高性能車買うなら今年! 遠からず「遅いガソリン車か元気いっぱいのECOカー」の二択になります
2020年1月6日 [最新情報] http://kunisawa.net/?p=42375

何度か取り上げてきた通り、今年から日本と欧州で燃費や騒音規制が厳しくなっていくため、
車重のあるSUV車やスポーツモデル、4ドア車であっても高性能車は出せなくなっていく。
いや、トヨタのように燃費良いクルマを数多く出しているメーカーなら企業平均燃費
(CAFEと呼ばれる)が良いため多少燃費悪いクルマでも出すことが可能(騒音規制は厳しい)。
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GR-4のようなクルマはトヨタ以外じゃ出せない

けれどスバルやマツダといった平均燃費の悪いメーカーはCAFEをクリアさせるのが精一杯。
とてもじゃないけれど燃費良くないクルマを出すことなど出来ません。
燃費良くないクルマ=楽しいクルマが多い。
ということでクルマ好きをワクワクさせるようなモデルは「出したくても出せない」ということになります。
もはやいかんともしがたいのか? そうでもなかったりする。

電気モノならいくらでもスポーティなクルマを作れるのだった。
好例が日産。リーフe+は素晴らしくスポーティである。足を固めてスポーツタイヤ履かせるだけ
で筑波で1分10秒台を出せてしまう。
86にこそ届かないまでも、ターボ無し2000cc級のスポーツハッチなら真正面から勝負出来ます。
それでいてCAFEには全く引っかからない−−ばかりかCEFEを向上させてくれます。
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やがてEVの方が速くなります

日産ARIYAのようなスポーティSUVだって作れる。まだ詳細不明ながら、速いしグイグイ
曲がってくれるというウワサ。もちろんPHVだってOKだ。RAV4のPHV、アメリカで公表されて
いる通り0〜96km/h加速で5秒。トヨタブランドで最も速いクルマになる。次期型MIRAIだって
スポーティルックの期待を裏切らないような走りを見せるらしい。

つまり楽しいクルマも技術をしっかり持っているメーカーなら作って行けると言うことです。
現時点では電気モノを「ツマらない」とか「官能的じゃ無い」と認めない人が多いかもしれない。
でも遠からず「つまらないガソリン車か元気よく走るECOカーか?」という二択になっていく。
現在テスラを買っている人達は、すでの前者に見切りを付けたワケ。
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買うなら年内に! 来年になると売り切れ必至か?

おっと! 三つ目の選択もありました! それは今のウチに楽しいガソリン車を買っておく、
というチョイスですね。WRX STIのファイナルエディションこそ買えなくなったが、
コンディションのよい中古車ならまだまだ買える。騒音規制のため来年いっぱいで絶版に
なりそうなGT-Rなんかも素晴らしいアイテムです。
当たり前のことながら登録すれば、規制が厳しくなっても乗れます。