昨年6月発売のRAV4 PHV、今だ受注再開出来ず。パナソニック、あかんか?
2021年2月1日 [最新情報]

昨年6月の受注開始直後に電池の供給が間に合わないということでオーダーストップになってしまったRAV4 PHVながら、未だにそのまんまになってます。
関係者によればパナソニック、トヨタの販売目標台数を聞き「そんなに売れるものならいくらでも作ってやる(笑)」くらいの態度だったらしい。そんなに売れるモンなら売ってみろ、という態度だったそうな。

フタを開けてみたら良品の歩留まり悪く、カンペキな供給不足になってしまった。未だに受注再開出来ないことを考えると、てんでダメな状況なんだと思う。トバッチリを受けたのは兄弟関係の電池を使うホンダeとMX-30 EV。
日本で1000台というホンダeですら、バックオーダーを解消しきれていない。MX-30EVなんかさらに電池が厳しく今年の販売台数500台だという!

パナソニック、太陽光電池の生産からも撤退するという。中華パネルにコストで全く勝てないためだ。太陽光電池と言えば日本が先行していた技術。ホンダなんかも価格競争力を失い、とっくに撤退してしまった。
当時、ホンダの太陽光発電を買おうとして見積もりを取ってみたけれど、すでに競争相手より高くて断念せざるを得なかったほど。太陽光発電パネル生産、日本は厳しいかも。

2050年のカーボンフリーに向け太陽光発電パネルは需要急上昇すると思うが、日本勢はダメなんだろうか? よく「電気自動車用の電池を作るのにも二酸化炭素を出す」みたいなトンチンカン黄昏野郎もいるけれど、
太陽光発電で作った電力を使えば良い。こう書くと「太陽光発電パネルを作るにも二酸化炭素‥‥」。これまた太陽光発電で作った電力使えばよい。

自動車メーカー以外の大手企業、国際競争力が低すぎる。いや、自動車メーカーすら夢を失いつつあり、大企業病に掛かってしまっている。大手メディアも大企業病で、日曜日のTVを見ていたら
「日本の貿易相手は今やアメリカじゃなく東南アジア。アメリカのプライオリティは低い」と著名なコメンテーターが啓蒙しようとしていた。日本の収益構造解ってない?