日本に於ける自動車関連諸税で最も厳しいのは有料道路料金です!(8日)
2018年10月9日 [日々是修行]
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自工会会長は「抜本的な税制改革が必要」と言っている。その通りだと思う。されど自分のお金でクルマ生活をしていると、
一番「酷いですね!」と感じるのは有料道路代だ。筑波サーキットまでの往復200km程度を走ると、有料道路代だけで4000円ほどかかってしまう。
さらに厳しいの、神奈川です。家から往復100kmの横浜へ行こうとしたら、高速代2600円!
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私の場合、高速料金だけで年間80万円前後掛かっているから強烈だ! 自工会の主張だと13年間所有するのに必要な税金は67万3千円。
ドイツだと23万8千円。高いイギリスだって28万5千円ながら、ドイツもイギリスも高速道路料金無料。フランスは高速道路有料ながら日本の半額。
そして所有に掛かる税金といえば、わずか4万8千円(所有の税金は全て自工会調べ)。

世界でダントツに高い高速道路料金こそ日本の大きな課題なのだった。こう書くと地方の方は「だったら高速道路使わなければいい」と思うだろう。
実際、地方の方って有料道路使わない。でも東京や神奈川で有料道路使わず移動しようとしたら、到着までの時間が3〜5倍になる。
私の家から片道50km圏内の横浜や幕張すら下道で行くなんて考えたことも無いです。

そもそも都市部は駐車場が高いなど(これまた土地の価格に比例するため23区内だと年額20万円を超える)、自動車所有するにあたり厳しい。
もっと言えば、年間20万円の駐車場代と、20万円の高速道路料金払っている都市部の自動車ユーザーはそれだけで13年間に260万円。
所有する税金より深刻だったりする。都市部で自動車所有が減少する根源的な原因になってると思う。

都市部はクルマが集中している上、平均走行距離だって少ない。重量税も自動車税も払いすぎかと。自動車に掛かる諸税のシステムを
抜本的に見直した方がいいのかもしれない。例えば自動車税と重量税は、車検時にチェックされる走行距離によって税額を決めた方が理にかなっている。