自動車のことが大好きであらゆることを知りたくなり調べつくすような人生を送ってきた人が、最後の最後に文化だの政治だのを語るのはまだ読む価値もあると思うんだが。
なんかひとつでも極めたか、この人?
自動車というものに関わるなかで、じゃあこれを法律はどう位置づけているんだろう、普段の生活のなかにどう組み込まれているんだろう、技術の発展との関係、国内海外の産業構造はどうなっているのか、などなど。
そこから知見をどんどん広げていった果てに、そういうことを語るだけの資格も読む価値も生まれると思う。