新型センチュリーのリアシートに座ってみました〜(4日)
2018年7月5日 [日々是修行]
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馬来田の遊歩にラーメン食べに行ったら近所にまだナンバー付いていない新型センチュリーがあったのでリアシートに座らせて貰いました〜。
「どうよ?」と聞かれたら、何の前置きも説明もウンチクもなく「いいね!」。2000万円級のクルマのハンドル握ったり
アクセル全開走りをする機会など普通にあるものの、新型センチュリーって少しばかり漂っている空気が違う。
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一番近いのはロールスロイスのファントムですね。新しいクルマながら、不思議にクラシックなのだ。シートはふかふかのモケット。
なんで革じゃないのか、と思う人もいるだろうけれど、こらセンチュリーの哲学かと。始祖は馬車。ムカシ、運転手に相当する御者は
ムチを振るうため、オープンだった。ビニールが無かった当時、雨に最も強い素材は革です。よって御者のシート革。

主人はキャビンの中に座り、当時最も高価な素材だったモケットのシートである。そんなことから、ムカシの高級車の文法だとモケットが上等です。
といったウンチクをよ〜く聞く。されど今やファントムだって革シート。このあたり、高級車の本場は伝統じゃなく
「その時に最も高価な素材」を重視するのだった。私ならそんなウンチク関係無く、気持ち良ければ良い。
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何より居住スペースはレクサスLSより圧倒的に広く、しかもリアシートの着座位置が高い。ファントムほどじゃありませんけど。
私がリアシートに座れるほどのお大尽なら、瞬時も迷うこと無く、というか最初から検討することも無く新型センチュリーを選ぶ。
ベンツSやBMW7も自分で運転するなら良いチョイスだろうが、リアシートに乗るなら新型センチュリーに勝てない。
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