TVで「洪水時はパワーウインドウが使えない」を連呼するが「車両の水没直後なら稼働します!

■クルマが走れる水深は床下まで!

水没した時の対応をTVなどで伝えている。皆さんJAFなどのVTRを見て「水没したら車内に水が溜まってから
開ける」とか「窓ガラスを専用ハンマーで割って出る」と紹介してます。そして「パワーウインドウは使えない」。
なぜパワーウインドウが使えないと言うのだろう? 検証もせず、水に浸かったら電気系統が即座にアウトに
なると考えているらしい。

実際どうか? 洪水に遭遇し「クルマが浮いてしまった」とか「エンジン止まってしまった」という段階なら
確実にパワーウインドウが稼働する。池や海に落ちてしまい窓ガラスまで水没しているのに、ヘッドライトが
付いていたりワイパー動いているシーンをよく見る。電装品って水没直後なら生きてます。
そもそも浮く程度なら電装品は水に浸かっていない。

水没した時の正しい対応を確認しておく。水に浮いたり流されたりエンストしてしまった際「逃げだそう!」と
考えているなら、すぐパワーウインドウで窓ガラスを開けること。浮いた状態だとドアには水圧が掛かって
しまっており基本的に開かないけれど、窓ガラスなら簡単に開く。ヨーロッパ車など水没を感知したら
全ての窓ガラスが自動的に開くようになってるほど。