかし後にアンチスレの計算も間違ってたとわかる→自分で間違いに気づいての修正ではなくアンチスレ見てたとバレる

まるでアンチスレと文通してるみたいに、キャラの関係や主張や能力設定がクルクル変わって、それが更にアンチのネタにされてた。

こういうのとは別に、昔の漫画や小説は、現代では不適切に当たる表現多々あるから、修正や丸々エピソードカットの嵐だったりするかな。
でもそういう言葉狩りみたいなのが一段落すると、しれっと昔のままに戻されてたりして、そのへんに大人の事情が読み取れて面白い。

まぁ修正なんて無いにこしたことはないけど、作家も人間ですしおすし。
むしろ近年はマニアにしか取りざたされなかった修正部分が、SNSとかで拡散され目立ちまくるというのもあって
ファンの称賛やポジティブな感想もダイレクトに得やすいかわりに、作家にとって厄介な時代になってもいると思う。