我が国の国鳥を御存知か?(3日)
2018年10月4日 [日々是修行]
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釧路湿原で鶴を見た。鶴と言えば渡り鳥だと思っている人も多いようだけれど、留鳥も多い。今日だけで30羽くらい見ましたから。
それにしても鶴って気品あって美しいと思う。飛ぶ姿など優雅で別格だ。同じような大きさの白鳥など相手にならない。
鳴き声からして白鳥は「ぐわぐわ」とアヒルみたい。鶴ときたら「クォー!」です。
さすが鶴の一声 ttps://www.youtube.com/watch?v=IANFGqOuet0 と言われるだけある。
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バードウォッチングに興味ない私ですら、鶴だけは見ていて飽きない。目の前を飛んでいく姿など感激するほど美しいのだった。
ちなみに我が国の国鳥を御存知か? JALが鶴丸マークだったため、鶴と思っている人は多いと思う。また、国を挙げて大切にしている朱鷺を
国鳥だと考える人もいるようだ。答えは意外や意外! 日本にしか生息していない雉なのだった。

北海道へ行く度に考えるのがアイヌの人たちの文化だ。御存知の通り北海道の難読地名の多くはアイヌの地名に漢字を当てたもの。
北海道にゃ普通にある。それだけ明治時代までアイヌの人たちがたくさん住んでいたということだと思う。けれど今や純粋なアイヌの人は居ないそうな。
言葉をしゃべれる人も”ほぼ”居なくなった。私が初めて北海道行った45年前は健在でした。

何度か書いてきた通りアイヌの人たちは文字を持っていない。したがって先祖から話を聞き、文化を保ってきた。私がオートバイ誌で40年前に北海道取材した時、
アイヌの人にいろんな話を聞いた。当時一番「素晴らしいですいね!」と思ったのは、自然に対し敬意を表す『ユーカラ』のライフスタイルだ。
大陸から稲作を持ち込んだ人の文化は、自然をねじ伏せようとする。