新型フィット、意外なことに自動ブレーキはホンダじゃ初めてのモービルアイ製でした!
2019年11月2日 [最新情報] http://kunisawa.net/?p=41344

新型フィットと新型ヤリスはほぼ同じ時期に市販されるとアナウンスされた。
何度か書いてきている通りヤリスはヴィーナスフォートの通路に展示されており、柵から中に
入れません。方やフィットと言えば詳細なスペックこそ公開されていないものの、かなりの
台数が平おきされていて自由に見られる状態。ライバルメーカーと目される人もいろんな
場所をめくってチェックしてました。
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新たしいフィットの「へぇ〜!」はAピラー。正確に言えば最も前のAピラー、構造物じゃない。
車体の骨格となるピラーはBピラーです。ドライビングシートに座ってみると、Aピラーは魂消る
ほど細くフロントガラスを保持しているだけ! 前方視界の良さときたら今までのクルマにゃ
無かったレベル。衝突時はBピラーがキャビンをキッチリ守るようになっているそうな。
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いっそのことAピラー無くしちゃって、Bピラーから前を曲面ガラスにしたら一段とアバンギャルド
な感じになるかもしれません。メーターバイザーが無いのも新鮮。これまた前方視界の
スッキリ感につながっている。その他2本スポークのステアリングを採用するなど、
何となくフランス車っぽい。個人的には猫背のDピラー形状が少しばかり馴染めないけれど、
あえてこのカタチを選んだそうな。
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説明員に話を聞くと、CR-Vなどと同じ本格的な2モーターハイブリッドを採用しており、
まだ燃費や最高出力に代表されるスペックは言えないけれどアクアやノートeパワーを凌ぐという。
今までのフィットと同じくリアシートやラゲッジスペースは2クラス上のクルマと勝負出来そう。
広さより走りの質感を追求したというヤリスとどちらが売れるか大いに楽しみなってきました。
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また電動パーキングのシステムに問題出ていたベーシックグレードのリアドラムブレーキは、
出展車すべてがディスクブレーキになっていた。どうやらモーターショー直前に交換したようだ。
ベーシックグレードの値上げもないようだから、お客さんからすれば単純なスペックアップで嬉しい。
何と! 自動ブレーキは日産とマツダと同じモービルアイのシステムである! 
大いに期待していいです。