稀代の経営者、豊田 章男と孫 正義が、困難な課題も打ち破る!?

といった具合で、ハードルはおそらく山ほどあるに違いない。通常の提携なら前に進むことが難しいことだろう。

けれど個人的には相当期待している。なぜか?

豊田 章男と孫 正義という稀代の経営者が手を握ったからに他ならない。

もっと言えば、この2人で現在我が国が抱えている課題を突破出来なければ、日本の先は暗い。

次世代のクルマづくりは”オールニッポン”で取り組む!

トヨタ“e-Palette Concept”トヨタ“e-Palette Concept”
少し具体的に書く。

トヨタは2020年のオリンピックに合わせモビリティサービス専用EV“e-Palette”という自動運転車を実現させようとしている。

当初、独自で全て手がけようとしていたが、やはり餅は餅屋だと考えたようだ。自動車産業で言えば、タイヤはタイヤ業界に頼んだ方が
自社開発よりずっと奥行きのあって優れた製品が低コストで作れる。

実際、自動運転やAI、コネクテッドに代表される次世代のクルマを開発するにあたり、IT企業のパワーやノウハウは必要だと思う。
章男社長の言葉を借りれば「オール日本で取り組む」ということ。協業が進捗しなければ、豊田 章男と孫 正義から叱責されるのだから現場も頑張るしか無い!

どんなアウトプットが出てくるのか、今から楽しみだ。

[Text:国沢 光宏/Photo:オートックワン編集部・トヨタ自動車]