ARIYAのナゾの大半が解消しました。なぜツマらんことを隠したがるのかサッパリ理解出来ない
2022年4月13日 [最新情報] https://kunisawa.net/?p=56349

2019年10月の東京モーターショーから実に2年半! やっとARIYAの試乗会が行われました。
クルマの評価は近々しっかりお届けします。原稿のあらすじを紹介しておくと「素晴
らしい!」ということになると思う。レアメタルを使っていないモーターや、駆動
システムの精度、パワーコントロールの華やかさ、インテリアの質感など、全てで大満
足出来るクオリティでしたね!
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ということで何度か書いた納期遅れについて。開発段階で新型コロナ禍や半導体不足、
最終段階でロシアのウクライナ侵攻の影響を受け、開発スケジュールがダダ遅れになった
という。部品を改良するにも搬送遅れや取引先の対応遅れなどあり、時間ばかり経って
しまったようだ。B6の販売時期を遅らせたのは生産の都合とのこと。最初に日本仕様のB6
リミテッドを生産。

続いて欧州仕様。アメリカ仕様の第一陣を生産し、それから国内のB6を作る。開発が遅れ
たため、全て押せ押せになったワケ。だったら正直に説明すればいいのに、と思う。最近
の日産、いろんなことを隠したがる傾向。ARIYAに使われている電池も公表しておらず、
メディア試乗会に出席しているそれなりのポジションにいる技術者に聞いたら「答えない
ことになってます」。
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すでに700台近い車両を納車している。電池メーカーなんかバラしたらすぐ解ること。
なのに隠す。「なんか都合悪いことあるんじゃないか?」と勘ぐっちゃいます。ARIYAの
電池、中国のCATLだ(中国ルートから聞いてました)。隠すということは性能的に
イマイチだからと理解する。ただCATLのリチウム電池、性能高くてリーズナブル。私は何
の問題も無いと思う。

技術系で珍しくメディア対応を厭わない常務執行役員が試乗会に出席しており電池の件を
聞いたら「市販したクルマに使われている部品のメーカーはすぐ解ると思います。私も
CATLを使っていることを隠す理由が理解出来ません」。広報に聞いたら「市販したクルマ
に秘密はないと思います」。誰が隠そうとしているのだろう。子供のようなウソやだまし
が通ると思ってる人がいるってこと?
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先日紹介した小プーチン側近なんだろうか。「電池メーカーを隠せ!」というツマラン
指示を出したのは誰なのか探ると面白いんじゃなかろうか。その輩達が今の日産の
ユーザー軽視を創り出しているんだと思う。すんごく良いクルマだけに、こういった意味
の無いことでイメージダウンするのはもったいない。電池メーカーをキチンと答え、納期
遅れも説明すればいいだけです。

 続く