原作を読む限りエルヴィンがやってきた事も考えていた事も真面目で誠実で有能だったと思うし
いつだってより正しい事、より多くの人を救う為の判断を優先してきた人なんだから
「私だけが自分の夢を追っている」「仲間も自分も騙している」みたいな罪悪感を持つ必要なんて全然ないと思うけど
あの罪悪感は、厳しい判断を強いられる立場にありながらも一人一人の命を大切に思う心を持ち続けていた
エルヴィンという人の高潔さと優しさの証なんだと思ってる
エルヴィンが死んだ方が幸せな人だなんて思わないけど
あの辛い決断の後で自分より若い仲間達全員が殉職したのに自分だけが生き返らされたと知ったら
エルヴィンの中の繊細で優しい部品は今まで以上に理不尽な罪悪感で押し潰されることになっただろうとは思う
リヴァイの判断を肯定する訳ではないよ
ただ最近の本誌でリヴァイがジークに対して思った『犠牲にするしかなかった命に対して罪悪感を全く感じていない』
という印象で、逆に極端に罪悪感を感じ続けてきたエルヴィンの指揮官としての高潔さが意識されてる話だと感じて少し嬉しかったんだ
エルヴィンはやっぱり素晴らしい人だなと思う
それはそれとして生かして欲しかったし長生きして幸せになって欲しかったけど