いっぽうソフトバンクといえば

1.ユーザーから直接お金取らない業種もあるのに利益を上げられる

2.たまにアプリがフリーズするくらいなら随時アップデートしていけばよいレベルの信頼性

3.付き合いのあるソフトバンクの部門(私の場合Yahoo!です)を見ると原理主義。速度違反であれば、現実がどうあれ1km/h違反なら絶対に許せない

…といった具合。

極めて高い信頼性を20年に渡り維持することなどIT業界で実現できるのか!?

考えて欲しい。

クルマのメインスイッチを入れると、ハイブリッド車は複雑なシステムを立ち上げるけれど、フリーズすることなど許されない。
社外品であるカーナビゲーションシステムすら、トラブルが出ることなど皆無に近いほど。過酷な環境で使われるのに、20年程度の耐久性が要求される。

ということから、自動車業界は今までIT産業に対し少し懐疑的だった。実際、協業が始まると現場のスタッフは相当苦労することだろう。

今回発表された協業内容を見ると、とりあえず自動車の自動運転に代表されるIT分野になるようだ。トヨタからすると、絶対安全性は譲れない。
「売ってから完成度を高めていこう」というIT産業の常識からすれば「そんなことしていたらいつになっても発売出来ない」等々。