御大君は黄昏諸氏に遊んで欲しくて仕方ない暇人なのだ。
わざと字の選択を変えて、黄昏諸氏が指摘するのを待っている。
「黄昏ざまー。オレが指摘させてやったとも知らず。
やっぱ、オレカッケー」
と悦に入ることが、彼の無上の喜びである。
黄昏諸氏と御大の交換日記を読み、必死にネタを探し、文を練る御大君。もっと他に熱意を注げば、あるいはジドーシャヒョンカ程度には、なれたかも知れない。
御大の心には、彼の文はどう映るのであろうか。