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北斗の拳 連載中 二撃目 [無断転載禁止]©2ch.net
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0001南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/08(日) 17:31:24.80ID:???
『週間少年ジャンプ』に1983年41号に連載が開始された 北斗の拳
この漫画について色々語りましょう
尚、この漫画は連載速度が7倍になる秘孔を押すことで1日1話のペースで連載されるようです
たまに秘孔を間違って変な時期に合併号ができたり休載したりしますが、きにしないでね

※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。

●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●(「第1話・A」とか「第2話・前」等)
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。

ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏! 現代に戻って好き放題に語り合え!


前スレ:北斗の拳 連載中
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1448958023/

連載中スレの楽屋裏 第34幕
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/

連載中スレ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/comic/5124/
0114マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/26(木) 03:35:09.88ID:???
>>113
>二人の周囲を瓦礫が飛び上がり…二人が放つ大岩がぶつかり合う
今までも闘気自体を飛ばすことはあったが、とうとう闘気で物理的に
物を飛ばすレベルになったか…w
0115マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/26(木) 17:06:02.72ID:???
ラオウが死んで何年も経つのにラオウ伝説が信じられているとは
0116南斗粗筋拳の使い手
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2016/05/26(木) 17:11:26.71ID:???
ハンが語るその言葉に、リンもケンシロウも驚愕する
その動揺に、僅かにケンに力が失われ…ハンはその隙を見逃さない!

(こ…この国が…おれの故国!?) 
「その首もらった――っ!!」

  <第177話 燃えさかる宿命!の巻> (本日巻頭カラー&二色カラー)

ハンが放つ攻撃をとっさに受け止めるが、それでもケンの体は高々と吹き飛ばされてしまう
居城の塔に叩きつけられ、その爆発に巻き込まれるケンシロウ
高笑いをあげるハンだが、不意にその床がボコボコ割れていきその地割れに飲まれる
するとその地割れから現れたケンの腕が、ハンの足を掴みその体を叩きつける!

北斗の戦い…その凄まじさにシャチも息を呑む…

ボロボロになりながらも二人の戦いはさらに激しさを増す
浮き上がる瓦礫の大岩が二人の周囲を激しく回り、大岩がぶつかり合う
荒れ狂う周囲に…不意に、ケンが自らの異変に気がつく

「フッフフ どうやら足がマヒしてきたようだな…
 必殺の経絡破孔を突けぬかわりに徐々に足の自由を奪っていたのよ
 きさまとは実戦での鍛え方がちがうわ!!
 わが疾風の拳 寸分の狂いもなくきさまの心の臓を突き破ってくれるわ!!
 フハハハ 北斗琉拳 斬風燕破(ざんぷうえんぱ)!!」

必殺の突きがケンに向け放たれるが …その突きは、ケンの腕に突き刺さっていた
ハンがケンシロウの足を封じたように、ケンシロウはハンの視神経を封じていたのだ…!
そしてハンの腕を掴み、ケンの連撃がハンの体を吹き飛ばした!!
0117南斗粗筋拳の使い手
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2016/05/26(木) 17:11:57.74ID:???
ついに決着がつき、第三の羅将ハンを下したケンシロウ
…そしてハンは、ケンシロウの生い立ちを語り始める…

「フ…みごとだ し…しかしあの赤子がよくぞこれまでになったものよ
 乳もなく食もなく長い航海に耐えられまいと思っていた…赤子が…」
「きかせてもらおうか」

「あれは二十数年前 世は終末戦争への道をまっしぐらに突き進んでいた時のことだ
 この国は強力な軍事国家に侵略され もはや滅亡寸前だった
 そして いつの日か文明は滅び すべて無から始まるであろうと知った時
 北斗琉拳の師 ジュウケイはこの国より三人の男子を送り出した

 すべてが無から始まる時 時代を握るのは暴力!!そして拳の力!!
 そう読んだジュウケイはおまえたち三人を北斗神拳の伝承者リュウケンの元へ送ったのだ!!
 そう…その三人が おまえとラオウ トキの兄弟だったのだ」

同じ頃、ジュウケイもその時のことを語り始めていた

「わしは三人をリュウケンに送った だがそれでも不安は消えなかった 暴力で荒れる時代を制す拳!!
 その思いのあまりわしは時を同じくしてこの地の三人の男子に北斗琉拳を教えた!!
 だが それが過ちだった!! ハン ヒョウ カイオウ 三人は北斗琉拳の凄絶さに魂を狂わせた!!
 だが それも終わる ラオウがすべてを解決してくれよう」

…だが、修羅の国に到達し羅将ハンと戦っているのはラオウではなくケンシロウ
その言葉にジュウケイが驚愕の反応を示す…
0118南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/26(木) 17:12:27.30ID:???
口から血を吐きながら、ケンの強さを褒め称える羅将ハン
だが、ケンシロウでは第二の羅将ヒョウは倒せない、といい放つ

「ラオウでなければ羅将ヒョウは倒せぬ! たとえ おまえがラオウより強くともな!!
 これより先はおまえには地獄よりつらい道!! 帰れ!帰らねばその宿命に狂い果てるぞ!!」

その言葉と共にハンの倒れる床が崩れ落ち、赤く染まる川の中へと落ちていった…
ハンの言葉に、ケンシロウは体の奥底から沸き立つ血の滾りを感じ取っていた

戦いは終わり…ケンはシャチに女と父親が待っている、と声をかける
リンにも姉とバットが待っていると、帰るように促すが…

「ケ…ケンは!?」
「オレは行かねばならぬ 帰るのだリン! 帰って好きな男の子を産むがいい」

(な…ならばケン…… わたしは この国に残ります!!)

ケンの背中に、リンはその決意を胸に秘めるのだった…

<続く>
0119マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/26(木) 17:17:15.81ID:???
なんかもうすべてが突然すぎてわけ分かんない
三兄弟はみんな言うだろうけど、リンの胸の内とかラオウの扱いとか・・・
そりゃちびっ子も北斗神拳の真似からかめはめ波を真似するよなぁ
0120マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/26(木) 17:22:52.54ID:???
あれだけの大口叩いてたシャチが今やただの驚き役と化した哀しみ
0121マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/26(木) 18:48:27.34ID:???
何度目かわからないがあえて言うぞ



ジ ャ ギ 様 は !?
0122マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/26(木) 22:32:32.52ID:???
ここまでくると正真正銘ただの一般人だったジャギがあの伝承者候補に残ったという
その事実だけでジャギ様の株がうなぎのぼりになってくる気がする
0123南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/27(金) 17:36:45.95ID:???
「リン……やはりおまえはケンシロウを」
「一生一度の わがままかもしれない でも たとえ許されずとも私には この道しかない」

そんなリンの決意に…シャチはそっとリンの肩に手を当てる

「このオレでもおまえの身を守ることぐらいできる…行こう」

 いつかこよう… おまえの気持ちが通じる日が!!

  <第178話 ボロ蜂起す!!の巻>

場面は修羅の国に来たのがケンシロウであることを知り、驚愕するジュウケイに映る
それが事実ならボロとなって身を隠しておた男たちの蜂起をとめねばならない、と語るが…
すでにその伝達は修羅の国全域に及んでいた… 
ボロたちの前に立つ一人の老人が、ラオウから授かったというエンブレムを彼らに見せる
今こそラオウが修羅の国に辿り着き、彼らが立ち上がるときは来たとボロたちは一斉に沸き立つ

まずは子供たちを救うべく、ボロたちは修練場を襲う!
突然の襲撃と数の暴力に、修羅たちもなぎ倒されていく 
そして修練場の壁を壊し、そこにいる子供たちとの再会を喜ぶボロたち
だがそこに、巨大なブーメランによる一撃がボロたちを切り裂いてしまう!!
そして、そこに現れ立ちはだかる修羅が彼らに残酷な現実を突きつける

「おろか者どもめが―――っ!!
 残念だったなよ〜〜くきけ! おまえらが救世主とあおぐラオウはすでに死んでいる
 この国にあらわれたのはケンシロウという男よ わが国には一切の打撃も与えぬわ!!」

巨大ブーメランを持った修羅が下卑た笑みを浮かべ、失意の底に沈むボロたちに襲い掛かる!!
0124南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/27(金) 17:37:18.51ID:???
………ジュウケイが村に辿り着いた時には、すでにあたり一面ボロたちの死体の山が出来上がっていた…

(この国のラオウの伝説は強大… 強大ゆえ伝説が崩れた時に民の戦意も急激に崩壊する!!
 この惨劇は この村だけではとどまるまい)

修練場でも、すでに粗方の決着はついてしまっていた
あとは瀕死のボロどもにとどめを刺すのみ…だが突如修羅のその腕が弾け飛ぶ!
そこに現れたケンシロウが、一瞬にして修羅を肉片に変えてしまう
……瀕死の老人が、現れたケンシロウをみて…亡くなった子供を抱きかかえながら老人はケンに罵声を浴びせる

「こ…これをみろ!! ラ…ラオウ様でなく あんたがきたせいで…
 な…なぜこんなことに!! なぜラオウ様はきてくださらなかったのか!!」

涙ながらに訴える老人だが…彼の背に巨大ブーメランが突き刺さってしまう
現れた修羅、ブロンはケンシロウをみて完全になめてかかっている そして投げつけたブーメランを
ケンは軽く受け止め、そのブーメランを容易くひしゃげさせてしまう
ケンの投げ返したブーメランに、ブロンの身体は綺麗にΛの形に穴をあけられてしまう
連れの修羅も剣を抜くが、ケンの手で容易く剣が曲げられる ならばともう一本抜くがコレも即座にグニャリと曲げられる
うろたえながら二本の剣を抜くが、やはり結果は同じ
そしてひしゃげられた剣で、その顔面を切り裂くケンであった
……修羅を下し、ケンはひとつの決断をする  修羅の国のラオウ伝説、ケンがその伝説を引き継ぐことを…

「もはやおれに帰る道はない!! ラオウ伝説はおれが成す!!」

<続く>
0125マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/27(金) 21:31:24.82ID:???
ないアル修羅の時点で怪しかったがとうとうただのモヒカン亜種に成り果ててしまった修羅たち
0127マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/28(土) 10:36:02.08ID:???
貴様ぐらい この武論さまがブチのめしてくれる〜〜!!ふ〜〜ん!!
0128マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/28(土) 13:11:54.99ID:???
後付けしないで漫画描くのは手塚治虫先生とか限られた存在だろうけど
最近の後付けは面白さに繋がってないきがする
0129南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/28(土) 17:15:33.07ID:???
谷間の流砂地帯にて、砂に潜りながら潜望鏡で様子を伺う修羅の一味
ケンシロウを待ち構えるカニ男が、ケン達一行の姿を確認すると再び砂に潜るのであった

  <第179話 もどりこぬ愛!!の巻>

谷間の砂地が風に吹かれ微かに音を立てる 臆せずケンは砂地に足を進める
…砂地から潜望鏡が出てきてぴょこぴょこあたりを見渡すが
即座にケンに潜望鏡を掴まれ、砂場に投げすてられる修羅
するとそこから巨大なトラバサミが砂地からあらわれ、修羅の体を丸ごと挟み込んでしまう!
修羅の体を丸ごとはさみ、トラバサミは再び砂地に沈んでいくのだった

「どうやらここには化け物がすんでるようだな」

ケンがそういって小石を投げつけると、砂地に浮かぶ潜望鏡の一本に見事命中!
そして砂場から、巨大なカニ男が姿を現す 現れたカニ男にさしものシャチもちょっと困惑

「おれはカニ料理は好みじゃないんだがな……」

カニ男、シエが両腕の装甲から巨大な刃を展開させてケンシロウに切りかかるが
…シエの攻め方から罠に誘い込んでいることを見抜くケン 
だが後一歩でも下がればもうおしまいだと、カニ刃で挟み込もうとするシエ
……それを容易く回避して、シエの背中をとるケン そしてその背中をぽんと押してやって
慌てて砂地から逃げようとするが、起き上がった瞬間トラバサミの刃が顔面に突き刺さるのであった

ケンがカニと遊んでいたころ、ジュウケイ一行も先を急いでいた
だがケンシロウもラオウを下した実力者、ラオウに代わってこの国を救ってくれるのでは、とレイアも言うが…

「叶わぬ!! たとえケンシロウがラオウより強くとも第二の羅将には勝てぬ理由があるのだ!!」
0130南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/28(土) 17:16:36.70ID:???
……第三の羅将・ハンの遺体をその第二の羅将…額に×字傷の男がその遺体を抱きしめる
そしてハンを下した敵は、オレが必ず…と誓うのであった

場面は再びジュウケイたちの側に戻る
なぜケンシロウでは第二の羅将・ヒョウを倒せぬのか…レイアがもっともな疑問を口にする
その問いに、ジュウケイが語るのは驚くべき真実であった

「ヒョウは……ヒョウはケンシロウの実兄!! ケンシロウとヒョウは血をわけた実の兄弟なのだ!!
 あの時のことは今でも忘れぬ 時代のためとはいえ このジュウケイがあのふたりをひき離したのだ!!」


海を渡るラオウとトキに思いを託すジュウケイ だがそこにヒョウが見当たらないという
すると海には、荒波を泳ぎながら二人の下に泳いでくる少年のヒョウの姿があった
ラオウとトキが助けの手を差し伸べようとするが

「はあ はあ!! く…くるな 行け!!
 オ…オレは大丈夫!! だ…だけどもケンは赤ん坊だ!!ケンはケンだけはおまえの手で守ってくれ!!
 ラオウ たのむ――!!」

荒波の中、それだけを伝えるために…やさし過ぎる男、とヒョウを評するジュウケイだが…

「だがその優しさは拳にとって不要! そう思ったわしはあろうことかヒョウの記憶を…
 北斗琉拳をさずける時 この手でヒョウの記憶を奪ってしまったのだ!!

 だが記憶を奪っても義の心は消えぬ!!
 ヒョウにとって今の兄弟は北斗琉拳の同門! ハンとカイオウ!!」

……ハンの遺体を奉るヒョウの瞳が鋭く輝き…
ケンの兄としてではなく、第二の羅将として…ケンシロウを自身の敵と見定めるヒョウであった

<続く>
0134マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/29(日) 09:12:42.52ID:???
なんかでみたけどケンの好みは「世紀末だから好き嫌いはいえない」とかいって濁されてたな
0135南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/29(日) 17:08:34.38ID:???
 <第180話 死風さかまく!の巻>

ジュウケイたちは第二の羅将・ヒョウの居城の側に辿り着いていた
レイアとタオのふたりには、シャチの元へ戻るように促す
すでにシャチはケンシロウとの出会いのお陰で昔のシャチに戻っているであろう
そしてジュウケイは、微かな笑みを浮かべて二人に別れを告げる

「いよいよ別れの時はきたようだ わしは…自分のまいた種を刈り取らねばならぬ!!
 このジュウケイがヒョウを倒せばケンシロウによりラオウ伝説は成ろう!!」

ヒョウの居城の門前に姿を現すジュウケイ だが当然門番がその行く手を阻む
第二の羅将・ヒョウに用があるというが、自身の将を呼び捨てにされ怒り心頭の修羅が脅しをかける
…次の瞬間、修羅の体は弾き飛んでしまう!? 
慌てて居城の分厚い門を閉じ、ジュウケイの行く手を阻もうとするが…
ジュウケイはなにやら怪しい呪文を唱え始め、分厚い門に手を当てると
鋼鉄の門が瞬時に溶けていってしまう!?
あまりに人間離れしたその光景に、修羅の兵士達も恐れをなして逃げ出してしまうのであった

その頃ケン達一行の元には、タオとレイアが駆けつける 
二人の再会に…昔のシャチに戻った、とタオも笑顔になり…そんな光景にケンも微かに笑顔をみせるのだった
とりあえず本来の用件、ジュウケイからの伝言をシャチに伝えるレイア
…その言葉に驚愕するシャチ… シャチは一人、オレが何とかするとその決意を胸に秘めるのだった

場面は再びジュウケイに移り…その目の前には第二の羅将・ヒョウが待ち構えていた
北斗琉拳の老子の姿に、軽く挨拶を交わすヒョウに…ジュウケイは今日は彼の命を貰い受けに来たと言い放つ
老子ともあろう方がラオウ伝説に乗るのかと問うヒョウに、ジュウケイはケンシロウだからこそ動いたと返す
まずはヒョウの記憶を呼び戻すための破孔を突かねば、と戦闘準備を整えるジュウケイ
そんなジュウケイに勝手なものだと最もな言葉で返すヒョウだが、ジュウケイのまとう鎧に彼も反応を示す
その鎧は北斗琉拳の死装武衣(しそうぶい) 自らが死を覚悟したときにまとう鎧であった

「すでに死を賭したか!! だが…オレからいかなる過去を奪ったか知らぬがもはやわが師にはわが破孔は突けぬ!!」
0136南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/29(日) 17:09:01.94ID:???
その頃ケン達一行 リンにはひとまず村に戻るよう説得するタオとレイア
…自分が足手まといなのはリン自身わかっているのだが…
そこに巡回の修羅が怪しいケン達一行の姿を確認し、ひっとらえようとするが
不意にあたりが突如暗くなっている そしてその背後から巨大な影が伸び、その影が怪物のような形を作り出す!?

「こ…これはもしや噂に聞く幻魔影霊(げんまえいれい)!!」

驚愕する修羅の前に現れたのは、全身に甲冑を装備した第一の羅将・カイオウであった…!

<続く>
0137マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/29(日) 18:06:33.93ID:???
一気に第一の羅将まで出してきたな。
カイオウという名前から何となく予想はしてたがラオウ系キャラか。
0138マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/29(日) 18:39:57.23ID:???
カイオウが修羅の国のラスボス、ヒョウとハンが中ボスという感じだな
0140マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/30(月) 07:25:12.13ID:???
この展開の速さから第二・第一の羅将も大ボスまでのつなぎかも知れんぞ
ヒョウがケンの実兄らしいからラスボスが修羅の国を統べるラオウの実父、羅王というのもありうる
0141南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/30(月) 17:10:59.13ID:y1bSvj8N
突如あらわれた第一の羅将・カイオウの御姿に驚愕する修羅たち
その甲冑の隙間から、燃え滾る炎のような闘気を放つカイオウ
その目を輝かせ、失せろと吐き捨てその巨馬を走らせるカイオウであった

  <第181話 狂える魔王!の巻>

怨念の如き影をまとわせ、ケン達一行を強襲するカイオウ
するとカイオウは、リンの身柄を掴みあげると一瞬にしてその身を奪い去ってしまった
まさに一瞬の出来事…急いでケンとシャチに知らせようとするレイア達であった

川辺のほとりに立つケンシロウ その川辺で洗濯する子どもたちを見かけるが
子ども達は「ヒョウだ!!」とケンシロウをみて一目散に逃げ出してしまうのだった
子供たちの反応にケンシロウも困惑する…

その頃、リンを連れ去ったカイオウが自身の居城へと戻っていた
目を覚ましたリンの目の前には、怨念の如き闘気…魔気を放つカイオウの姿があった…
…だがなぜカイオウはリンの身柄を奪い去ったのか…

「みろ!! このわたしの憤りを!!
 わたしの魔気が耐え切れぬほどうずく!! それはやつがあらわれたからだ!!

 この国の四千年の歴史の間には ラオウ伝説以前にも救世主伝説はあった!!
 かつてこの国が滅亡の危機にみまわれた時には恐るべき救世主があらわれたと言う!!
 その力は一瞬にして悪鬼どもを焼きつくし 
 その様はまさに神のみがなせる奇跡以外にはなく 人々はその男を神とあがめた!!
 その男たちこそ まさに北斗神拳の伝承者であったのだ!!

 だが同等の力をもちながら北斗琉拳はその歴史から抹殺されてきた 
 千八百年の長きにわたり 魔道と虐げられてきたのだ!!
 しかしその屈辱の歴史もわが代で終わる!! 
 よいか!この北斗琉拳のカイオウこそ 新世紀の創造主となろう!!
 リン!天帝の子よ! 北斗神拳の死を見届けよ!!」
0142南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/30(月) 17:11:31.49ID:y1bSvj8N
燃えさかる魔気を放つ拳を突き出しそういい放つ カイオウの語る歴史の真実にリンも眼を見開く…

同じ頃…ヒョウとジュウケイの戦いも始まろうとしていた
死装武衣をみせられては手は抜けない、とヒョウも本気でジュウケイと対峙しようとする
どこからでも来いと待ち構えるヒョウだが、ジュウケイは静かに息を吐くのみ…

「フ…あなたは老いすぎたようだな!! ではこちらから行くぞ!!」

ヒョウが先手を取り、その拳を繰り出すがそれを一寸で見切る
だがその拳圧は、ジュウケイのはるか後ろの壁を砕き割ってしまう
流れるような動きでヒョウの背後を取ろうするが、その手刀がジュウケイの動きを阻む!
足が止まったところで、ヒョウの豪腕がジュウケイを思い切り吹き飛ばした!!
勢いよく壁に叩きつけられながらも、ジュウケイは傷一つないが
…一撃も仕掛けないジュウケイを不審に感じるヒョウ そして再び仕掛けようとするが
それを前に、ジュウケイはあやしい呪文を唱え始めた!

【Βυζια βυζια τουζ μηρομζ γαλα κωλο
 εχετε ηταν η αδελφη μου ωραια βυζια】

その呪文が唱えられた瞬間、ヒョウの両腕が突如磔にされたように動けなくなる!?
ジュウケイは記憶を奪った際に、再びその記憶を呼び戻す時のための呪文も供えていたのだ

「オレの記憶になにが…なにがあるというのだ!!」
「カイオウを倒す唯一の道! 真の北斗の力を呼び覚ます封印を解く鍵よ!!」

北斗琉拳を抹殺する気か!?と叫びながらヒョウはジュウケイの呪文に悶え苦しむ…!

<続く> 
0144マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/30(月) 19:14:49.92ID:???
ヒョウとケンって特に似てないと思うけど…
リンはせっかく救出したのにまた攫われたのか。
0145マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/30(月) 20:07:03.52ID:???
> 千八百年の長きにわたり 魔道と虐げられてきたのだ!!

わかってるんならそのおどろおどろしい外見をなんとかしろw
0146南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/31(火) 17:12:00.06ID:???
  <第182話 震える魔気!!の巻> (冒頭2ページ二色カラー)

ケンとシャチの立つ地の足元には、ラオウ伝説を信じて散っていった者達の屍が転がっていた
血をわけた兄を殺さねばならぬ、悲しき宿命の男ケンシロウ…
それを不憫に思うシャチが、ケンシロウをヒョウとあわせぬ為に別の方向に導こうとするが…

(二色カラーここまで)

だがケンシロウはシャチの導く方向がデタラメであることを見抜いていた
シャチが会わせる事をためらうヒョウとはいかなる人物か ケンシロウに問いただされるが…
その時、夜空に輝く北斗七星に巨大な流星が流れる さながら北斗七星を引き裂くように
そこにレイアからも、リンがカイオウにさらわれてしまったとの声が上がるのだった

ジュウケイの呪文に悶え苦しむヒョウ かろうじてその腕を伸ばそうとするが…
ジュウケイは呪文を唱えながらその腕を掴み、ヒョウの胸にジュウケイの抜き手が突き刺さる!!

フ ー ム
 O
 ξ

その抜き手に、ヒョウの目と口から炎の如き気が溢れ出る!!

オ ー ム
 O
 ν

呪文と共に抜き手が深く深くヒョウの肉体に突き刺さる 
白目を剥き意識が途絶える寸前…ヒョウはかろうじて抜き手を自身の体から引きぬく!!
0147南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/31(火) 17:13:03.34ID:???
「いかに師とはいえど許さぬぞ大老 北斗琉拳はきさまの教えた拳
 ま…まさか北斗神拳救世主伝説を信じ おのれの北斗琉拳より北斗神拳が優れていると思っているのか」
「そうだ だが拳の優劣ではない!!  その拳の業ゆえに 北斗琉拳は存在してはならぬ拳なのだ!!」

その言葉と共にジュウケイは自身の過去…北斗神拳を憎み、戦いを挑んだ過去が語られる
その時、ジュウケイは北斗琉拳の魔界の入り口に足を踏み入れていた…


リュウケンを探し北斗神拳の居城をさ迷うジュウケイ その目と口からほとばしる魔気が微かに溢れる…
その足元には、北斗神拳の弟子たちがぼろくずのように転がっていた
そこに一人の猛者がジュウケイの行く手を阻もうとするが、それを前に

ヴァジュラ
   ェ
 □E
   コ

そう唱えると、突如ふたりの立つ地面が消え去ってしまう!?
…対峙するジュウケイの顔は、まさに悪魔の如き形相であった…!

「オレは魔界をみた!!」

血走った目と形相でそう言い放ち、対峙する猛者の全身をバラバラに粉砕してしまう!!
居城の一角すら吹き飛ばすジュウケイの暴虐、そこにリュウケンも駆けつける
だがジュウケイにより先手を打たれ、放たれた魔闘気に吹き飛ばされてしまう!

(お…恐るべき闘気よ!!やつを倒すのはまだ魔界の力を使いこなせずにいる今よりない!!)

吹き飛ばされ落ちてくるリュウケンにとどめを刺そうとするが、リュウケンも奥義で対抗
空中で無数に分身したリュウケンが、ジュウケイの首筋にその手を突き刺す!!
0148南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/31(火) 17:13:25.11ID:???
……その額に傷を帯びながら、どうにか正気を取り戻すジュウケイ
だが、すべては遅かった…そういってリュウケンが差し出したのは、ジュウケイの妻子の遺品…
自らの所業に、ジュウケイはその遺品を握り締め、泣き叫ぶのだった…


「わかるかヒョウ 北斗琉拳は魔神しか生まぬ そして今や羅将カイオウは魔界に君臨する巨大な魔神!!
 あのカイオウの鎧は防具ではない!!
 あの鎧は静止していてもなお噴出する おのれの魔闘気を封じるためのもの!!
 その鎧が裂け崩れた時 とてつもないことが起きてしまうのだ」

その頃カイオウの居城では、ケンシロウがカイオウの居城に向かっているとの報告が上がっていた
その報告に…カイオウの鎧が僅かに裂け、その割れ目から魔の気が溢れ出る…

<続く>
0150南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/01(水) 17:36:51.29ID:???
カイオウの居城前に足を踏み入れるケン
そんなケンを待ち構えるのは、ムカデの如き縦に肩車で連結した修羅の軍団であった

  <第183話 伝説の血脈!!の巻>

ケンはムカデ軍団の頭上に軽やかに跳躍するとムカデ軍団の顔面をまとめて回し蹴り!
吹き飛ばされるムカデ軍団だが、血まみれになりながらも立ち上がり、あやしい笑みを浮かべる修羅
その顔面に容赦なく裏拳をぶち込みその首をへし折るが
修羅の死体を目くらましにした奇襲がケンを襲う!!
だが首を掴まれながらもケンも切り返し、ムカデ軍団を一掃するのであった

…そしてケンの前に、第一の羅将カイオウが現れる!
ケンを前に、カイオウの鎧がどんどんひび割れていく…その光景にリンも困惑

「フ…わかるかリン……
 オレの魔闘気が狂おしいほどに血を求めておるのだ!! 北斗神拳の血をな!!」

カイオウがケンと対峙した頃…ジュウケイの怪しい呪文の効果か壁に磔にされてしまうヒョウ
磔にされながら、自分の体に北斗の封印を解く鍵があるとはどういう意味なのかを問いただすが

「よいかヒョウよ!おまえとケンシロウは実の兄弟! そして北斗宗家の血をひく男たちなのだ!!
 その北斗宗家の拳こそ 神拳 と 琉拳 の源流の拳!!
 そしてその血統者にのみ琉拳を封じる秘拳をなせる天賦の才をもつものが生まれるのだ!!
 それがまさにケンシロウだ!!
 カイオウを倒せるのはその秘拳のみ!! そしてその秘拳を呼びさますもののありかは………
 ヒョウ! おまえにのみ伝承されているのだ!!」
0151南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/01(水) 17:37:14.04ID:???
その言葉に驚愕するヒョウ 
だが記憶を奪うも覚ますも思いのままの術を持つジュウケイならば、すでにそのありかを聞き出せたはずだ
とのヒョウの言葉に…

「いかなる秘術も おまえが弟を思う 愛 の前では無力であったわ…」

震えながらそう語るジュウケイ… だがジュウケイはあと一歩のところで力尽きてしまう
呪縛から解けたヒョウが高笑いを上げ、ジュウケイにとどめを刺そうとするが
その時ヒョウの額のX字傷から突如血が溢れ出る!?

額から溢れる血に悶え苦しみながら、自らの記憶の断片が起こされる…
ラオウが抱きかかえる光の玉…少年のヒョウがその光に近づくと
うっすらとその光が赤子の形を成し… だが、そこで赤子の光は消滅してしまう…

(ま…まだ術が浅かったか!!)

ヒョウがよみがえる記憶に悶え苦しみだす頃、ケンとカイオウの戦いも幕を空けようとしていた

「フ…オレはついているな…きさまはまだ封印を解かれておらぬとみえる!!
 フフフ…おまえはなにも知る必要はない ただ死ぬのみ!!
 そして北斗琉拳こそが このカイオウこそが 新世紀創造主となるのだ!!」

そういってカイオウがその拳を突き出すと、突如ケンの周りの空間が歪む!?
自身の位置もつかめぬ空間の歪みに投げ出されたケンに、カイオウの一撃が突き刺さる!!

<続く>
0152マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/01(水) 20:56:00.04ID:???
封印とかなにやら話がファンタジーめいてきたぞ 大丈夫か
0154南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/02(木) 17:04:10.99ID:???
  <第184話 玉砕! 無想転生!!の巻>

よみがえる記憶に悶え苦しむヒョウ あと一撃を叩き込めることができれば…
だがジュウケイも限界は近い… そこにレイアから、ケンシロウがカイオウの元へ向かったとの報告が告げられるのだった

カイオウの一撃に吹き飛ばされるケンに、追撃の踏みつけ攻撃がケンを襲う
とっさに腕で受けるが、その腕の骨がいやな音を立てる
そしてとどめの一撃が繰り出されようとするが、それを無双転生で回避する
無数に分かれたケンの分身がカイオウを取り囲もうとするが…
だが、カイオウはまたも空間を消し飛ばしてしまう 
そしてカイオウは無数に分かれたケンの分身から本体を見破り、強烈な一撃を繰り出す!!
吹き飛ばされ、倒れるケンの脇腹にカイオウの指が突き刺さる
カイオウに締め上げられ、ケンの体からおびただしい血があふれ出る…!

「おろかな!!この国の者どもはラオウ伝説を信じ北斗神拳の救世主をまち続ける!!
 だが救世主はここにいる!! オレこそが まさにこの世の救世主なのだ!!
 ふはははは!! この修羅の国こそまさに理想郷!! 弱者には死こそふさわしい!!
 北斗神拳の血などこの世に一滴も残さぬわ!!」

場面は再びヒョウとジュウケイの戦いに移る 
よろめきながらも最後の一撃を叩き込もうとするジュウケイが…ヒョウの記憶を奪ったときの記憶が思い返される…
0155南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/02(木) 17:04:36.70ID:???
少年のヒョウに秘拳のありかを問いただす だがどうしてもその秘拳のありかを教えぬとヒョウの意志は固い
そんなヒョウに…ジュウケイは怪しい呪文を唱え始めると、ヒョウの額に一本の傷が出来上がり、その体が悲鳴を上げる
それでも強情を張るヒョウだが、体中から血があふれ出てきてしまう だが…
激痛に苦しむヒョウは、なんと自分の喉の破孔を突く!? とっさにジュウケイがその指を押さえるが…

「あ…あの拳はケ…ケンシロウのためにある拳です…
 あ…あれは弟の ケンシロウの拳! ケ……ケンシロウが帰ってくるまでだれにも…
 そ…それがオレが別れた弟にできる たったひとつのこと だから…いえない…」

そう言い残し、ヒョウは気を失ってしまう ジュウケイは自らの行為を悔やみ、ヒョウの体を抱きしめるのであった


そして…残るは額の破孔を突けばヒョウの記憶は取り戻せるであろう
だが、悶えるヒョウが顔を上げると、怒りの形相でジュウケイの胸を突き刺す!!
……その胸を突き刺されながら、ジュウケイはこれでよい、と微かに笑みを見せ…
そして、記憶を取り戻すための最後の一撃を繰り出す…!!

<続く>
0157マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/03(金) 00:29:58.88ID:???
うーん・・・最近はドラゴンボールだの聖闘士星矢だのファンタジー色の強い漫画が人気だが
この作品は我が道を行くというか、ドンと構えてらしく在ればそれでいいのに
最近はあっちこっちにふらふらしてる印象が・・・
シリアスでハードなストーリー漫画はジャンプだと希少だし
一時代を築いただけあってまだ読めるけど、正直ピークは過ぎちゃったかな・・・
0158マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/03(金) 14:34:52.18ID:???
いっちゃなんだが修羅の国に入ってからちょっと低迷しちゃった感はあるかなーとは思う
第二部自体はバットの成長もあるから切り捨てて考えるのももったいないけど
0159南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/03(金) 17:26:24.22ID:tP3VsawX
  <第185話 ジュウケイ無惨!の巻>

ジュウケイの拳が、ヒョウの額の×字傷を刺激する
その破孔の影響からか、ヒョウの表情が穏やかになり…ラオウが抱きかかえる子供の記憶が思い起こされる…
以前はラオウが抱きかかえる光に近づいたときに、ヒョウの記憶が途切れたが…
その光の中から、赤子の手がヒョウに伸び…その手の温もりにふれて…

「許せヒョウよ この世のためとはいえ おまえの愛すら奪いさり地獄の底へ導いたことを…
 命を捨てるはわたしにできるせめてもの償いであった」

涙を流しながら、ヒョウを抱きしめるジュウケイ…その光景にタオとレイアももらいなき
……だが 突如ヒョウの背中に北斗七星の痣が光り輝き、血があふれ出る!?
そしてヒョウはカイオウの細工により、再び修羅の形相に戻ってしまう…!!
その姿に、ジュウケイの無念の叫びが響く…
一方ケン対カイオウ ケンはカイオウの力になすすべなく吹き飛ばされてしまうが…
それでもケンはどうにか立ち上がるが…もはやケンも慢心相違…
自身に勝てる可能性があるとするならば、ヒョウの記憶を呼び覚まし北斗の封印を解いた時のみ、といい放つカイオウ
だがその記憶を呼び戻したときこそヒョウは真の魔神となる、とカイオウの兜の下から覗く瞳がニヤリと輝かせる…

…究極奥義、無想転生を破られてもケンはカイオウに立ち向かう!!
北斗神拳に絶望はない、とケンはその拳を繰り出すが 
…ケンの一撃が顔面に突き刺さったにも関わらず、カイオウの体は微動だにしない!?
そしてカイオウはその腕を掴み、ケンの肉体を締め上げる

「フ…まだ気がつかぬのか 闘気を操るにおいては北斗神拳は北斗琉拳の足元にも及ばぬことを!!
 わが魔闘気はきさまの拳がわしに到達するまでにすべての闘気を吸収してしまうのだ

 オレは憎い!! オレに流れる北斗琉拳の血が!!
 魔道の血と虐げられ 一八〇〇年もの間 歴史から抹殺されてきた この血がな!!
 だが この呪われた血をぬぐいさる術がひとつだけある!!」

カイオウがそういってリンの方を振り向き、とんでもない事を言い出した!
0160南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/03(金) 17:26:45.83ID:???
「フフ…リンよ おまえはオレの子を産むのだ!!
 その日より北斗琉拳 救世主伝説の歴史が始まるのだ!!」

一方ヒョウとジュウケイ…倒れるジュウケイを邪悪な笑みで見下ろすヒョウ
そして落雷と共に、ヒョウは倒れるジュウケイの背にとどめを刺す!!

…倒れるジュウケイに、タオとレイアが駆け寄るが…

「お…終わった…す…すべてが… ケンシロウはカイオウに敗れ去り 時代は大きく歪もう…
 おのれの過ち ついにこの命では償いきれなかった… ゆ…許せ この大馬鹿者を!!」

そう言い残し、ジュウケイはこときれるのであった…

<続く>
0161南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/04(土) 17:09:11.32ID:???
冒頭、北斗七星を模したような形の柱がムカデ修羅達に立てられる
カイオウに討たれたケンシロウが、カイオウの手によってその北斗七星の柱に磔にされてしまう…!

「哭けい!! 喚けい!!北斗の星どもよ!! 今こそ北斗神拳の歴史は終焉する!!」

  <第186話 無情の再会!の巻> (本日巻頭カラー&二色カラー)

磔にされたケンシロウに、カイオウの闘気がぶつけられその口からおびただしい血を吐いてしまう
ケンがやられた事態に憤るシャチ こうなれば自分が羅刹に戻るしかない、とカイオウの軍勢に奇襲をかける!!
あらわれたシャチの姿に、カイオウの目がギラリと光輝き膨大な闘気を放つ
とっさに岩を盾にして受けるが、その岩がバラバラに砕けシャチも吹き飛ばされてしまう
カイオウの膨大な力を前に、シャチでもまるで歯が立たない…

「小虫めが!!魔界の入り口をうろついていたような拳が このカイオウに通用すると思うか!!
 このカイオウに刃を向けた者は何人も許さぬ!! 死ねっ!!」

カイオウがとどめを刺そうとするが、そこに突如おびただしい錨状の縄がカイオウに巻きつかれる!
そこに現れたのはシャチの父親、赤鯱と仲間の海賊達であった
がんじがらめにされたカイオウに赤鯱がでかいタルを投げつける カイオウは縄を引きちぎって闘気を放ちタルを破壊するが
タルの中に入っていた硫酸がカイオウの体に浴びせられてしまう!!
さしものカイオウもこれにはかなわず、地面を破壊して水の中に逃げ込む
水中に逃げ込んだカイオウに追撃を仕掛けようとするが…カイオウの放つボウガンの矢が赤鯱の胸を貫いた!
その光景にシャチも驚愕し、よろけながらも父親の元に駆けつけるが…
0162南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/04(土) 17:09:32.68ID:???
「へっへっ 最後の最後でへましちまったぁ だがシャチ 助けたぜオレとおまえの恩人をよ
 シャチ…大きくなったなあ… やっとあえたわが子に それもこれだけ強くたくましくなった子に…」

ボウガンを胸に受け、致命傷の赤鯱はもはや…
そんな父親の姿に、シャチも涙を流し父親の体をだきしめる…

「泣くなシャチよ 鯱は海の虎 そしておまえはこの赤鯱の子
 おまえのために死ねたんだ オレは嬉しいぜ… それによ…親より先に子が死んじゃ親不孝てもんよ
 小さい頃からオレはいつもおまえを抱いてた それが…それがおまえに抱かれるようになったとは…
 も…もっとつ…強く抱いてくれい

 フ…いいもんだ わ…わが子に抱かれるというものは…」

その言葉を最後に、赤鯱は息を引き取るのだった…
やっと会えたというのに…シャチも父の亡骸の前でむせびなく…
……そして、ケンシロウが静かにその意識を取り戻す……

<続く>
0165マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/05(日) 04:52:53.04ID:???
赤鯱達ここまでこれたのか
やっぱあの砂蜘蛛めちゃくちゃ強かったんだな
0166マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/05(日) 07:02:29.84ID:???
赤鯱海賊団は戦い方がうまいな
こういう実力に劣る奴らが機転を利かせて一矢報いるのは好きだw
0167南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/05(日) 17:03:35.96ID:???
  <第187話 幻影の魔人!!の巻>

その身から硫酸を洗い流し、カイオウがその活動を再開する
カイオウはとめられない、とバンダナの海賊仲間が倒れるケンシロウをシャチに託し逃げるように言う

「ヘッヘッヘ 頭を殺られて敵をうたなきゃ海賊稼業はやってられねえよ 行け!ほかに道はねえ
 親父さんがいってたとおりのいい面魂だ!! あんたもきっといい海賊になれたぜ!!」

海賊達が一斉にカイオウの落ちた穴に飛び込むが…
その瞬間大穴から放たれたカイオウの闘気が海賊達をまとめて吹き飛ばす!!
…シャチの足元に、彼のバンダナがパサりと落ちる…
父親と仲間達の死に、シャチは涙を流し震えながらそのバンダナを握り締め
ケンシロウを抱きかかえ、海賊達が吹き飛ぶ光景を背にその場を逃げ出すのであった

どうにか城外に通じる用水路の前にまで辿り着いたシャチ
……だが脱出を目前にして、水の中から現れたカイオウがその前に立ちはだかる…!

「お……おのれカイオウ!!」
「死ぬがいいシャチ!! 仁・義・信 このカイオウが最も嫌うものをもつ者どもよ!!
 このカイオウの時代にそんなものは要らぬのだ!!」

カイオウの放つ闘気がシャチを吹き飛ばす
…もはやシャチも慢心相違の瀕死の状態ながら、カイオウの前に立ちはだかろうとする
そんなシャチにカイオウの容赦ない拳撃が襲い掛かる!
ボコボコにされながらも、シャチはなおもカイオウに立ちはだかろうとするが…
0168南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/05(日) 17:04:07.39ID:???
「ホウ…みあげたものよ その勇気に免じて 
 渾身の魔闘気を込めてケンシロウとともに地獄へ送ってくれよう!!」

その言葉と共に、カイオウがその拳に闘気をまとわせる
……だが、突如その拳の闘気が掻き消える!?
さらにカイオウの魔闘気をまとわせた鎧が自身を締め付ける…!

「よ…鎧が 魔闘気を封じ込めていた鎧が縮んでいく!!」

…意識の無いケンシロウが立ち上がり…その背に仁王の如き幻をまとう!
自身の魔闘気に締め付けられ、やむを経ず鎧を破壊して自分の魔闘気を対外に放って逃がすカイオウ

(な……今の幻影は一体なんだ わが魔闘気が臆したというのか!!
 こ…これが北斗宗家の血か!!)

<続く>
0170マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/05(日) 23:35:36.03ID:???
カイオウが完全にホラー漫画の化け物役だ
この足回りの軽さはほかの漫画のボスも見習うべきところではないか(何)
0171マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/05(日) 23:59:23.52ID:???
シャチが単なる肉弾キャラになったな。
何かジュウケイから授かった北斗琉拳最終奥義でも持って無いのか。
0172マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/06(月) 00:52:07.45ID:???
ここまでケンをボロボロにして無想転生をも破る相手をどうしてラオウなら倒せるんだ
ケンのほうがまだ勝算高いんじゃないのか
0173南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/06(月) 17:02:55.24ID:???
自身の魔闘気が自分自身を蝕むカイオウ 小石がその顔にぶつかっただけでも膝をついてしまう
こうして、シャチとケンシロウはどうにかカイオウの魔の手から逃れることが出来たのだった

  <第186話 非情の再会!!の巻>

「北斗神拳の真髄は極限の怒りと哀しみときく その真髄が魔闘気をおびえさせた
 動けずしてなお魂で戦い続ける男!!

 今こそ核心した!! オレは オレはこの男をまつために
 この国で恋をし……この国にとどまっていたのだと!!」

いかだに乗って水路を渡るシャチ その瞳から流れる涙がシャチの頬を濡らす…
地に倒れ、膝をつきながらもどうにか魔闘気の暴走は収まる 恐るべきは北斗宗家の血の主ケンシロウ…
…そう洩らしながら、その手に力を込め眼光が鋭く輝く

「だ…だからこそ!! だからこそ北斗宗家の血をこの世に一滴も残してはならぬのだ!!」

……修羅の町にどうにか身を寄せるシャチとケンシロウ
その身をボロに隠し一息つくシャチ あとは車を奪えればどうにかなるだろう
だが、そこに羅将ヒョウがお通りになると号令がかかり慌てて町人が町の脇に平伏する
シャチも気絶するケンを脇に抱えつつ、そこに紛れヒョウをやり過ごす算段だが…
その前を通り過ぎようとした時、シャチの身にまとう血のにおいに気がつき振り向いた
ヒョウに追求されどうにかごまかそうとするが…ヒョウの目はごまかせなかった
そしてシャチが抱える背中のボロを切り裂くと、そこからボロボロになったケンシロウが姿を現した

「こ…このとおりケガをしたただのボロでございます 疲れ切って動けぬボロでございます
 ど…どうかお見逃しを」

ヒョウもその言葉に、納得はしたものの…だが
シャチのボロに似合わぬ輝かしき生命を漂わせた瞳はどう説明するのかと問い詰められ…
0174南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/06(月) 17:03:27.08ID:???
「こ…この眼は生まれつきのもの 私のこ…この眼がお気に入らぬのなら この眼を差し上げましょう!!」

シャチがそういって、自らの片目を抉り取る!?
ひとつでは十分ではございませぬか、とシャチはもう片方の目にも手を伸ばして…
その寸前で、もうよいとヒョウに止められる… 
そして、ヒョウはひとつだけ…その背の男は彼のなんなのかをシャチに問う
その問いにシャチは 守るべきすべて と堂々と答えるのであった
…その答えにシャチはどこか笑みを浮かべて、大事にするがよい、とその場を去るのであった

その場を立ち去る最中…ヒョウの額の傷跡が突如疼き
ヒョウの脳裏に、倒れた男 ケンシロウの顔が鮮明に浮かび上がる
そして…かつてみた赤子の光が、ケンシロウと重なる…!
慌てて振り向くヒョウだが、シャチとケンシロウはすでに忽然と姿をけしていたのだった

(あ…あの男がおれの記憶の中に!!)

<続く>
0179南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/07(火) 17:01:44.74ID:???
カイオウは自らの居城に戻り、その鎧を新たに装備しなおす
その眼光を輝かせ、どうにか一息つくカイオウであった

  <第189話 ヒョウ狂乱!!の巻>

「よくわかったであろう 北斗宗家の血の意味が
 いかに魔神の血といえど この血はなにも生まぬ!北斗宗家の血が存在するかぎり!!
 いかにこのカイオウが強大になろうとも その血に脅え その無限の可能性を畏れねばならぬのだ!!
 絶やさねばならぬ!! 神を喰らってもあの血を絶やさねば真のカイオウの時代は到来せぬのだ!!」

カイオウの並々ならぬ『憎悪』に触れ、リンの顔にも冷や汗が混じる…
そこにカイオウの元にヒョウが向かっているとの報告が上がっていた

ヒョウは自身の脳裏に浮かぶ男の顔に…ジュウケイの言葉を思い出すが…
それをつまらぬ幻想と自身を笑うヒョウであった

「オレが兄弟と呼べるのはこの世にたったひとり 北斗琉拳の最強伝承者 カイオウのみ!!」

カイオウの居城に向かう最中 ヒョウは一軒の宝石店に立ち寄る
店主からまばゆい宝石を受け取り、彼が愛した女性サヤカの元へ向かうとのことであった

「恋を知り 愛を知り 情を知る 羅将ヒョウ
 だが唯一哀しきは その男が愛した女が魔神カイオウの妹とは…」

久しぶりにサヤカに会えるとヒョウの表情に喜びの笑みが浮かぶ
一方カイオウもサヤカの様子を従者に伺い…
カイオウの妹とは思えぬセクシー美人のサヤカの前に兄カイオウも顔を見せるが
……すると、突如カイオウはサヤカの肩を握りその眼光を輝かせサヤカの胸を突く!? 
0180南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/07(火) 17:02:44.48ID:???
「すべてはこのカイオウのため!! 妹だからこそ兄のために死ぬのは当然!!
 許しは請わぬ 感謝もせぬ!!この世に生きるものすべてこのカイオウのためにあるのだ!!」

そしてカイオウは自らの妹を突き殺してしまう…!!
ヒョウがそこにあらわれた時、目にしたのはサヤカの遺体とそれを何食わぬ顔で抱きしめるカイオウであった…
変り果てたサヤカの姿に、ヒョウもその死体を抱きしめ慟哭の悲鳴をあげるのだった…
サヤカを殺したのはケンシロウ、とヒョウを偽るカイオウ 自分がサヤカの敵を討つ、とヒョウに声をかけるが
ヒョウはその目から涙を流し、震えながらサヤカに捧げるはずだった宝石を握り潰し
ケンシロウにむけ、その憎悪を燃やすヒョウであった そんなヒョウの姿に、カイオウはニヤリと笑みを浮かべる…

(フフフ 情熱きゆえに怒りもまた熱い!!
 滅びよ 北斗宗家の血 ともに喰い合いともにこの世から消滅するがいいわ!!
 フフフ… フハハハ!!)

一方、ケン達一行は滝の側でしばしの休息
どうにかカイオウから逃げ切ることには成功したが…代わりにシャチは片目を失ってしまうが
そんな自分自身に浮かび上がる感情は後悔ではなく、自身への誇りであった
ケンの様子を伺おうとするシャチだが、ベッドにケンの姿はなく
起き上がったケンが、その眼に光を取り戻すのであった

<続く>
0181南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/08(水) 17:02:26.48ID:hW43d7u4
滝の前で深く息吹を突くケン 
ケンの目の前に見える滝が逆流する光景に、シャチもレイアも眼を見開く
ケンが気合をこめると、滝は天高く舞い上がる…! そしてその空に、北斗七星が煌々と輝くのだった

  <第190話 両雄たつ!の巻>

つい先ほどまで慢心相違の傷を追っていたはずのケンが… シャチも驚愕する
だが傷の具合は本当に大丈夫なのか…

「……おまえの父 赤鯱……
 そしておまえのその眼が新たなる血肉となっておれの傷をふさいでくれた!
 赤鯱や おまえはおれになにを望む? このおれの体 自分の体と思っていってくれ」
「ケ…ケンシロウ わ…我ら父子の望みはひとつ!!
 あんたの望みと同じくカイオウの命!そのほかにはない!!」

シャチの言葉に…自分の戦いを見届けるように、とシャチに言うケンシロウであった

その頃カイオウの居城では、彼の妹サヤカの告別の儀式と称し豪華絢爛なる葬儀が執り行われていた
炎にくべられる婚約者の姿に…ヒョウも涙を浮かべ、義兄カイオウにサヤカの形見を受け渡す…
それを受け取り、カイオウはジュウケイの呪文に似た言葉でサヤカを冥界へと送り届けるのであった…
……そして……ヒョウの体に、カイオウと同じ魔闘気が身に纏われる!!
とうとうヒョウも魔界に入った、とカイオウはニヤリと笑みを浮かべ
ヒョウから受け取ったサヤカの形見を容易く踏み潰し、歪んだ怨念と共に高笑いを上げる…
そしてヒョウも、魔の憎悪をケンシロウに燃やすのであった…
0182南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/08(水) 17:03:05.61ID:hW43d7u4
修羅の乗る列車内、その修羅の郡将、丸々太った巨漢ギョウコのお世話をする修羅の一人だが
…ベルトを締めながら愚痴る修羅だが、その言葉がよろしくなかった 
ブタだと思っただろ、と修羅に因縁をつけるギョウコに言い訳しようとして余計にやぶ蛇つついてしまう
怒りのギョウコがその口にナイフを向けると …ほんの少し… とやっぱりいらんことを言ってしまい
結局ギョウコにぶっ飛ばされ、列車の外に投げ出される修羅であった

「ギョウコ様 この方角では…サヤカ様の葬儀にでられぬのですか?」
「ああそうよ 葬儀に出るより ケンシロウという男を殺したほうがカイオウ様は喜ぶ
 そ〜〜だろ〜〜〜〜
 グフ…… オレはなブタじゃねえ やつを倒せば羅将の地位も夢じゃねえ!!」

ぴたぴたと自分のハゲ頭を撫でつつ、ケンシロウの首を求め進むギョウコ軍であった
そしてケンシロウの元にギョウコの軍勢が立ちはだかる!
現れたケンシロウに、ギョウコが超重量級の見た目に似合わぬ軽快な一撃を見まおうとするが
ケンは一瞬でギョウコの両腕を切り落としてしまうのだった
そしてケンはうろたえるギョウコの顔面を掴み…

「おれは今日まできさまらは降りかかる火の粉だと思って払ってきた
 だが…これからはちがう カイオウに与する者はこのおれ自ら戦い葬ってやる!!
 ブ タ ヤ ロ ウ !!」

ブタじゃない、と抗議しようとするもその顔面を思いっきりぶっ飛ばされてしまう

「カイオウの下へ連れて帰れ そして伝えるのだ このおれに二度の敗北はないと!!」

<続く>
0183マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/08(水) 19:48:45.37ID:???
ギョウコと修羅兵士のやり取りでちょっとなごんだw
0186南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/09(木) 17:05:11.06ID:???
修羅の町では、老人が大通りに伸びる魔形の影を見る
その魔の影を伸ばす主は、魔に囚われた羅将ヒョウの姿であった…

  <第191話 涙枯れし兄弟!!の巻>

魔神の形相を浮かべ、その町を立ち去るヒョウだが
その前にヒョウの部下 准将ナガトと4人の部下が姿を見せるが
彼らはヒョウの前に片膝をつくと、ヒョウに別れを告げに参ったという

「は!我ら五人あなたがこの国の救世主になると信じておりました
 いつの日かあなたが目覚めカイオウを倒す時の先兵となるために今日までお仕えしてまいったのです!!
 さ…されどヒョウ様はカイオウに永遠に忠誠を誓われた!!
 もはやこの国の希望は閉ざされました!! この国に生きる道を失いました!!」

4人の震えながらの言葉に…ヒョウは怒りを露わにして…
四人がさらばです!!と告げた瞬間4人の顔面にヒョウの投げた刃が突き刺さる!!

「この国はカイオウの国 カイオウの命に従わぬものは 死 !! 例外はないぞナガト!!」

変り果ててしまったヒョウに…ナガトは涙を浮かべながらヒョウに立ち向かおうとする

「フ…泣くとは笑止!!悲しんで戦う男がどこにいる!!」
「かつてはあなたも戦うたびに心の中で涙を流していたのだ!!」

だが、ヒョウは襲い掛かるナガトの首に手刀を当て…いとも容易くナガトの首を落としてしまう…!

「このヒョウの体 どこをえぐっても涙など一滴もみつからぬわ!!」
0187南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/09(木) 17:06:27.03ID:???
とうとう魔闘気がヒョウの情を跡形もなく吹き飛ばした
もはや一抹の不安もない、とその光景を高みから見下ろしていたカイオウが高笑いを上げるのだった
そしてヒョウはナガトを逆賊として、一族郎党、村もろともすべてを焼き払うよう命ずる…!

ナガトの村では修羅たちによる暴虐が行われていた ナガトの息子たちが修羅に追いつめられてしまうが
連れの修羅が、まちがってとどめを煽る修羅の脇腹にぶっ刺してしまう
…そして、炎の中から瓦礫を崩し、ケンシロウが堂々と現れ…怒りの鉄拳が修羅の顔面を砕く!!

ナガトの息子を助け出し、何があったかを問いただすケン達だが…

「わ……わからない どうしてヒョウ様がぼくたちの村を… ヒョウ様の村でもあるのに
 と…父さんはヒョウ様の一番の側近だったんだ そしてヒョウ様は いつか救世主になるっていっていた……
 ぼ…ぼくも…弟もそうなるって信じていたんだよ…
 お…おかしいよ こ…こんなのおかし…」

その言葉を最後に、少年の一人は事切れ、弟の悲鳴が荒野に響く…
ケンは怒りの形相を露わにし、ヒョウの元へ向かおうとするが…それをシャチが引きとめる

「ケンよ!たとえ兄でも……ヒョウがおまえの実の兄でも行くのか!!」

シャチのその言葉に、さすがのケンも戸惑いの表情を浮かべるが…
……僅かの沈黙の後、ケンは答える

「たとえ兄でもだ!!」

<続く>
0188マロン名無しさん
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2016/06/09(木) 17:25:35.17ID:???
カイオウ人望無さ過ぎワロタ

宗家の血にコンプレックスを感じて暴虐を繰り返して更に人望を失う
という悪循環だな。
いわば「強いアミバ」という一番タチの悪い人物…w
0189マロン名無しさん
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2016/06/09(木) 18:05:03.25ID:???
>>188
逆にそれがカイオウの個性を引き立てていると思う
実力はラオウ、性根はアミバというのはある種今までなかったタイプの敵だ
おまけに超現場主義w
0190マロン名無しさん
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2016/06/09(木) 22:12:14.50ID:???
ヒョウはカイオウの操り人形すぎて魅力に欠ける
主人公の実の兄というポジションなのに
0191南斗粗筋拳の使い手
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2016/06/10(金) 17:25:05.90ID:???
ケンとシャチは、自らが送り出されたとされる修羅の国の砂浜前にいた
シャチの言葉に、ケンはラオウ…二人の『兄』弟子のことを思い出す…

  <第192話 琉拳の墓場!!の巻>

それでもケンは、ヒョウ…実の『兄』を討つという決意は固い…
その眼光をギラリと輝かせ、ラオウを討った時のことを語りながら拳を握り締める…

(こ…この男は北斗神拳に課せられた過酷な十字架を背負い 退くことなく進むのか!!)

二人の下に、ヒョウが北斗琉拳の聖地、羅聖殿に向かったとタオからの声が上がる
それを示すように、幾多の奴隷たちが大岩を運びながら羅聖殿へと向かっていた
これがケンをおびき寄せるための策である事は明らかだが…

羅聖殿が沈むとされる湿地帯では、幾多の奴隷が沼に岩を投げ込みその水をせきとめようとしていた
それを葉巻を吹かしながらニヤニヤ眺める修羅のハゲ 
ハゲが示す先には、ギロチンにかけられた老人とその刃を押さえる鎖を口だけでどうにか食い止める老人の姿があった…!
しかし抑える方の老人も限界を向かえ、その鎖を口から離してしまいギロチンが老人の首に落ちる…!
その暴虐なる光景に、奴隷達も必死で沼に岩を投げまくるのであった…

沼の水が引かれ、姿を現した羅聖殿を前にヒョウは狂気の笑みを浮かべていた

「北斗琉拳を伝承しながら北斗神拳の陰にかくれ
 世に出ることもなくこの地に果てていった男たちの墓場か!!
 その男どもの怨念……北斗神拳への恨みが妖気となって羅聖殿を押し包んでいる!!
 ケンシロウの最後をかざるにはかっこうの場所というわけだ!!」
0192南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/10(金) 17:25:22.85ID:???
岩を運ぶ奴隷達を高みの見物の修羅 そこに凄まじい大きさの岩がこちらへと向かってくる
その光景に修羅も目を丸くし葉巻をポロっと落としてしまう
その大岩を運ぶ男はケンシロウであった 気をつけてな、と優しい言葉をかける修羅ハゲだが
今度はおまえの番だ、とケンはハゲに大岩を渡してあげた
当然支えられるはずもなく、ハゲは大岩の下敷きになってしまうのであった

大岩の落ちた地響きを感じ、不審に思うヒョウ そこに何者かがヒョウに奇襲をかける!?
両手にカギツメを突けた老人、黒夜叉 彼はジュウケイに影のように仕える存在と言うことだが…
彼もまた、北斗琉拳は滅亡すべき拳と見定めヒョウに立ち向かおうとする!

「フッ…その拳は師ジュウケイすら凌ぐといわれた男!! ちょうどよい!!
 きさまを倒すことによって最後の奥義を極めることができよう」

フ ー ム
 O
 ξ

ヒョウが手をかざしそう唱えると、突如黒夜叉の周囲の空間が闇に包まれる!?
自らの位置もつかめず、困惑する黒夜叉にヒョウの一撃が突き刺さる!!
ヒョウにやられ、落ちていく黒夜叉の身体が羅聖殿におびただしく立つ墓標に突き刺さってしまうのだった

「よいかっ これからはカイオウの北斗琉拳こそがこの世の覇拳となるのだ!!」

黒夜叉を下し勝ち誇るヒョウだが、それを否定する男が一人
羅聖殿の墓標に立ち、ケンシロウがその前に堂々と姿を現すのであった

「このおれがいるかぎり きさまとカイオウに明日はない!!」

<続く>
0193マロン名無しさん
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2016/06/11(土) 07:47:14.56ID:???
こんなモヒカンレベルの出オチでジュウケイに匹敵するとか言われても…>黒夜叉
とはいえフームの制圧力が強すぎるわな ケンがどう対策するかみものだわ
0194南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/11(土) 17:14:56.24ID:???
ついに再会を果たした、ヒョウとケンシロウの実の兄弟
だがその再会は、喜ばしき抱擁ではなく、生死をかけた戦いとして…

  <第193話 凄血散る!の巻>

互いに一触即発のケンとヒョウ …そこに何者かがヒョウに声をかける
その声は先ほどヒョウに討たれたはずの黒夜叉であった
いつの間にか墓標に突き刺さったはずの黒夜叉の屍は、マントが刺さるのみとなっていた
そして黒夜叉はケンにも「お待ちしておりました」と声をかけ自己紹介

「わたしは黒夜叉 北斗宗家ケンシロウ様の永遠の従者として生誕時より遣わされた者!
 あなた様は覚えておりますまい だが この黒夜叉のこの腕の中にはあなた様のぬくもりがいまだハッキリと…
 あの日…ラオウ様の胸に抱かれて 海を渡られた日からわたしはあなた様をおまちしておりました」

北斗宗家には代々最強の拳士がその従者として使わされるという ケンには黒夜叉がその任についていたそうだ
そして黒夜叉は、ヒョウの記憶が戻らなかった以上、魔界の血を断つのが黒夜叉の役目 そしてジュウケイとの盟約
それを小ざかしい!と魔闘気を黒夜叉に放つがそれをひらりひらりと回避する

「フフフ…暗琉天破の及ぶ範囲は狭い!
 ゆえに空間を乱れ飛び実体を滅し敵を砕破するわが秘拳には無効の奥義よ」

無数に分かれた黒夜叉がじわじわと距離を詰める それを前にヒョウはマントを投げ捨てると…ニヤリと笑みを浮かべる
そして、黒夜叉がヒョウの背後から仕掛けようとするが 次の瞬間黒夜叉の腕が切り落とされる!!
マントを投げた時に自らの周りに糸を張り巡らせ、罠を張っていたのだ
そして動きが止まったところで、暗琉天破を放ち黒夜叉の空間を歪ませる!!

「千百九ある経絡破孔 すべて突いてくれるわーっ!!」
0195南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/11(土) 17:15:27.42ID:???
無数の突きが黒夜叉に襲い掛かろうとするが、その突きをケンが押さえ込む!!
そしてケンの拳とヒョウの肘打ちがぶつかり合い、ケンの蹴りの連撃がヒョウのガードをこじ開け顔面に突き刺さる!
だがなぜ暗琉天破の歪んだ空間の中で、ヒョウを捉える事ができたのか…

「もはや北斗琉拳はオレの敵ではない
 ヒョウよ おまえの命とひきかえにその意味教えてやろう!!」

そういってケンが人差し指をクイっと向けてヒョウを挑発する
その言葉にヒョウは魔闘気を滾らせ、暗琉天破をケンに向け放つが
暗琉天破の歪んだ空間に囚われるケンだが ケンはその空間の中で突如猛烈な回転を始める!?
その光景にシャチもヒョウも驚愕する

「暗琉天破は圧倒的な魔闘気の流れが生む一瞬の無重力空間により位置を見失わせる技!!」

(そ…そうか ケンシロウはその無重力の中で自ら回転し 遠心力によって自分の位置を確保したのか!!)

…そしてケンは、暗琉天破の歪んだ空間の中でしっかりと地に足をつける…!

「魔神 堕ちる時はきた!!」

<続く>
0198マロン名無しさん
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2016/06/12(日) 06:34:22.16ID:???
>遊昇凄舞
そういや、プロ野球は西武が優勝したっけなw
0199南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/12(日) 17:57:02.07ID:???
ついに暗琉天破を破ったケンシロウ だがそれを前にしてもヒョウは不敵な態度を崩さない

「フ…さすがに北斗神拳だな だがきさまはやっとオレと同じ土俵に立てたにすぎぬ!!」
「それはおまえも同じことだ!! 北斗神拳の神技 今こそみせてやろう!!」

  <第194話 よみがえる凄血!の巻>

……そして、ケンとヒョウ ふたりは静かに構えを取り、互いの手の甲を重ねる
互いの間合いで、二人は静かに相手を睨み…北斗の頂点の戦いが火蓋を切る!!
放たれた突きが二人の顔を切り裂き ヒョウの拳を、ケンは文字通り紙一重で避ける

「よくぞオレの突きをかわした! だが今度は逃げられぬぞ!!」
「ムダ口を叩けるようでは少し突きが浅かったか!!」

ケンがそういうと、突如ヒョウの肩が秘孔の影響で強烈に膨れ上がる!!
それをヒョウがとっさに秘孔をナイフでえぐりとり、どうにか秘孔の影響を逃れる
ケンはカイオウとの一戦ですでに北斗琉拳を見切っていたのだ 

そしてヒョウの一撃を避け、その腹の秘孔を突くが突如その周囲の空間が歪み狙いがそれる!?

「そ…それでオレの秘孔を突いたつもりか!!
 みよ!オレのまわりの空間は魔闘気によって屈曲している!!
 ゆえに正確に秘孔を突くことはできぬ!! 勝てぬ勝負ならこの身を捨てきさまも地獄へ道連れだ〜っ!!」
0200南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/12(日) 17:57:27.54ID:???
そのころカイオウの居城では、二人の戦いをやめさせるようリンがカイオウを説得していた
北斗神拳の実体を語り、もはやヒョウとの戦いは無意味だと説くが…

「フ…なるほど だがおまえは重要なことを忘れておる!!
 ヒョウの体にも北斗宗家の血が流れておる!! 無限の可能性を秘めた北斗宗家の血がな!!
 ゆえにオレはこの戦いを仕組んだ いざとなれば必ずやヒョウの北斗宗家の血も目覚めよう!!
 そしてその兄弟の戦ったあとに残るものは 相打ちとなったやつらふたりの骸よ!!」

場面は再びケン対ヒョウに戻る ヒョウが飛びかかりケンに襲い掛かろうとしていたが
ケンは飛びかかるヒョウの顔面を思いっきり殴り飛ばす!!
……その強さに、ヒョウも困惑する これほどの男がなぜサヤカを手にかけたのか…
自らの心の矛盾にヒョウは頭を押さえて苦しみだすと、その背から闘神のオーラがあふれ出る!?
まさかヒョウにも北斗宗家の血が目覚めたのであろうか…

場面は再びカイオウの居城に戻り… もはや自身の勝利を確信したカイオウがその兜を外すと
…そこから現れたその顔は… ラオウ!?

<続く>
0201マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/13(月) 07:27:28.60ID:???
……まあヒョウがケンの兄と言うあたりで
カイオウもラオウの兄とか言い出すのは、予想できたはずなんだが…
なんだろうこの、結局ラオウに頼らざるを得ない感じの肩透かし間
0202マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/13(月) 09:10:55.07ID:???
ラオウの兄?弟?双子?
まさかの他人の空似はないよな
いやマミヤがあったか
0203マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/13(月) 15:21:59.27ID:???
もし兄弟ならトキだけが似てないのか
まあサヤカもいるけど
0204南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/13(月) 17:02:03.81ID:dP9+MTGV
  <第195話 愚か者!!の巻>

ラオウと同じ顔を持ったカイオウの姿に、驚愕するリン
そう、ヒョウがケンの兄であるように カイオウもまたラオウの兄だったのだ

「フ……リンよ なぜにオレが仮面で顔をおおい隠していたかわかるか!?」
「う…… あなたとラオウが兄弟ということが世に知れたら」
「フ…… そう ラオウと面差しの似た兄弟ではあの伝説は成しえぬからな」
「そ……それではまさかラオウ伝説は!!」

「フッフフフ  オ レ だ !! その伝説はこのカイオウ様がたったひとりでつくりあげたのだ!!」

カイオウが高笑いと共に、その衝撃の事実をいい放つ…!!
その頃ケン 対 ヒョウ その背から嘆きの闘神のオーラを放ちながらもがき苦しむヒョウ
…その背からオーラが消え、ヒョウの目に再び鋭い光が宿り…… 
その拳が北斗琉拳から、北斗宗家の拳に変わる!!
放たれた鋭い突きがケンの胸を掠めるが…その瞬間ケンの胸から血があふれ出る
あと1cm前にいたら致命傷であった… …それを前に、ケンは堂々と構えを取る!!

(ケ…ケンも覚悟を決めたか!!
 しかし…… 無限と無限の拳がぶつかりあえば答えはたったひとつ!! 勝者のない相打ち!!
 つ…次の一撃でふたりは勝負にでる!! お…終わってしまうのか なにもかも…!!)

苦悶の表情をうかべるシャチだが…何か覚悟を決めたような顔を浮かべ…
ヒョウのおびたたしい突き 万手魔音拳(まんじゅまおんけん) がケンに襲い掛かろうとする!!
それをケンが迎撃しようとして…その拳が止まり… 
0205南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/13(月) 17:02:33.52ID:dP9+MTGV
突如ヒョウが血を吐く!? ヒョウの胸には、その背から放たれたシャチの抜き手に貫かれていた…!

「ゆ…許せケン!! こうするしか!こうするしか方法が!!」

再びカイオウの居城 カイオウはリンをベッドに寝かせてその前に立つ
リンを前に、最後の勝者となるカイオウが勝ち誇った笑みを浮かべる

「どうだ 情・愛…すべてが愚か者の証であったというわけだ!! 愚弟ラオウなど死んで当然!!」
「だけどあなたはラオウに勝てない 戦っていれば必ず敗れていたでしょう
 愚かな愛に生きる者が最後には勝者となるのです!!」

ベッドに寝かされながらも、リンは気丈にそう返すのであった

再びケン対ヒョウ …だがその決着は意外な形で訪れてしまった…
自ら死んで詫びようとするシャチだが ……それをヒョウが止める
シャチの手を止めるヒョウの顔は、穏やかな笑みを浮かべていた まさかヒョウの記憶がよみがえったのか…!

<続く>
0207マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/13(月) 18:13:22.27ID:???
コレは次回、リンが寝そべりながら涙を流して
「けだもの〜〜〜!!」って叫ぶ展開だよな〜〜
期待しても良いんだよな〜、先生さんよ〜〜〜!
0208南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/14(火) 17:06:55.32ID:???
ベッドに寝かされるリンの気丈な態度に、カイオウは高笑いを上げる
リンの顎を摘みながら、カイオウはいい放つ 最後に勝者となるのは、愛ではなく

「知れたこと! 最後に生き残るのは!! 悪 !!」

邪悪なる笑みを浮かべ、そういい放つカイオウ その狂気にリンも戦慄する…!

  <第196話 悪の妄獣!!の巻>

記憶が戻ったヒョウの姿に、一行も衝撃を受ける
あの嘆きの闘神のオーラが現れたとき、ヒョウはすでに記憶を取り戻していたのだ
だが、その時にはすべてが手遅れであった……

「ケ…ケンシロウ ひとつだけきかせてくれ お…おまえはサヤカという女をその手に」
「いや 初めて耳にする名だ!!」

その言葉にカイオウに踊らされていたことに気づくヒョウは自傷気味に笑みを浮かべる…
そしてヒョウは血を吐きながらケンに真実を語る

「オレの記憶を奪ったのはジュウケイではない!! オレの記憶を奪ったのはカイオウなのだ!!
 あの日 たしかにわが師ジュウケイはオレの記憶破孔を突いた!だが…
 ジュウケイの中の一瞬の情の迷いがわずかに拳を狂わせたのだろう オレの記憶を奪うに至らなかった
 だがオレは師の胸中を思い その時より記憶を失ったふりをしていたのだ!!
 それを師が望んだのであればと!! だがその演技もカイオウに通じなかった!!」

その言葉と共に、ヒョウの過去が思い出される… 
少年時代のヒョウとカイオウが演舞を行っていたが 
カイオウは本当にヒョウの記憶が失われたのか疑問視していた
そして、もし記憶をなくしていなければヒョウは自身にとって最大の災いとなるであろう
そう考えたカイオウは、乱取り中の事故を偽ってヒョウを手にかけようとする!!
…だがそれを、その間に割って入ったジュウケイに遮られ
0209南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/06/14(火) 17:07:13.16ID:???
「きさま なぜ拳に殺気をこめる うぬはまだ自分の立場がわからぬか〜〜〜!!」

激昂したジュウケイがカイオウを滅多打ちにする!!
…だが、滅多打ちにされながらもカイオウは心の内でジュウケイをあざ笑う…

「よいか うぬはあくまでヒョウの従者!ヒョウのために生きヒョウのために死ぬ下僕なのだ!!
 わきまえよカイオウ 二度と許さぬぞ!!」

(う…打てい いくらでも打つがいい!! だがいずれおまえちたちをオレの足もとにはいつくばらせてくれるわ!!)

滅多打ちにされ、牢屋に入れられ拘束されるカイオウ
そこにヒョウが見舞いに来て、水を分けてくれた 礼などいわぬといいつつ貰った水をがぶのみ
そしてヒョウは、カイオウを友と見込み実際は自分が記憶を封印されていないことを明かす
だが…そんなヒョウにカイオウが取った行動は、さり行くヒョウの背の破孔を突くことであった…!

そして今や立場は逆転し、ヒョウは自らの思いのまま…高笑いを上げながらカイオウはリンにいい放つ

「情に縛られ愛に死す それがなにになる
 すべてはおのれを制し律するもの!!だが悪には一切の制限はない!!
 悪こそこの世を制覇するのだ!!」

愛をおろかとあざ笑うカイオウ だが、ケンシロウを救ったのもその愛であった…
ヒョウもまた、そんな愚かな愛に生きたことに後悔はなかった
そして…ヒョウは穏やかな笑みと涙をうかべて、ケンシロウの帰りを迎えるのであった…

<続く>
0210マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/14(火) 17:59:23.36ID:???
ヒョウはなぜここまでカイオウに忠実だったんだろう
0213マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/14(火) 22:29:31.51ID:???
ジュウケイにあそこまで責められてる負い目、みたいな物もあるのかもしれん
…ってかこれカイオウが歪んだのって8割くらいジュウケイが悪いふうに見えてきた
0214マロン名無しさん
垢版 |
2016/06/14(火) 23:41:01.09ID:???
ヒョウはサヤカ狙いだからカイオウのご機嫌は取っておきたい
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