ヴァンパイアにつひて
ヴァンパイア・ザ・マスカレードについて諸説並べませう。 ブレイド(ウェズリー スナイプスのやつ)にはでてましたな。
実際問題 一定の時代以上にさかのぼった農耕・豊穣をつかさどる女神なんか
生贄や捧げモノとして血を求めるというものが多いみたい、当然 動物だけで
なく人の生贄もね。 血の神秘性はかなり一般的だわな。
しかし、血液そのものの神ってなんかあったかな、記紀神話をあされば出て来そうな気もするが 有名どころだと、四神の白虎は血の神でもあり、婦人の血すなわち出産と関わりが深いとされている。
TRPG的にはウォーハンマーのコーンとかもいるが、あれは破壊に伴う流血の神ってニュアンスかなぁ。 やっぱり吸血鬼と血は切りはなせないイメージがあるな。
ヴラド公ルーツというよりブラッディ・メアリールーツのようだ。
ところで、吸血姫の方のカーミラはがいしゅつのようだが、
「吸血鬼に違いない」のアーティスト・カーミラは皆嫌いか。
好きなんだよカーミラ。マイナーだけど。
>174
待て、こうもり城へようこそはバンパイヤものに入れていいのか。 >152
確かに、エジプトで吸血鬼っつーと、セクメト女神よりラミアーの方が先に浮かぶな。
エジプト方面だよね、ラミア。 >>237
『ART!』
『日本製品を見ると牛になるお嬢様とかいたよね』
『カマキリの卵を拾ってきて缶に入れたまま忘れるハナシとか好きなんだけどなあ』
『マイナー過ぎて誰も反応してくれねえ、邪神伝説と同じ雑誌だったのに』 血の供犠を求める神が零落すると吸血鬼になるかもな〜
神と妖怪の違いは祭祀されてるかで区別できるかもって
小松和彦が言ってたっけか。 しかし、吸血鬼というモンスターが日本でここまで取り入れられた理由は
どこにあるんかねえ。
クトゥルフ、フランケンシュタインズモンスター、ウルフマン、
海外出のモンスターは一杯いるってのにさ。 >>242
その三分の一くらいは萩尾望都にある気がする。 >239
なにその地球人を堕落させるためにエロ漫画撒く宇宙人とか深海に象の群れの居る話?
>242
吸血行為の持つエロティシズムじゃねーの?
あと、ドラキュラやカーミラといった偉大なる先人のせいで貴族イメージも付加されたせいとか。 菊地秀行とそのフォロワーたちの功績もやっぱ大きかったんじゃないかなー。 >245
>地球人を堕落させるためにエロ漫画撒く宇宙人
懐かしいな、おい。思い出して笑っちゃったよ。
そういや、どこで読んだんだったかは忘れたが、吸血鬼の牙のつき方だと
血をすする事はできないから、実は牙を突き立てて流れる血をすすっている、という考察があったな。
美女の首筋を傷つけて舐めるって行為がものっそいエロディシズムだとしみじみしたっけ。 ヴァンパイアの起源を辿るならエジプトのアヌビス神が近いかなと思ってみたり
フェンリルやライカンに通じるビジュアル。牙もあるし
>>252
サイレントストライダーがらみで何かあったような。 AMBROSIAを翻訳機にかけると神々の食べ物と出た
ヴァンパイアを神格化するのもどうかとおもうけど
なんかスキ
ところで、ヴァンパイア崇拝のヤバイ団体ってあるの? >>256
吸血鬼というわけではないが、韓国系キリスト教団体は総じて血分けといいう儀式を用いるね。
教祖は神聖で、教祖とセクロスすることで神性が継受されるそうな WoD的には普通に吸血鬼の敵か。
元の神話的にゃ、生と死を区切る神っぽくって、
ミイラ作りとの関わりを考えると「正しい死者の復活」のイメージかなあ? ユダヤ教徒は肉の血抜きを厳重に行う。
なぜなら旧約聖書に「血は神の食物であるから人が食べてはならない」とあるから。
こういうのは原始宗教のから続く発想の延長上にあるのだろう。 血の煮こごりとかソーセージとか、ああいうのはどうなんだろうな。
便乗しといて何だが、宗教観点からの血の考察、面白いは面白いんだけど、
そろそろスレの趣旨から逸脱しちゃってる気がする。 怪物方面に舵を
ミイラもちゃんと復活しないで、あの姿のまま動き回らせられがちだからなあ
アンデットがらみっぽく扱われても、まあ分からんでもないかも
>アヌビス ニャルの信奉者がスフィンクスの地下でミイラから塩を作って死者再生してる話があったな〜
閑話休題
クトゥルーものにはいわゆる「吸血鬼」は居なかったっけ? 今昔物語読んでたら
ある屋敷に泊まった夫婦の妻の方が
血を全部抜かれて殺された
って話が
はっきりはしないけど、吸血鬼ぽい化け物みたい 磯女か牛鬼の仕業じゃな
どっちも現れるのは海岸付近だが 夜ごと現れては眠っている人間のケツを吸う吸ケツ鬼か。 >271
そんな馬鹿話は休み休み言え。
そう、「休憩つき」で まあ現実に吸血鬼がいるとしたらポキータさんみたいなgdgdな連中ばっかな気もする この時代完全夜行性でも生活には困らないから
案外普通に生息していけたりしてな。 デスノの死神どもみたいに、時々思い出したように人の血を吸ってる感じかな
たまにずっと忘れて死んじゃったりするとか(そして遺体に生き血をかけてもらって復活とか)
昼間はパソの前にずっと張り付いてるとか 小野 不由美の「屍鬼」には、僻地の村の住人を吸血鬼化させて吸血鬼の居住地を作ろうとする
吸血鬼が出てくるが、終盤で人間に吸血鬼が大勢で群れるのが間違い。こんな風に吸血鬼ばかりの
土地を作ったら、人間にバれて狩られるようになる。と、指摘されてるな。実際、村人達が吸血鬼の
実在を認めた途端に昼間に急襲されて吸血鬼達は壊滅してたりするし。(勢いあまって、吸血鬼に
なってない人まで吸血鬼扱いで惨殺されたりしてるけど)
ちなみにこの作品の吸血鬼は、人間の一部に不老不死化&吸血能力を得る遺伝子を持つ者が
いて、吸血鬼に覚醒すると血液が特殊化(血液が本体で、肉体を動かしてる状態)して、吸血能力や
吸血による伝染性、特定の条件を満たした相手への限定的な精神操作能力を得るようになる。
で、この吸血鬼化現象は人間の上位生物への進化にあたるのだが、実は昼間活動できない
吸血鬼はなりそこないに過ぎず、昼間も普通に活動できる者が完全体。完全体はなりそこないの
者の面倒を見てる事が多い事から、吸血鬼には狼男が従うという伝説を元に「人狼」と呼ばれる
なんて設定があったなあ そりゃ面白い。
元々吸血鬼と狼って縁深いもんな。
吸血鬼を現代的に分析してる作品はよく見るけど、
そこをフォローしてるのって初めて聞いたかも。
吸血鬼に血を吸われた者は吸血鬼になる
が古典だと思うんだが
感染という現象の医学的知識が一般的になったせいか
吸血鬼側から犠牲者側に何かが伝わるという解釈の作品が多くなった気がする。
親吸血鬼の血を注ぐとか親吸血鬼の血を飲むとか映画でも多い。
唾に病原体が潜んでいるとか
血液とアンデッドエキスを循環交換しているとか
吸血鬼に血を飲まれたら問答無用で下僕吸血鬼化という古典的解釈が好きなんだが 献血した400ccパックから血を飲まれたら下僕吸血鬼化だって?
そりゃ古典的じゃないじゃん >>283
それ面白いな。シナリオのネタに出来そうだ
ある意味では髪の毛を入れた藁人形で相手を呪うのに近しいものがあるな >>282
血液センターを襲撃して、「どこだ!俺の下僕どこだ!」
と闇夜をさまようんですね。わかります。 顔合わせて命令しないと下僕だって言う事聞いてくれないんだよ 下僕吸血鬼への命令は遠隔地でもできるんだよな?
でないとマヌケな事態がいろいろ発生する 個体を特定して命令しないと受け付けられないんじゃね? >>282
古典的なパターンは、「血を吸われたら」じゃなくて、
「血を吸われて死んだら」死後吸血鬼になるんじゃなかったっけ? 確か、古典的パターンは3度に分けて血を吸われて死亡すると吸血鬼化のはず。 >>292
確かSWでもそんな感じだった記憶。
VtMだと三回の吸血にするのは“血の絆”であって、血族を増やすには一回の吸血だけでも構わないんだったか? >>294
断じてSWではない
ルナルと間違ってないか?
ルナルは回数により効果が違ってて完全なヴァンパイアにするには3回だ ええい、横レスうるさい!
>>292がSWやVtMやルナルごときを古典と言ってるわけじゃなかろう
>>296
俺の憶え間違いだった、すまん。指摘の通りルナルと混同してたみたいだ。ありがとう。
SW上級ルール分冊2 p.169〜の記述では
・ノーライフキング:古代王国期の強力なネクロマンサー
・ヴァンパイア:暗黒神のしもべなどが死後に復活
・レッサーヴァンパイア:他の吸血鬼に血を吸われた犠牲者
……だな。あとVtM関連でも色々間違いが。記憶の劣化がひどかったorz
>>297
まあそういうな。3度の吸血が必要っていうことは、被害者が“気づいていても抗えない”みたいな魅了の力とも関連するんじゃないだろうか。“招かれないと家に入れない”制限とかも絡んでそうな気がする。 この場合の“古典”とは古典小説を指すと思うんだ。ブラム・ストーカーとかのさ… >>299
ポーの一族も、まだ古典の域には達してないのか、、、 完全な主観だけど、自分が生まれる前に完結した作品で
なおかつ今でも新刊で手に入るんだったら「古典」だと判断してる
だから俺にとってポーは古典だけどDは古典じゃない すると、30年前に始まって未だ続いているた作品は古典でなくて、
20年前に始まり19年前に完結した作品は古典、て事になるが。 ヴァンパイアって日光とニンニクと十字架に弱くて、
処女の生き血を吸って蝙蝠に化けて木杭で心臓刺されて死ぬのがスタンダード?
TRPGだとあんまりベタベタな設定のヴァンパイアって見かけないんだが。 戦闘の比重が重いゲームだと、ニンニクだの十字架だのに比重置きにくいから、仕方ないんだろうな。
あ、GURPSベーシックに載ってる吸血鬼のサンプルはベタベタだったわ。
血を吸ったものを支配し、狼と蝙蝠と霧に変身できるが、
日光に焼かれ、十字架やニンニクを嫌い、白木の杭に弱く、
流れる水を渡れず、招待されなければ住居に入れず、鏡に映らず、故郷の土を入れた棺桶で眠る。 ガープスで出されると一気に
考え付くあらゆる弱点や制限を盛り込んでCP稼いだ強力キャラに見えるなあ。
メシタスと同列w >>312
あれ?
大抵のファンタジーTRPGはその流れに沿ってると思うけどな。
ただ、処女の生き血云々は、映画になってからの設定なのでちょっとね。
せめてブラム・ストーカーの設定で。
まああれも相当に厨設定っぽいわけだがw >>315
限定や不利な特徴を入れたらその分弱くなるんだから、
それは「強い」キャラじゃなくて「偏った」キャラの間違いじゃないかね?
まあ、種族テンプレでとると不利な特徴の制限に引っかからないという事はあるけど、
結局弱くなるのは同じだし、CP総計が変わるわけじゃないしなあ。
ところで、各ゲーム内での吸血鬼の強さというのはどんなもんなんだろうか?
ヘルシングみたいにむちゃくちゃな奴から、人間に毛が生えた程度の強さしかないものまで、
いろいろいると思うんだが。
このゲームの吸血鬼はこんなに凄いぜとか、
こっちの吸血鬼はこんな変な能力持ってる、みたいな話があれば是非聞きたい。 一般論として、PCにもなれるものとしてデフォで用意されてたりすると、
ゲームバランスという観点から特に突出した強さは持たされない。
それはそれとして、
D&Dのヴァンパイア・テンプレートは概ね伝説通りの能力を持たされてるけど、
レベル調整値に見合う強さは全然無くて取ると弱くなると専らの評判w
(↑強い能力を持つ種族等には、レベルアップがしにくくなるよう調整される) 弱くなるのか…そりゃ悲しい。
伝説どおりって事は弱点もぞろぞろついてくるんだろうけど、
その上レベルアップに足枷までついちゃたまらんなあ。 冒険者なら誰でもヴァンパイアと知恵を絞り死力を尽くして戦ってみたいだろう 吸血鬼と狼男の話があるのに
ヴァンヘルシングの話がひとつもないことに絶望した。 登場人物的な意味ならちょとだけ出てるお。
オレの好きな方のB級映画タイトル的な意味なら、
トンデモ武器的な意味で好きですお。 某CRPGには錬金術でヴァンピリズムという用語が出るわけだが
ヴァンピリズムの効果があるポーションを飲むとヴァンパイアになってしまうとか
話の流れと関係なく何らかの知識をひけらかさないと気がすまないと。 大体、ヴァンピリズムってヴァンパイアからの派生語だろ。
順序が逆だっての。 北極圏なので日の上らない極夜の間ヴァンパイア暴れ放題
って設定はちょっと盲点だったw