0113南斗粗筋拳の使い手
2016/05/25(水) 17:01:01.70ID:???ケンの強さに、息を切らしながら感嘆の声をあげる羅将ハン
「は――― ふ―― は――― つ……強い…だが断じてきさまはラオウではない
もしやきさまの名は ケンシロウか!!」
ラオウの…自分の名まで知るハンにケンシロウにも僅かに動揺が浮かぶ
だがその理由は知らぬまま死ぬほうが身のため、とあたりの闘気が凝縮され…
二人の周囲を瓦礫が飛び上がり…二人が放つ大岩がぶつかり合う!!
破壊された大岩に視界を奪われるハン その隙を突きケンが正拳突きを放つ!!
とっさにハンもその正拳突きを受け止め…
「ぐっ 強くなったものよ…
あの時の赤子が…ラ…ラオウに抱かれて この国より船ででた あの赤子がおまえであったか」
ハンが語る言葉に、ケンもその眼を見開く ケンに動揺が広がるように、天もまた荒れ狂い始める…
<続く>