電流は電圧差が大きければ大きいほど大きく流れる。
放電した、電圧が下がった電池を充電しようとする時、
当にその最初に大きな電流が流れる訳で、
充電が終盤になって、電池の電圧が高くなったときは、
初期の電圧では電流が流れなくなっているので、
もし仮に終盤に電流を流すのであれだ、
高まった電池の電圧を超えるように、
高い電圧にして、微量な電流を流す様にする訳だよ。
セルスターのブーストモード場合、
初期に大電圧をかけちゃう訳で初期にクソほど電流が流れちゃう訳。
劣化した充電池の場合、初期に大きな電力をかけないと、
電圧が高まらないケースがあるので、
そういう場合にはブーストモードは機能するが、
それは、終盤に電圧をかけないと電流が流れないケースとは違うわけ。
ブーストモードでも容量が回復しない充電池があるから、
それを無理やりブーストモードなんかで充電しちゃうと、
水素も硫化水素ガスも発生しちゃって、逆に
電池の劣化が進む事になる。
長期にパルスをかけてサルフェーションを除去しなきゃいけないケースでは、
発生した水素が極板周辺に留まる様な電圧電流を探って、
充電しなければいけない。
メンテナンスモードとかいわれるステージがコレに当たる様だ。
このとき、パルスのリギングのかかる時間が長いパルサーが、
効果的にサルフェーションを除去してくれるので、
ピーク電圧の大小ではなく、波形を重視してパルサーをえらばなければいけない。