まさにレクサス、トヨタで採用されてしまったタッチトレーサーオペレーションが当てはまりますね。
ヘッドアップディスプレイを注視しないと、タッチトレーサーのどこをタッチすれば良いのか分からない仕様。

現行RX、NXやアルファード、ヴェルファイアでは、クルーズコントロールを使用する際、ヘッドアップディスプレイを注視しながらタッチトレーサーを指先でなぞって、機能させたい位置を探さなければならない。危険です。

運転中の「注視」は2秒以内が目安ですが、タッチトレーサーとヘッドアップディスプレイの組み合わせでは、その操作を行うのに、2秒以内の「注視」では無理です。

道交法上でも問題ですが、今回のこのEuro NCAPの提言も適確な指摘だと思います。

トヨタ自動車開発陣の方、クルーズコントロールのスイッチはヘッドアップディスプレイを「注視」せずに操作できる従来の物理ボタンに戻すべきです。

やみくもに目新しいものを載せれば良い、という事ではありません。安全が第一優先です。