これはエンドレスの人から聞いた話なんだけど…
RF-650のドライ沸点は320℃だがF1でベーパーロックさせた時でもフルードの温度はドライ沸点の半分程度の温度だとの事
もし仮にフルードが本当に沸騰したとしたら液体から気体に変わる時に体積が数十倍になるからリザーバータンクから噴き出す
じゃあ何故フルードにエアが噛むのかというと、鍋で水を沸かすところを想像して欲しい
鍋に水を入れてコンロに掛けて温度を上げていくと沸点の遥か手前の4、50℃でも鍋にびっしりと気泡が付くでしょ?
水の中に溶存してた空気が気泡となって現れた訳だけど、あれと同じ事がキャリパーの中で起こる

液体を空気中で扱う以上フルードの中にも空気は溶存してる
それがどういった時にどのような形で現れるかがフルードの性能を分ける
どのみち沸点には達しないので実は沸点にはあまり意味はないそうだ
但しあまり低い温度から気泡がドバッと出ないようにすると自ずと沸点も上がっていくものらしい