任意保険に入っていない可能性のある車について

見た目ですぐ分かる車種

1 パトカー、消防車、救急車などの自治体所有の車
   損保会社公務部と一括契約している自治体もあれば、加入せず個別対応している自治体がある。
   もちろん、下の3〜7と違い、事故対応はまともに行うし、
   こちらが被害側になったら国家賠償法に基づいて裁判もできるので問題ない。

2 自衛隊車両
  防衛省管轄のナンバーを付けている。1とほぼ同じ対応で安心して良い。

3 清掃車など
  自治体所有者を職員や外部業者が運転している場合や貸与している場合、
  車両は会社所有だが市町村の委託を受けて業務をしている場合は、
  使用責任が自治体にあるのでまだいいが、そうでない車もある。かなり厄介。

4 外国公館の車
  そもそも大使館関係者は国際条約により現地国の法に従う義務は負わない。ただし尊重する必要はある。
  また、外務省発行の外交ナンバー取得の条件に「自賠責保険加入」があるので、最低でも自賠責保険には
  入っているはず。でもそれ以上の補償は期待できない。概して運転も乱暴なので腹は立つが関わらないに限る。

5 米軍、軍属の車
  Yナンバー、「よ」ナンバー、「AB」ナンバーなどで判別できる。これらは車検も自賠責も切れている可能性大。
  万が一事故を起こした場合、任務中は米軍憲兵が実況見分に立ち会い事故処理されるが、民事賠償は別問題。
  地位協定により最悪日本政府が肩代わり、とされているが、私用中だとさらに期待できない。
  これまたマナー最悪な運転だが、やはり関わらないに限る。