>>422
それでも、自動運転車と運転制限車を併存させる価値はあるはず。
列車などははじめから今まで一貫して万人が運転出来るものでなかったから、自動化されても大して騒ぎにならなかった。自動車は普及途上で大衆が運転出来るようになったから自動化は大騒ぎになる。退屈で非生産的な移動時間を、運転を通して自分が乗り物をコントロールして目的地に行くという能動性を与え退屈さを解決(注:当時はMT車の時代)した。
タチの悪いことに、大衆に能動性を与えた後に、ただでさえAT車の出現でクラッチ操作を取り上げられた大衆に、今度は全面的にシステムに従えと運転そのものを取り上げようとするので当然、抵抗は大きくなる。香港と同じで、束縛(受動性)を最終目的地にするなら、途中で自由(能動性)の味を覚える機会を与えてはいけなかった…。

この意味で車業界は取り返しのつかないことをしたので、大衆懐柔にはどうしても自家用車限定で運転制限車を併存させる必要があると思う。