9/26(土) 17:22配信

トヨタの新型車は全車標準に! アンチには受け皿を

2019年に登場したカローラシリーズはディスプレイオーディオを全車標準としたのだ。若返りを図っているカローラだが、依然としてオーナーの平均年齢は60歳代とかなりの高齢化が進んでいるだけに、かなり思い切った判断でもあった。

その後に登場した新型ヤリスやハリアーを筆頭に、既存モデルもディスプレイオーディオを装着できるようになるなど、全社一丸となって採用を推し進めているのだ。

本題はここからで、依然として車内でCDやDVDといった既存のコンテンツを楽しみたい! という声が数多くディーラーに届いたという。そこで、トヨタはオプションでCD/DVDプレイヤーを新たに追加。

これを聞くと普通じゃん! と思うだろうが、例えばホンダ アコードや来年登場予定の日産 アリアといったクルマはスマホ連携が基本で、現在も未来もCDプレイヤーを設定する予定はないという。

そう、トヨタはユーザーの意見をしっかり製品に落とし込んでいるというワケだ。
もちろんトヨタの場合、会社規模が大きいために柔軟な対応ができるという側面もあるが、他メーカーにも豊富な選択肢を用意してもらいたいと思う。