0014名無しさん@どーでもいいことだが。
2017/11/23(木) 15:29:46.35ID:rttqTJf9「うわ、すげーうまそう」
テーブルの上に朝食が並んでいる。
特に卵焼きの黄色が目をひいた。
おいしそうな焼き色をみせて、白い皿の上で湯気を立てている。
「いただきます」
俺はハシを卵焼きへ伸ばした。
できたての熱々だった。卵のまろやかさ、ダシを含んだ優しい味が広がる。
「Bは卵焼き、好きだったよね」
「覚えていて、くれたんだ」
「もちろんだよ」
Bが笑う。俺は、もうじゅうぶんだと思った。
どうして顔が赤くなってしまうのかは、自分でもうまく説明できなかった。